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  <title type="text">まあまあ明るいところ</title>
  <subtitle type="html">当ブログの記事・小説の著作権は、筆者・作者である焼旅シンにあります。無断転載・無断使用を禁じます。</subtitle>
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  <updated>2025-03-13T13:05:44+09:00</updated>
  <author><name>焼旅シン　※他にもあり</name></author>
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    <published>2026-06-27T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-06-27T07:00:00+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>自作の物語文など　7</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「涼子」　第1話（2026年5月15日執筆）<br />
<br />
ある夜。<br />
バイト帰りの涼子（りょうこ）の目の前に、UFOが着陸した。<br />
中からグレイのような宇宙人が降りてきた。<br />
気づくと、涼子は狭い部屋で、ベッドに横たわっていた。<br />
涼子「え？　あたし&hellip;&hellip;どうしちゃったの？　ここって、もしかして、UFOの中？」<br />
宇宙人が入ってきた。<br />
宇宙人「ココハワレワレノホシデス」<br />
涼子「ええっ！？　あたし、別の星に来ちゃったんですか！？」<br />
宇宙人「ハイ。デモ、モウヨウハスミマシタ。アナタニハカエッテイタダキマス」<br />
涼子「今、何時ですか？」<br />
宇宙人「ナンジトイウカ&hellip;&hellip;アナタニデアッテカライッシュウカンガタッテイマス」<br />
涼子「1週間も経ってるんですか！？　冗談じゃないですよ！　みんなが心配するじゃないですか！」<br />
宇宙人「スミマセン」<br />
涼子「すみませんでは済みませんよ！」<br />
宇宙人「アハハ」<br />
涼子「ダジャレじゃないです！　と言うか、すぐに帰れるんですか！？　何日もかかるんですか！？」<br />
宇宙人「アンシンシテクダサイ。ワープコウホウヲツカウノデ、イドウハイッシュンデス」<br />
涼子「&hellip;&hellip;あと、あたしに何をしたんですか？　何かしたんですよね？」<br />
宇宙人「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
涼子「何をしたんですか？」<br />
宇宙人「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「涼子」　第2話（2026年5月16日執筆）<br />
<br />
涼子「教えてください。あたしに何をしたんですか？」<br />
宇宙人「イッテイインデスカ？」<br />
涼子「お願いします」<br />
宇宙人「&hellip;&hellip;シンジツヲハナシマス。アナタハ、ジツハコピーデス。クローンノヨウナモノデス。ホンモノハ、ジンタイジッケンチュウノジコデシニマシタ。シカタナク、ジッケンノイッカントシテツクッタコピーノホウヲ、チキュウニカエスコトニシマシタ」<br />
涼子「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
宇宙人「コレデヨロシイデスカ？」<br />
涼子「&hellip;&hellip;い、いやああああああああああああああああああああっ！！」<br />
宇宙人「ドウシマシタ？」<br />
涼子「いやああああああああああああああああああああっ！！」<br />
涼子は気を失った。<br />
そして目が覚めると、まだ同じベッドの上だった。<br />
宇宙人「キガツキマシタカ？」<br />
涼子「&hellip;&hellip;もう、帰りたくない。というか、あたしはただのコピーだから、そもそも地球人ですらない。それどころか、作り物。ニセモノ。ニセの感情。ニセの記憶。あたしに生きてる価値なんかない。気分が悪い。吐き気がする。1秒たりとも、存在していたくない。早く処分してください」<br />
宇宙人「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「涼子」　第3話（2026年5月16日執筆）<br />
<br />
宇宙人「実は、カタコトじゃなく、もっと普通に喋れます。あと、さっきの『シンジツ』は、ウソですよ」<br />
涼子「へ？」<br />
宇宙人「あと、ここはさっきのUFOの中です。時間もほとんど経っていません。すみません」<br />
涼子「えっと&hellip;&hellip;？」<br />
宇宙人「全部、宇宙人が地球人のあなたに仕掛けたドッキリです」<br />
涼子「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
涼子は宇宙人に案内され、UFOから降ろされた。<br />
宇宙人「あー、面白かった！」<br />
涼子「くっ&hellip;&hellip;！！　ゆ、ゆ、ゆ、許せません！」<br />
宇宙人「あれあれ？　怒っちゃっていいんですか？　我々は地球を征服できる力を持ってますよ？　何億光年も先から来たんですよ？　それだけの科学技術があるんですよ？」<br />
涼子「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
宇宙人「さようなら！　&hellip;&hellip;さてと。次はアメリカあたりでドッキリをしようかなー」<br />
涼子「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
UFOはゆっくりと浮かび上がり、数十メートルの高さでいったん停まると、一瞬にして消えるかのように、飛び去った。<br />
涼子「&hellip;&hellip;うがああああああああああああああああああああ！！　何億光年も先から来て、やることがそれかああああああああああああああああああああ！！」<br />
涼子は夜道で、絶叫し続けた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「涼子」　第4話（2026年5月16日執筆）<br />
<br />
休日。<br />
パソコンを操作する涼子は何気なく、ブラウザで翻訳をしながら、アメリカのインターネット掲示板を見ている。<br />
すると、ある1人の男性が、「グレイみたいな宇宙人にドッキリを仕掛けられた。自分はコピーで、本物は死んだとか言われた」と語っていた。彼が語るUFOの中の様子などは、涼子が見たものとまったく同じだった。男性は、他の利用者から「ウソつき」「荒らし」と、激しく非難されていた。<br />
涼子は複雑な気分になった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第7話（2026年6月13日ごろ執筆）<br />
<br />
これはパラレルワールドの、芸能界を引退しなかった若奈の話。<br />
将一は、生放送中にも若奈を非難した。<br />
すると将一のSNSアカウントは炎上し、外を歩けば罵倒され、ときには石を投げられるようになった。<br />
将一はSNSで謝罪した。<br />
炎上や嫌がらせは収まった。<br />
その後、若奈とは2年以上、ラジオで共演し、若奈からも信頼されるようになった。<br />
ある日。<br />
若奈「先生。相談が&hellip;&hellip;」<br />
将一「何かな。何でも相談しなさい」<br />
若奈「プロデューサーから、『いっしょに遊んでくれたら、優先的に仕事を与える』って言われたんですけど、どうすれば&hellip;&hellip;」<br />
将一は若奈を守るべく動いたが、芸能界の権力者たちによって干された。<br />
若奈も強制的に卒業させられた。<br />
若奈「世の中って理不尽ですね」<br />
将一「そう&hellip;&hellip;だな&hellip;&hellip;」<br />
若奈は芸能界に残ったが、仕事は激減した。<br />
将一はしばらくは若奈に詳細を告げずに、芸能界を変えようと動いていたようだった。<br />
ある日。<br />
自宅でテレビを見ている若奈。<br />
ニュースキャスター「評論家の田倉将一さんが亡くなりました。自殺と見られています」<br />
若奈は嘔吐し、失神した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第8話（2026年6月13日ごろ執筆）<br />
<br />
若奈はしばらく休養したあと、復帰した。<br />
ある日。<br />
忠文「若奈ちゃんはいい声してるよね。声優やってみない？」<br />
若奈「えっ&hellip;&hellip;」<br />
こうして若奈は声優活動を始め、多くのアニメに出演し始めた。<br />
しかしSNSでは、「ゴリ押し」と非難された。<br />
若奈「あたし、ちゃんと声優学校に通ったわけでもない。あたしのことを気に入った忠文さんに優遇されてるだけだ。ゴリ押しと言われても、言い返せない。声優を辞めるべきなのかな？　田倉将一先生なら、辞めちまえって言うかな？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第9話（2026年6月13日ごろ執筆）<br />
<br />
梢「若奈ちゃん。あたしがプロデュースしている、『ヴィジブルライトガールズ』に入らない？　声優もアイドルもやるのは大変かもしれないけど」<br />
若奈は考えた。そして、決意した。<br />
若奈「あたし、やります。よろしくお願いします。でも、オーディションも受けずに入って大丈夫なんでしょうか？　またバッシングを受けないかな&hellip;&hellip;」<br />
梢「あたしが守る。いっしょに頑張ろう？」<br />
若奈「は、はい！」<br />
しかし、悲劇が起きた。<br />
まず、梢が熱中症で倒れ、搬送先の病院で死亡した。<br />
さらに、忠文が自動車事故に巻き込まれ、死亡した。<br />
若奈の自宅。<br />
若奈「こ、こ、これって陰謀なんじゃ&hellip;&hellip;！？　だ、だって、田倉先生も、忠文さんも、梢さんも&hellip;&hellip;あたしを助けた人ばかりが&hellip;&hellip;！　たとえ陰謀じゃなくても、あたしを助けたら亡くなってることに変わりはない&hellip;&hellip;！　何なの！？　陰謀なの！？　それともあたしは不幸を招く女なの！？　ああ！　あああああ！　ああああああああああああああああああああ！！　ああああああああああああああああああああ！！」<br />
若奈は部屋で頭をかきむしり、声が枯れるまで、絶叫し続けた。<br />
若奈「ああああああああああああああああああああ！！　ああああああああああああああああああああ！！　&hellip;&hellip;ゲホゲホゴホッ！！　&hellip;&hellip;息苦しい！　なんで！？　そうか！　きっとどこかで毒を盛られたんだ！　やっぱり陰謀なんだ！　あたしも死ぬんだ！　嫌だよおおおおおおおおおお！！　死にたくないよおおおおおおおおおお！！　死ぬの嫌ああああああああああ！！」<br />
若奈は、これ以降、心を病んでいった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「一雄」　第1話（2026年6月14日執筆）<br />
<br />
文化祭の片づけ中。<br />
成実（なるみ）「何、これ？」<br />
一雄（かずお）「これは段ボール箱を組み合わせて作った、アイアンメイデンだよ。拷問道具の模型さ。実物大だよ」<br />
成実「あー、本で見たことある&hellip;&hellip;。怖いよね&hellip;&hellip;」<br />
一雄「開けてみるね。ほら、中も作ってあるんだよ。画用紙で作ったトゲがたくさんあるだろ」<br />
成実「わー、ホントだ。内側は、円錐形に丸めた画用紙がいっぱい&hellip;&hellip;」<br />
一雄「あっ、そうだ。これ、もう壊して捨てちゃう予定だから、最後に君が入ってみてよ。入ったら、閉めるね」<br />
成実「ええっ！？　円錐の先端が顔や全身に刺さって、痛いでしょ！？」<br />
一雄「画用紙だから大丈夫だよ。さあ、入って」<br />
成実「うーん&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;分かったよ」<br />
成実は中に入り、一雄はゆっくりと閉めていった。<br />
一雄「もし目に当たったら、言ってね」<br />
成実「イタタタタタ！」<br />
一雄「完全に閉めるよー」<br />
成実「痛い！　痛い！」<br />
一雄「アハハハハハ！」<br />
パタン。<br />
一雄「完全に閉めた！」<br />
成実「いっぎいいいいい&hellip;&hellip;！」<br />
一雄「中はどう？」<br />
成実「&hellip;&hellip;ケガするレベルじゃないけど、痛い！」<br />
一雄「アハハハハハ！」<br />
成実「そろそろ出してよ」<br />
しかし一雄は模型を両側から押さえつけ、成実を出そうとしない。<br />
一雄「おかしくない？　なぜ処刑されてる側が、執行人に対して『出してよ』なんていう口を利けるの？」<br />
成実「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
数分後。<br />
成実「出してよ！　もうっ！」<br />
成実は中で暴れた。一雄はふざけて、いきなりサッと飛びのいた。<br />
すると模型は成実を入れたまま、後ろにバターンと倒れてしまった。後ろ側にはゴミや段ボール箱がまとめられていたため、成実は後頭部を強く打つことはなかったものの&hellip;&hellip;。<br />
成実「いっぎゃああああああああああ！！　中でトゲが！！　トゲがあああああ！！」<br />
一雄「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
今、この教室には、たまたま一雄と成実しかいない。一雄はどうすべきだろうか？<br />
1.逃げる<br />
2.人を呼びに行く<br />
3.模型を開け、成実を助け起こす<br />
4.成実が入ったままの模型を蹴る<br />
5.「大丈夫？」と訊く<br />
6.「アハハハハハ！」と笑う<br />
7.写真を撮る<br />
8.そのまま観察する<br />
9.「イリュージョン！」と言いながら、成実が入ったままの模型にボールペンを刺す<br />
10.「画用紙だから大丈夫」と自分に言い聞かせる<br />
11.アイアンメイデンの周りを、踊りながらグルグル回る<br />
12.「何やってんだ！　バカ！」と激怒する<br />
13.一句詠む<br />
14.ガタガタと震え続ける<br />
15.誠実な気持ちで、「マグネトロン的な津軽三味線は、デリンジャー現象からのクイニーアマンだ。したがって、俺のブロモチモールブルーがスナドリネコであって、トロッケンベーレンアウスレーゼ風の百万塔陀羅尼なのである」と言う<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「一雄」　第2話（2026年6月14日執筆）<br />
<br />
一雄は成実を助け起こし、大きな声で人を呼んだ。するとたまたま、養護教諭の静子（しずこ）が通りかかった。<br />
静子「一雄君は片づけをしてなさい。わたしが彼女を保健室に連れて行くから」<br />
成実は、静子に連れられ、保健室へ移動した。<br />
10分後。<br />
一雄のいる教室に、静子だけが戻ってきた。<br />
静子「彼女は今、ちょっと休憩してるけど、大丈夫。出血なし。どこもケガしてない。今はどこも痛くないみたい」<br />
一雄「よかった！」<br />
静子「あと、あなたは別に悪くないから」<br />
一雄「え？　でも&hellip;&hellip;」<br />
静子「ん？　悪くないでしょ？　ただ、文化祭のために模型を作っただけなんだから。彼女、言ってたよ。彼女がふざけて、自ら中に入って遊んでたら、倒れちゃったって」<br />
一雄「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
小春「保健室の先生、いませんかー？」<br />
廊下から声が聞こえる。<br />
静子「ごめん。行ってくるね。じゃ、後片づけ、頑張ってね」<br />
一雄「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」 <br />
一雄は何を言うべきだろうか？<br />
1.一雄「なかったことにしてくれるなら、今後もああいうイタズラをしていいってことか&hellip;&hellip;？」<br />
2.一雄「ま、ケガしてないんだったら、いいか！　アハハ！　ただの画用紙のトゲだもんな！　アハハ！」<br />
3.一雄「成実に謝りに行こう」<br />
4.一雄「まったく。成実め。勝手に倒れて、ギャーギャー騒ぎやがって&hellip;&hellip;」<br />
5.一雄「俺は成実にもう関わらないほうがいいだろう」<br />
6.一雄「あとで鉛筆か何かで、成実に俺の全身を刺してもらおう。かなり痛いだろうが、それが罰になる&hellip;&hellip;」<br />
7.一雄「あー、面白かった！」<br />
8.一雄「成実、なんて優しいんだ。完全にホレた。告白しよう」<br />
9.一雄「あーあ。最悪の文化祭だよ。ついてねえな！」<br />
10.一雄「バイト代たまったから、成実に今度、ケーキでもおごろう」<br />
11.一雄「こんなことになったのは、教育基本法が悪いんだ！」<br />
12.一雄「ケガがなかったなんて&hellip;&hellip;あー、いいやん！　めでたい！　アーイイヤンメデタイ！　アーイイアンメイデタイン！　アーイアンメイデタン！　アーイアンメイデン！　アイアンメイデン！」<br />
13.一雄「でもよく考えたら、全身に穴が開いたほうが、代謝がよくなったかもしれないのに&hellip;&hellip;」<br />
14.一雄「よかった。成実が死んだら、もう宿題見せてもらえないもんな」<br />
15.一雄「マグネトロン的な津軽三味線は、デリンジャー現象からのクイニーアマンだ。したがって、俺のブロモチモールブルーがスナドリネコであって、トロッケンベーレンアウスレーゼ風の百万塔陀羅尼なのである」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「忠文」　第3話（2026年6月14日執筆）<br />
<br />
将一は、忠文の驚異的な理解力にドギマギさせられたあと、慌ててブラックホール情報喪失問題についてまくし立て、忠文には喋る隙を与えず、立ち去った。<br />
忠文「面白いことを聞いたなあ。星は燃料切れで輝くのをやめたら、力のバランスが崩れて、つまり重さのほうが勝って、つぶれちゃうのか。ある程度重いと小さくて熱い星になって、もっと重いとブラックホールっていう、引力が強すぎて何でも吸い込む穴になるんだな。で、この世界の粒子の並び方ってのは、情報としては残ると考えられているらしい。で、ブラックホールってのは、少しずつ少しずつ、まるで水みたいに蒸発して、最終的にはなくなるらしい。ところが、その蒸発を考えた場合、前にブラックホールに吸い込まれたものの粒子の並び方が、そこには全然見えないらしい。つまり粒子の並び方は、まるでブラックホールによって全部壊されてしまうかのように思える、と。このことが、情報が残るっていう大前提に反するってことで、問題になっているようだ。で、いろんな解決法が考えられてるらしいけど、その1つに、情報はブラックホールの表面に存在するっていう説があるみたいだ。これは結局、人間みたいな立体的な存在が、平面的な場所に閉じ込められてるようなものか。まるでホログラムだな。&hellip;&hellip;なるほど。これが、さっき先生が言ってたホログラフィー原理だというわけか」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「菅原孝標女」（2026年6月14日ごろ執筆）<br />
<br />
1.『土佐日記』『紫式部日記』が令和時代の書店に並んでいるのを見たら、紀貫之や紫式部は驚き、微笑むかもしれないが、菅原孝標女が『更級日記』が並んでいるのを見たら、恥ずかしがるだろうか？<br />
2.鳥山石燕がミャクミャクを見たら、どう反応するだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
◆「宇宙人」（2026年6月18日執筆）<br />
<br />
宇宙人「どうも。カルダシェフスケールのタイプ3をはるかに超えた、宇宙全体のエネルギーを利用できる宇宙人です」<br />
地球人「何をしに地球へ？」<br />
宇宙人「ピンポンダッシュ。ヒザカックン。あと、地球人の背中に『バカ』って書いた紙を貼りまくってます。ククク&hellip;&hellip;」<br />
地球人「はぁー&hellip;&hellip;」（大きな溜め息）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「とこしえガールズ＆たまゆらガールズ」（2026年6月18日執筆）<br />
<br />
歴史上の人物たちがよみがえり、現代社会に適応したあと、以下の2つのアイドルグループが誕生した。メンバーの14人には、早死にした人も長生きした人もいるが、全員若い姿でよみがえっている。<br />
<br />
アイドルグループ「とこしえガールズ」<br />
メンバー：卑弥呼（リーダー）、額田王、小野小町（センター）、静御前、天璋院篤姫、中野竹子、金子みすゞ<br />
事務所社長：徳川家康<br />
総合プロデューサー：坂本龍馬<br />
音楽プロデューサー：近松門左衛門<br />
冠番組ディレクター：十返舎一九<br />
マネージャー：県犬養三千代<br />
広報：小野妹子<br />
ファンクラブ運営：大隈重信<br />
<br />
アイドルグループ「たまゆらガールズ」<br />
メンバー：藤原薬子、和泉式部、北条政子、日野富子、淀殿（リーダー）、八百屋お七（センター）、御船千鶴子<br />
事務所社長：足利義教<br />
総合プロデューサー：蘇我入鹿<br />
音楽プロデューサー：田沼意次<br />
冠番組ディレクター：平将門<br />
マネージャー：弓削道鏡<br />
広報：明智光秀<br />
ファンクラブ運営：松永久秀<br />
<br />
どっちのほうが、上手くいくだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「県民性」（2026年6月18日執筆）<br />
<br />
名古屋人「お前、なんで大阪人なのに、物静かなの？」<br />
大阪人「え？　うーん&hellip;&hellip;。せやけど、君も、名古屋人やのに、運転マナーがええやん。なんで？」<br />
名古屋人「それは&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;そう言えば、君は埼玉人なのに、郷土愛があるらしいね」<br />
埼玉人「あるよ。埼玉大好きだよ」<br />
名古屋人「おかしいよね、それ。埼玉人は郷土愛がないはずなのに」<br />
埼玉人「そんなこと言われても&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;それよりさ、君は青森だったよね？」<br />
青森人「うん！　そう！　俺、青森だよ！」<br />
埼玉人「なぜ明るいの？　青森人はメチャクチャ暗いはずだよ」<br />
青森人「&hellip;&hellip;えーと&hellip;&hellip;俺は青森人だから、長生きできないんだ。早死にするんだ。だから、せめて明るく過ごしてるのさ」<br />
その後。<br />
名古屋人「これからは、乱暴な運転するよ」<br />
大阪人「これからは、やかましくするわ」<br />
埼玉人「これからは、埼玉を嫌いになれるよう、努力するよ」<br />
青森人「これからは、暗く生きるよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「スポーツか？」（2026年6月18日執筆）<br />
<br />
以下はスポーツだろうか？<br />
バレエ、滝行、アマチュア無線、早押しクイズ、ラジオ体操、オセロ、スゴロク、あっち向いてホイ、オタ芸、大食い、華道、茶道、宇宙遊泳、瞑想、コスプレ、手品。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「納豆」（2026年6月19日）<br />
<br />
関孝和「日本の健康食をどうぞ。納豆です」<br />
ピタゴラス「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「科学の疑問」（2026年6月19日ごろ執筆）<br />
<br />
1.タイムトラベラーがアインシュタインに、ホーキングの業績である特異点定理とブラックホール量子論について語った。アインシュタインは、やはり反論せずにはいられないだろうか？　しかし、熟考ののち、素晴らしい理論だと認めるだろうか？<br />
2.超弦理論や膜宇宙論は、一見、検証不可能に思える。しかし、ブラックホールの影（ブラックホールシャドウ）は撮影された。神の粒子（ヒッグス粒子）も見つかった。超弦理論や膜宇宙論も、遠い未来には検証可能なのではないかと思っている。これは愚かな考えだろうか？<br />
3.バナール型、トーラス型、シリンダー型のスペースコロニーが建設され、人類は移住することとなった。どれに移住するかは、個人が選択できる。どれが一番、人気が出るだろうか？　カッコイイから、トーラス型を選択したいところだが、あまり賢明ではないだろうか？<br />
4.「虫なんてこの世から消えてほしい」というような考えの人もいるだろうが、もし本当に消えたら、食物連鎖の崩壊などによって、とんでもないことになるだろう。人類が困るまでに、どれくらいの時間がかかるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ティッシュペーパーの箱」（2026年6月22日）<br />
<br />
両足をそれぞれ無理矢理、2つのティッシュペーパーの箱に上から突っ込んで、その状態で数人が競走する競技は、盛り上がるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夫婦の姓」（2026年6月23日執筆）<br />
<br />
1.夫婦の姓は珍しいほうを選択しなければならない制度ができたら、どうなるだろうか？<br />
2.新潟県民は何割くらいが、「潟」を書けるだろうか？<br />
3.賽銭箱に預金通帳を投げ入れたら、どうなるだろうか？<br />
4.イボイノシシも、イボ痔になることはあるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「康昭」（2026年6月23日執筆）<br />
<br />
康昭（やすあき）が痛車の前で、オーナーの茂男（しげお）に対して、「いいですか？」と、デジタルカメラを見せた。<br />
茂男「あ、どうぞ」<br />
康昭はデジタルカメラで痛車を殴った。<br />
茂男は、「器物損壊だ！」と、怒った。<br />
康昭「カメラで殴ってよいと解釈したんですよ」<br />
茂男「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
康昭「カメラを見せた際に、カメラを軽く振りました。それはカメラで車を殴ることを意味しています。そのくらいのことは、常識で判断してほしいです。これで器物損壊だなんて、そんなバカなことがまかり通っていいわけがないでしょう。本当にいい加減にしてほしいです。人の気持ちを考えてください」<br />
茂男「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
康昭は茂男にカメラを投げつけた。<br />
茂男「痛い！」<br />
康昭「痛車のオーナーなのだから、そのセリフを言うべきですよね。今の行為は、そのためのキッカケを与えたということです。あなたがなかなか発言しないものだから、困惑しましたよ。これ以上、僕を困らせないでください。本当にお願いします。本当に怖いんです」<br />
茂男「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
その後。<br />
康昭は茂男を訴えた。茂男は、カメラを殴る意思を理解できずに康昭に精神的苦痛を与えたこと、そして「痛い」となかなか発言しなかったことが悪質と見なされた。茂男は、侮辱罪（康昭の意思への勘違い）および債務不履行（「痛い」を言うのが遅い）により、懲役95年の実刑判決を言い渡された。<br />
茂男「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」 <br />
<br />
<br />
<br />
◆「ゾウの足」（2026年6月27日執筆）<br />
<br />
1.チェルノブイリ原発のゾウの足から1メートルの場所に瞬間移動してしまったら、どうすべきだろうか？<br />
2.弥勒菩薩が人々を救済しに来ると言われている56億7000万年後には、地球が赤色巨星化した太陽に飲み込まれている可能性があるので、人々はスペースコロニーに住んでいるだろうか？<br />
3.十津川村の人たちは、もともと標準語に近い言葉で話すらしいが、令和の今は関西弁が影響しているだろうか？<br />
4.東京都千代田区にある平将門の首塚は立派なのに、大阪府枚方市にある阿弖流為の首塚は、小さく、目立たず、解説文が書かれた看板すらない。格差社会？<br />
5.魔法使いから、「好きな画家の絵の世界で、しばらく過ごしてみたくない？　あなたを送り込んであげるよ」と言われた。「じゃあ、エッシャー！　好きだから！」と、答えてしまった。選択を誤った？]]> 
    </content>
    <author>
            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
        </author>
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    <id>misoshiru.bangofan.com://entry/72</id>
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    <published>2026-05-12T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-05-12T07:00:00+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>自作の物語文など　6</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「面接」　その1（2026年4月24日執筆）<br />
<br />
面接官の質問に対して、就活生が尻文字で返した。<br />
<br />
面接官は笑うだろうか？　怒るだろうか？　呆れるだろうか？　退室を命じるだろうか？　真剣に読み取ろうとするだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第4話（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
ある夜。<br />
博武「うわー！　家の中にセアカゴケグモがいるー！」<br />
2時間後。<br />
博武「結局、見失ってしまった。しょうがない。寝るか」<br />
早朝。<br />
博武「グーグー。&hellip;&hellip;いってええええええええええ！！」<br />
数分後。<br />
博武「もしもし！　出ていただけてよかったです！　朝っぱらから電話してすみません。今日、病院へ行くので、会社には遅れていきます。昨日、家の中でセアカゴケグモが現れて、見失って、寝たんですが、さっき咬まれたんです」<br />
上司・恭一「そのくらいで病院へ行くな！　すぐ会社へ来い！」<br />
博武「勘弁してくださいよ。病院へ行かせてください」<br />
恭一「ダメだ！」<br />
昼すぎ。<br />
博武「遅れてすみません。病院へ行ってきました」<br />
恭一「お前の席はもうなくなってるぞ。残念だったな！！　ギャハハハハハ！！」<br />
博武「そんな&hellip;&hellip;」<br />
恭一「まあ、いいか。許してやろう。ただ、ペナルティーがある」<br />
博武「残業ですか？　いいですよ」<br />
恭一「1か月間、トイレ使用禁止だ」<br />
博武「ええっ！？　何ですか、それは！？」<br />
恭一「もよおしたら、ここから10分のコンビニまで行ってこい！　ギャハハハハハ！！」<br />
博武「その対応はおかしいのでは&hellip;&hellip;」<br />
恭一「何を言ってんだ？　ここは社員数十人の有限会社だぞ。大企業じゃないんだぞ」<br />
博武「ううううう&hellip;&hellip;」<br />
恭一「何を悩んでるんだ。オムツを着ければいいことだろう」<br />
博武「&hellip;&hellip;仕事中にオムツですか？」<br />
恭一「宇宙飛行士は仕事中にオムツを着けてるぞ」<br />
博武「え？」<br />
恭一「ホントだぞ！　ウソだと思うなら調べろ！」<br />
その後。<br />
女性社員・鳴江「おはようございます」<br />
博武「お、おはよう」<br />
鳴江「ちょっと。なんで股間を押さえてるんですか？　セクハラですか？」<br />
博武「違う！　トイレに行きたいんだ！」<br />
鳴江「行けばいいじゃないですか」<br />
博武「上司に禁じられてるんだよ！　病院へ行って遅れたペナルティーとして！」<br />
鳴江「ええっ！？　そんなの無視していいですよ！　早くトイレに行ってください！」<br />
数分後。<br />
恭一「お、トイレ行ったか？」<br />
博武「い、行きました」<br />
恭一「ハハハ！　少なくとも約2時間半、我慢できたんだな！！」<br />
博武「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
恭一「まあ、病院へ行くなとかトイレへ行くなってのは、揶揄しただけさ。本当にお前が病院へ行かないって言い出したら、そのときは病院へ行けって言ったさ。ところで、体調は大丈夫か？　クモに咬まれたんだろ？」<br />
博武「&hellip;&hellip;は、はい」<br />
恭一「あとこれ、高級な羊かんだ。お前、好きなんだろ？　羊かん」<br />
博武「だ、大好物です！」<br />
恭一「見舞いとしてこれをやろう」<br />
博武「ありがとうございます！」<br />
数分後。<br />
博武「&hellip;&hellip;あれ？　あの人、理想の上司なんじゃないか？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第5話（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
博武「いろいろあったけど、なんとか今日も仕事を終えられたな」<br />
恭一「よし、お前、もう帰っていいぞ」<br />
博武「あっ、はい。お疲れ様です。失礼します&hellip;&hellip;」<br />
30分後。<br />
博武「家のクモをまだ退治できてないから、激安ネットカフェに泊まりに来てしまった。今日は疲れてて、帰って退治する気にはならんからな」<br />
翌晩。<br />
博武「はあ、はあ&hellip;&hellip;。やっとクモを退治できた&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;ん？　何だ、あれは！？　&hellip;&hellip;ウソだ！！　ウソだあああああ！！　なんであんなものが、俺の部屋の中に！？　野生か！？　いや、ここは沖縄でも小笠原諸島でもないぞ！　そもそも何という種類だ！？　輸入木材に紛れて日本に運ばれて来たのか！？　&hellip;&hellip;そんな&hellip;&hellip;そんな&hellip;&hellip;そんな&hellip;&hellip;サソリだなんて！！　&hellip;&hellip;と、とりあえず落ち着こう。さっき入れた、コーヒーを飲もう。アチチチ&hellip;&hellip;」<br />
ピンポーン。<br />
博武「誰だよ！？　こんなときに！？　&hellip;&hellip;はいはい！」<br />
隣人・大智「&hellip;&hellip;こんにちは」<br />
博武「ああ、隣の兄ちゃん。どしたの？　何の用？　今、忙しいんだわ」<br />
大智「うちのペットのヤエヤマサソリちゃんが、逃げ出しちゃって。どこかで見かけませんでしたか？」<br />
博武は、隣人の顔面に熱いコーヒーを浴びせ&hellip;&hellip;ようとして、やめた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第6話（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
大智「捕まえました！」<br />
博武「はー&hellip;&hellip;」<br />
大智「すいませんでした！　では、これで！」<br />
バタン。<br />
博武「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
シーン。<br />
博武「&hellip;&hellip;まだ何かいる気がする！！　何も見えないけど、いる気がする！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「鳥居」（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
鳥居をくぐるときに、頭に上部中央の額が落ちてくる確率は何パーセントくらいだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「アサガオ」（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
アサガオとヒルガオとユウガオとヨルガオが同時に開花している状況というのは、ありうるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「オトシブミ」　その1（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
オトシブミの揺りかごづくりを邪魔したら、どうなるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「育夫」　第4話（2026年4月25日執筆）<br />
<br />
九州旅行中のカップル、育夫と鳴江。<br />
レストラン。<br />
育夫「俺、ムツゴロウ定食」<br />
鳴江「あたしもそれで」<br />
15分後。料理が到着。<br />
鳴江「ムツゴロウ定食って、ホントにムツゴロウがメインなの！？　そういう名前がついてるだけじゃないの！？」<br />
育夫「ホントにムツゴロウだよ」<br />
鳴江「どうしよう。食べられないよ&hellip;&hellip;」<br />
育夫「は？　なんで？」<br />
鳴江「苦手だから」<br />
育夫「ムツゴロウ食べたことあるの？」<br />
鳴江「ないよ&hellip;&hellip;」<br />
育夫「食べたことないのに苦手とか、意味分からん。さっさと食べなよ」<br />
数分後。<br />
鳴江「意外と食べられる。もぐもぐ」<br />
30分後。<br />
育夫「レストランの隣にある土産物屋で、おやつ買った。美味いよ。1個どう？」<br />
鳴江「うん！　ちょうだい！」<br />
育夫「ほい」<br />
鳴江「な、な、な、何これえええええ！？」<br />
育夫「ワラスボっていう魚の干物だな」<br />
鳴江「食べられない！　怖い！」<br />
育夫「食品に対して怖いって、頭おかしいの？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「オトシブミ」　その2（2026年4月27日執筆）<br />
<br />
オトシブミが揺りかごをつくるのと、日本文化を知らない20代アメリカ人が作り方を見ながら折り鶴を作るのとでは、どちらが早く完成するだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「SFファンタジー」（2026年4月29日執筆）<br />
<br />
女子高生「今日からよろしくお願いします！」<br />
高校に入学した彼女は、勉強も遊びも頑張ろうと思った。<br />
しかし成績は上がらず、また、毎日がつまらないと感じていた。<br />
女子高生「いつになったら賢くなれるんだろう？　いつになったら毎日が面白くなるんだろう？　優秀な頭脳が欲しい。永遠の時間が欲しい」<br />
そして女子高生は、神社で願いごとをした。<br />
女子高生「天才に、そして不老不死になりたい」<br />
そこへ神が現れた。<br />
神「いいよ。グギャンポリャッピャラピョンギャリッピョ！！」<br />
神が呪文を唱えると、その願いが叶い、女子高生は不老不死の天才となった。<br />
彼女は人類が滅亡しても、生き続けた。<br />
女子高生「みんな死んじゃった&hellip;&hellip;。こんな世界で生きてても、仕方がない&hellip;&hellip;」<br />
彼女は朽ち果てた神社で、また願った。<br />
女子高生「あたしの体をもとに戻してください」<br />
神「もとに戻す呪文を忘れちゃった」<br />
すべての星が燃え尽きても、陽子が崩壊しても、すべてのブラックホールが蒸発しても、女子高生は生き続けた。<br />
女子高生は、その間、延々と泣き続けていた。<br />
さらに無限とも思える時間が流れた。<br />
女子高生「天才化したあたしには、どれだけの時間が経過したかも、ちゃんと分かる。神社で神様にお願いをしたあの日から&hellip;&hellip;10の500乗年経ってる。&hellip;&hellip;あれ？　天才化したあたしには、認識できる。新しい宇宙が&hellip;&hellip;始まる&hellip;&hellip;！」<br />
再び、ビッグバンが起き、新しい宇宙が誕生した。不死身の女子高生は、ビッグバンの中でも生き続けた。<br />
地球に似たような惑星が誕生し、さらにそこに知的生命体が生まれ、文明が築かれた。彼女はそこに舞い降りた。<br />
彼女は天才的スキルを用いて、その星の言語をすぐさまマスターした。<br />
そんなとき、再び神が現れた。<br />
神「もとに戻す呪文を思い出した。ガニャンピャラミッピョゴニョリャッピャ！！」<br />
女子高生は、普通の女子高生へと戻った。<br />
そして再び、「転校生」として、この星の高校へと入った。<br />
女子高生「今日からよろしくお願いします！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「愛子」（2026年4月29日執筆）<br />
<br />
図書館で恐竜図鑑を手に取った大智。歩いている途中でよろめき、その図鑑が手から滑り落ちた。図鑑の背表紙側の角が、ちょうど通りかかった女性司書である愛子の足の甲を直撃した。<br />
愛子「&hellip;&hellip;いっぎい！？」<br />
大智「大丈夫ですか！？」<br />
愛子「らいりょうりゅでふ！！」<br />
大智「え？」<br />
愛子「ら、らいじょうひゅ&hellip;&hellip;大丈夫」<br />
大智「あ、大丈夫なんですね」<br />
愛子「は、は、はい」<br />
大智「あっ、そうか。あなたは図書館司書ですもんね。普通の人なら痛いだろうけど、図書館司書なら、大丈夫か」<br />
愛子「うう&hellip;&hellip;。役者は『舞台で死にたい』と言う。登山家は『山で死ねるなら本望』と言う。ラーメン評論家は医者に止められてもラーメンを食べることをやめない。だったら、あたしも我慢しなくちゃ&hellip;&hellip;」<br />
大智「じゃあもう片方の足の甲に、『大漢和辞典』を落としてもいいですか？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「将一」　（2026年4月29日執筆）<br />
<br />
将一（しょういち）の家に、甥の修（おさむ）が遊びに来た。<br />
修「僕、算数得意だよー！」<br />
将一「じゃあ、f(x)=sinxをマクローリン展開して」<br />
修「&hellip;&hellip;？　あと、理科も得意だよー！」<br />
将一「じゃあ、太陽がブラックホールになった場合のシュヴァルツシルト半径は、どう計算すればいいか分かるかい？　太陽質量をM、光速度をc、万有引力定数をGとすると&hellip;&hellip;」<br />
修「何言ってんの？　意味分かんない」<br />
将一「つまり、その程度で得意なんて言うなってこと。自信過剰はみっともないってこと。反省しなさい」<br />
修「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「面接」　その2（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
面接官の質問に対して尻文字で答える就活生。<br />
重度の切れ痔であるため、その尻から血が噴き出し、床には尻文字の正解を表す血文字が完成した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第16話（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
蒼依「さて、今日もアイドル活動、頑張るぞ！　&hellip;&hellip;って、あれ！？　この時計、遅れてる！　遅刻じゃん！　間に合わない！　今すぐ家を出ないと！　1秒でも早く出ないと！」<br />
蒼依はそのとき、自分の左手小指の爪の小さな割れ目に、細長いヒモのようなゴミが引っかかっていることに気づいた。蒼依は急いでいたこともあり、右手でゴミを握り、渾身の力で引っ張った。そして左手小指を見ると、爪はまるごと消えており、ゴミのほうを見ると、そちらのほうに爪が引っかかったままだった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第17話（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
蒼依「いっぎいいいいい&hellip;&hellip;！！　いつもは事務所の車が迎えにきてくれるけど、今日はたまたまタクシーで行かなきゃならないんだよね&hellip;&hellip;。とりあえずこのまま家を出て、タクシー乗り場まで走って、そしてまず病院へ&hellip;&hellip;いや、病院はもういい！　そんな時間はない！　テレビ局に直行しよう！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第18話（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
タクシー運転手・晃之助（こうのすけ）「お嬢ちゃん、大丈夫？　顔色悪いけど、どうかしたの？」<br />
蒼依「だ、大丈夫です。何でもありません」<br />
蒼依はとりあえずバッグに手を突っ込み、タクシー内に血が飛び散らないようにしている。<br />
テレビ局。<br />
蒼依「あっ！　ディレクターさん！　おはようございます！」<br />
民彦「君、遅いよ！　&hellip;&hellip;ん？　汗、かいてるな。あと、なんでバッグに手を突っ込んでるの？」<br />
蒼依「汗は冷や汗です。実は、左手小指の爪が、カクカクシカジカ&hellip;&hellip;」<br />
民彦「何だって！？　面倒臭い子だなあ！　ちょっと見せて！」<br />
蒼依「は、はい」<br />
民彦「うわあ！　消毒だ！」<br />
民彦は左手に持っていたポリ袋内から、さっき食べたロケ弁のレモンを取り出し、その汁を蒼依の左手小指に向かって絞り出した。<br />
蒼依「いっぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ&hellip;&hellip;！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第19話（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
蒼依は医務室で手当てを受けたが、結局、今日の番組収録は休んだ。<br />
民彦「調子はどう？　蒼依ちゃんがいなかったから、今回の視聴率は下がるかもなあ。まあ、しょうがない。君も、今日は災難だったね。ほら、ロケ弁をやろう。レモンも入ってるぞ！　ハハハ！」<br />
蒼依「あ、ありがとうございます&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「早押しクイズ」（2026年4月30日執筆）<br />
<br />
司会「現在、クイズ王が一歩リードですが、挑戦者が予想以上の戦いっぷりを見せています。さあ、そろそろ次の問題に参りましょう！」<br />
ナレーター「問題。オーストラリア原産で、メスは&alpha;-ラトロトキシンという神経毒を持ち、日本では1995年に大阪などで発見されて以降、港湾地域などを中心に全国的に確認されている&hellip;&hellip;」<br />
クイズ王「答えは分かったけど、早押しボタンの上にセアカゴケグモがいて、押せない&hellip;&hellip;！！」<br />
次の問題。<br />
ナレーター「猛毒のトリコテセンを含むため、摂取すると脳神経障害により死亡することもある、その形状は人の手の指のように見え&hellip;&hellip;」<br />
クイズ王「早押しボタンからカエンタケが生えてきたから、押せない&hellip;&hellip;！！」<br />
次の問題。<br />
ナレーター「問題。曲がり角で急に曲がるとやり過ごすことができるという、上半身のみの姿でヒジを使って移動し&hellip;&hellip;」<br />
クイズ王「早押しボタンにテケテケがしがみついてて、押せない&hellip;&hellip;！！」<br />
次の問題。<br />
ナレーター「問題。学名はフェリス・シルヴェストリス・カトゥスという、古代エジプトではバステトのように女神として崇拝され&hellip;&hellip;」<br />
クイズ王「早押しボタンの上でネコが寝てて、押せない&hellip;&hellip;！！　押したら起こしてしまう&hellip;&hellip;！！　可愛い&hellip;&hellip;！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第1話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
アイドル・若奈（わかな）「今日は評論家の田倉（たくら）将一先生にインタビューしました！　ありがとうございました！」<br />
将一「ありがとうございました」<br />
収録後。<br />
将一「君ってアイドルなの？」<br />
若奈「そうですよ！　アイドルグループ『ゴトクガールズ』のメンバーです！　『イロリガールズ』の姉妹グループなんですよ！」<br />
将一「君らのグループは何年くらい活動してるの？」<br />
若奈「グループ自体は4年くらいです！　あたしは2年くらい在籍してます！」<br />
将一「ライブとかやってるんだよね？」<br />
若奈「やってますよ！」<br />
将一「動員数は？」<br />
若奈「この前は5000人くらいです！」<br />
将一「やめちまえ。今すぐやめちまえ。お前だけじゃなく、グループ自体、解散しろ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第2話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
若奈「プロデューサーさん、話って、何ですか？」<br />
浩司「ラジオでこれからしばらくは、田倉先生と共演してほしいんだ」<br />
若奈「嫌です&hellip;&hellip;。怖いです&hellip;&hellip;」<br />
浩司「仕事だぞ。ワガママ言うな」<br />
若奈「でも、怖くて&hellip;&hellip;」<br />
浩司「怖い？　スタントマンはもっと怖いんだぞ。建設現場で働いてる人は、大ケガをすることもあるんだぞ。原発作業員は危険な仕事だぞ。ワガママ言うな！」<br />
若奈「うう&hellip;&hellip;」<br />
浩司「それに、職場イジメやパワハラに遭っていても、我慢して働いている人は世の中にゴマンといるんだ。分かったか！」<br />
若奈「うううう&hellip;&hellip;」<br />
浩司「よし。そんなにこの仕事に不満があるなら、しょうがない。ユーチューブでお前が日本全国のカワウソカフェを訪れるシリーズ企画の話があったよな。あれはなかったことにする。あと、ドラマのチョイ役が決まったと前に言ったよな？　あれは演出家と相談して、お前じゃなくて彩音（あやね）に代えてもらうことにする」<br />
若奈「うっ、うう&hellip;&hellip;」<br />
浩司「泣けばいいと思うな！！　カスドルが！！　黙って敷かれたレールの上を歩け！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第3話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
若奈と里美（さとみ）は、親友であり、2人とも15人組アイドルグループ「ゴトクガールズ」のメンバー。<br />
里美「若奈は結局、田倉先生と共演するの？」<br />
若奈「まあね&hellip;&hellip;。あの先生、怖いけど&hellip;&hellip;」<br />
里美「そっか。頑張って。あたしもドラマ頑張る」<br />
若奈「里美は最近、いっぱいお仕事もらってるよね。うらやましいな」<br />
里美「若奈は親友だから、教えてあげる」<br />
若奈「え？　何？」<br />
里美「誰にも言わないでよ」<br />
若奈「うん」<br />
里美「プロデューサーとデートしてあげたら、お仕事いっぱいもらえるよ」<br />
若奈「え&hellip;&hellip;」<br />
里美「他にもやってる子いるよ。誰とは言わないけど」<br />
若奈「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
里美「なんで悲しそうなの？」<br />
若奈「そ、そんなの、よくないよ&hellip;&hellip;」<br />
里美「なぜ？　これがあたしの仕事の取り方なの。あたしは納得してやってることだし、プロデューサーも満足してる。何がダメなの？」<br />
若奈「うう&hellip;&hellip;」<br />
数日後。<br />
彩音「里美が言ってたよ」<br />
若奈「何を&hellip;&hellip;？」<br />
彩音「若奈はいい子ぶっちゃってウザいってさ」<br />
若奈「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
彩音「あなたもプロデューサーと遊んで、お仕事もらえばいいじゃん」<br />
若奈「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
彩音「何、その複雑な表情。クスクスクス&hellip;&hellip;」<br />
数日後。<br />
梨絵（りえ）「若奈先輩」<br />
若奈「あ&hellip;&hellip;。君は&hellip;&hellip;」<br />
梨絵「新しく加入した梨絵です」<br />
若奈「ああ&hellip;&hellip;。おはよう&hellip;&hellip;」<br />
梨絵「だ、大丈夫ですか？」<br />
若奈「何が&hellip;&hellip;？」<br />
梨絵「フラフラしてません？　気分でも悪いんですか？」<br />
若奈「&hellip;&hellip;いつも、こんなもんだよ&hellip;&hellip;。心配しないで&hellip;&hellip;」<br />
梨絵「そうですか&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第4話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
梨絵はある日、楽屋に入った途端、フリーズした。<br />
若奈が、彩音と里美を含む5人のメンバーに囲まれ、泣いている。<br />
5人は梨絵のほうを見る。全員、無表情だ。<br />
梨絵「な、何が起きてるんですか&hellip;&hellip;？」<br />
彩音「別に」<br />
里美「遊んでただけだよ」<br />
梨絵「でも、若奈先輩、泣いてますよ」<br />
彩音「昨日見た感動的なドラマを思い出して、泣いてるらしい」<br />
里美「そういうこと」<br />
梨絵「信じていいんですか&hellip;&hellip;？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第5話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
若奈は芸能界を引退した。<br />
若奈の大ファンであったアイドルオタクの芳雄は、若奈がコンビニでアルバイトをしているという噂を聞き、半信半疑でそのコンビニをそっと覗いてみた。<br />
そこには、死んだ魚のような目で商品を陳列し、そして蚊の鳴くような声で接客をする、若奈の姿があった。<br />
アイドル時代の太陽のような笑顔は、見る影もない。<br />
芳雄は黙ってその店をあとにした。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「若奈」　第6話（2026年5月2日執筆）<br />
<br />
ある日。<br />
彩音「あれ？　久しぶり」<br />
若奈「&hellip;&hellip;！　&hellip;&hellip;う、うん&hellip;&hellip;。久しぶり&hellip;&hellip;」<br />
彩音「今、病院から出てきたよね？　しかもお腹を押さえて。アイドル辞めたのは、もしかして妊娠したからだったのかな？　クスクスクス&hellip;&hellip;」<br />
若奈「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
彩音「どこか悪いの？」<br />
若奈「し、神経性胃炎になっちゃって&hellip;&hellip;」<br />
彩音「へー。何か悩みでもあるの？」<br />
若奈「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
翌日。<br />
ゴトクガールズの楽屋。<br />
彩音「昨日、若奈に会ったよ。体壊したみたい。うつろな目で、蚊の鳴くような声で、フラフラしてた」<br />
里美「へー&hellip;&hellip;」<br />
紗弥華（さやか）「彩音のせいじゃない？　アハハ！」<br />
彩音「紗弥華だって、若奈に向かって暴言吐いてたでしょ。自分だけはいい子でいたいの？」<br />
紗弥華「い、いや&hellip;&hellip;」<br />
那緒（なお）「紗弥華、結構ひどいこと言ってたよねー。フフフ」<br />
紗弥華「あんたもでしょうが！」<br />
那緒「ま、まあ、あたしも人のことは言えないか。あたしも悪いね。ナハハ&hellip;&hellip;」<br />
梨絵「みんなですよ」<br />
彩音「え？」<br />
梨絵「みんなです。みんな悪いんです。あたしだって、例外じゃないです。あたしも若奈先輩を守れませんでした。同罪です。彩音先輩も、里美先輩も、紗弥華先輩も、那緒先輩も、他の先輩たちも、プロデューサーさんも、何もできなかったスタッフさんたちも&hellip;&hellip;。みんなで&hellip;&hellip;みんなで&hellip;&hellip;みんなで若奈先輩を壊したんですよ！！」<br />
彩音「あんた、新人のくせに、そんなこと言っていいと思ってんの？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「恐竜」（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
恐竜の心霊写真で恐竜図鑑を作れないだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「科学者」（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
ルメートル、ガリレオ、ホイル、ボーア、プトレマイオス、アインシュタイン、ニュートン、ホーキング、シュバルツシルト、アリストテレスの10人が同じ部屋に集まったら、論争が起きるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第1話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
武史（たけし）「社員数3万人の大企業であるグレートワームホール電機と、社員数300人の中企業であるヤマモト電子に合格したぞ。グレートワームホール電機はヤマモト電子の100倍も価値がある会社ってことだよなあ。よし、ヤマモト電子は辞退するか」<br />
数年後。<br />
武史「グレートワームホール電機に入ったけど、大口取引先が倒産してから、経営不振がいよいよヤバい。優秀な社員は退職するし、役員はため息ばかりついてるし。一方、ヤマモト電子はシーテックアワードのグランプリを受賞して、メディアの取材も増えて、一気に有名企業になってる。こんなのおかしいよな&hellip;&hellip;。世の中がおかしくなってしまった&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第2話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
武史「おかしいよ！　グレートワームホール電機のオフィスは、こんなに近未来的でオシャレなデザインの高層ビルだぞ！？　一方、ヤマモト電子は何だよ！　全然パッとしない、古臭い社屋だぞ！？　俺らの会社のほうがすごいだろうが！！　さらに言えば、グレートワームホール電機は、人気アイドルや人気お笑い芸人を使って、バンバンCM流しまくってきたんだぞ！？　一方、ヤマモト電子のCMなんて、見たことない！　俺らの会社のほうが価値があるってことだよなあ！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第3話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
武史「とうとうグレートワームホール電機は破産してしまった。世間は『あんな大企業が破産するなんて』と驚いたようだ。俺は何とかナカムラ電子ってとこに再就職できたけど、グレートワームホール電機に比べると社員数が少ないなあ。たったの400人かよ。社屋もオシャレじゃないし。それにナカムラ電子っていう名前が気に入らん。グレートワームホール電機のほうが1億倍かっこいいぞ！　グレートワームホール電機の名刺、まだ持ってるけど、ときどき眺めて楽しんでるわ。それにひきかえ、ナカムラ電子って&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第4話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
しかしナカムラ電子は革新的な功績により、武史を含む数名が電気科学技術奨励賞を受賞するに至った。<br />
社長・源三（げんぞう）「いやー、よくやってくれたねえ！」<br />
武史「ありがとうございます。あのー、僭越ながら、これからのナカムラ電子について、意見を述べてもよろしいでしょうか？」<br />
源三「もちろんだよ！　君の意見なら歓迎だ！」<br />
武史「じゃあ、社長！　経営に関してはド素人の私が言うのはおこがましいことかもしれませんが、何とかして社員をせめて数千人にすることって、できないんですか！？　どうにかなりませんか！？　できれば数万人がいいんですけどね！」<br />
源三「え？」<br />
武史「あと、社屋はオシャレで近未来的な高層ビルにしましょうよ！　今のビルはパッとしません！　平凡すぎます！　目立ちません！」<br />
源三「いや、しかしね&hellip;&hellip;」<br />
武史「せっかく会社が評価されてるのに、このままじゃ恥ずかしいじゃないですか！」<br />
源三「君ねえ&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第5話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
昭春（あきはる）「武史？　武史じゃないか？」<br />
武史「おお、昭春か。久しぶり」<br />
昭春「お前、すごいじゃん。新聞で取材されてたよな。賞をとったんだろ？」<br />
武史「まあね」<br />
昭春「ナカムラ電子だっけ？　それって、どこにあるんだ？」<br />
武史「えーと、〇&times;町っていうところにあって&hellip;&hellip;こんな感じだよ」<br />
武史はスマホを取り出し、全然違う大企業の未来的な超高層ビルの画像を見せた。<br />
昭春「すっげえ！　こんなところで働いてるのか！」<br />
武史「ヘヘヘヘヘ！　まあね！」<br />
昭春「&hellip;&hellip;あれ？　俺のスマホで検索したら、そんなビルじゃないぞ」<br />
武史「&hellip;&hellip;す、すまん。今のは、ちょっとふざけただけなんだ」<br />
昭春「なんだ。冗談かよ。ホントはこれだよな？　普通のビルだな」<br />
武史「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
昭春「なんで肩を落としてるんだ？」<br />
武史「いや、ごめん。何だか恥ずかしくてさ。平凡な社屋とか、ついでに言うと社名も」<br />
昭春「外観が平凡なビルでも、名前が普通でも、世界的な企業や優秀な企業はいっぱいあるぞ。もっと本質を見たほうがいいんじゃないか？　いくらカッコイイ社名をつけて、有名建築家が手がけたビルを建てても、技術力や経営力が伴わなければ、そのうち衰退するだろう」<br />
武史「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
昭春「それにさ、お前がかつて勤務してた『グレートワームホール』って、日本語訳するとどうなる？」<br />
武史「どうなるって、そりゃ&hellip;&hellip;『すごい虫食い穴』だろ？」<br />
昭春「『すごい虫食い穴』って、カッコイイのか？」<br />
武史「うっ&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;い、いや、でも、大企業だったし、カッコイイって感じたんだよ！」<br />
昭春「つまり、そういうことなんだ」<br />
武史「は？　どういうことだ？」<br />
昭春「お前、『東京大学』っていう名前、どう思う？」<br />
武史「超カッコイイ」<br />
昭春「だよな。でも、地名に『大学』ってついてるだけだ」<br />
武史「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
昭春「つまりな、名前のカッコよさなんてものは、中身が成長すれば、あとから勝手についてくるものなんだよ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第6話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
武史「ああ&hellip;&hellip;。うう&hellip;&hellip;」<br />
逸治（いつじ）「どうした？」<br />
武史「あ、先輩。おはようございます」<br />
逸治「何か悩んでるのか？」<br />
武史「社長に褒められたんです」<br />
逸治「いいことじゃないか」<br />
武史「それで、『何か希望があったら言いなさい』って言われたんです。でも言いづらくて、結局、言えなかったんです」<br />
逸治「何を言おうとしたんだ？」<br />
武史「社長の名前って、ナカムラでしょ？」<br />
逸治「ああ。ナカムラ電子の社長だからな」<br />
武史「その社長に、『社名を変えてほしい』なんて、言えないでしょ？」<br />
逸治「何だ、その希望は？　一体、どんな名前にしたいんだ？」<br />
武史「『ティラノサウルスベテルギウスエレクトロニクス』にしたい」<br />
逸治「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
武史「どうです？　カッコイイ名前でしょ？」<br />
逸治「でも、ティラノサウルスはもう絶滅してるし、ベテルギウスも寿命が近くて、そろそろ超新星爆発するらしいじゃん」<br />
武史「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第20話（2026年5月3日執筆）<br />
<br />
単発の心霊番組。<br />
霊能者・骨蔵（ほねぞう）「この心霊写真を見てください。ここにモヤのようなものがあるでしょう」<br />
司会・蒼依「ありますね。これはどんな霊なんですか？」<br />
骨蔵「あなたです」<br />
蒼依「え？」<br />
骨蔵「次に、この心霊写真を見てください。こちらも、ここにモヤのようなものがあるでしょう」<br />
蒼依「そ、それはどんな霊なんですか？」<br />
骨蔵「わたしです」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
骨蔵「さらに、こちらの写真です。こちらも、ここにモヤのようなものがあるでしょう」<br />
蒼依「ど、どんな霊なんですか？」<br />
骨蔵「ただのモヤです」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
骨蔵「この岡部蒼依を見てください。ここにわたしのようなものがあるでしょう」<br />
蒼依「はい？」<br />
骨蔵「それはウンコです」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
骨蔵「ポギャンペギョリップギャッポオオオオオオオオオオ！！　ペギュリッピョガペンリャッピョオオオオオオオオオオ！！」<br />
蒼依「ひいっ！！」<br />
骨蔵「怖いでしょう？　心霊番組だから、怖くしないとね」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第21話（2026年5月4日執筆）<br />
<br />
蒼依の部屋。<br />
久しぶりに夕実子が遊びに来た。<br />
一応、仲直りはしている。<br />
蒼依「キャアアアアア！！」<br />
夕実子「どうしたの？」<br />
蒼依「クモがいるの！」<br />
夕実子「ああ、天井の端っこのやつ？　あれ、イエユウレイグモじゃん。超大人しいクモだよ。そこまで怖がらなくても」<br />
蒼依「でもあれって、世界最強の毒グモらしいよ！！」<br />
夕実子「それは&hellip;&hellip;」<br />
<br />
以下の夕実子の発言選択肢は、それぞれ適切だろうか？　不適切だろうか？<br />
<br />
1.「それは間違った情報だよ。イエユウレイグモは弱い毒はあるけど、人間には効かないんだ。そもそも咬まれる可能性もかなり低いよ」<br />
2.「そんなん信じてるとか、幼稚園児なの？」<br />
3.「ギャハハハハハ！！　ギャハハハハハハハハハハ！！」<br />
4.「はあ？　はあ？　はああああああああああ？」<br />
5.「デマや都市伝説に惑わされてはいけない。玉石混交の情報があふれ返る現代社会において、情報の取捨選択は人類にとって重要な責務である」<br />
6.「そんなの信じてるなんて、可愛いなあ」<br />
7.「え？　&hellip;&hellip;うん。フフフ。そうだよ。猛毒だよ。今夜あたり、君は死ぬかもね」<br />
8.「アハハ。そんな不名誉な誤情報を流されて、イエユウレイグモ君もいい迷惑だなあ。いや、むしろ名誉なことなのかな？」<br />
9.「君は世界最凶のアホアイドルだね」<br />
10.「ほぼ無毒だけど、つかまえようか？　そのあと外へ逃がしてあげよう」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第7話（2026年5月4日執筆）<br />
<br />
武史「おっ、爺ちゃんから電話だ。&hellip;&hellip;もしもし。爺ちゃん、久しぶり」<br />
三郎（さぶろう）「もしもし。お前、なんか賞とったのか？　ワシにはよくわからんが&hellip;&hellip;」<br />
武史「うん。とったよ」<br />
三郎「そうか。おめでとう。そういうことなら、ちゃんと、お祝いしないとなあ」<br />
武史「ハハハ。気を遣わなくていいよ」<br />
三郎「お前の今の会社って、何ていうんだ？」<br />
武史「えっと、ナカ&hellip;&hellip;」<br />
三郎「ん？」<br />
武史「『セントラルヴィレッジエレクトロニクス』だよ」<br />
三郎「はあ？」<br />
武史「『セントラルヴィレッジエレクトロニクス』！」<br />
三郎「ほう。横文字はよく分らんけど、カッコイイな」<br />
武史「でしょ！？　カッコイイよねえ！！　カッコイイよねえ！！」<br />
三郎「ああ。&hellip;&hellip;すまん、なんか婆さんが呼んでる」<br />
武史「あ、うん。またねー。バイバイ。&hellip;&hellip;フフフ。フフフフフ。&hellip;&hellip;よっしゃ！　やったぜ！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「光男」　第1話（2026年5月7日執筆）<br />
<br />
人気が低迷している学園漫画。<br />
作者の光男（みつお）は、人気キャラを死なせた。<br />
すると注目度が上がり、人気が回復した。<br />
しかし、しばらくするとまた人気が下がった。<br />
光男は、いきなり今までのすべてが夢だったことにした。<br />
すると注目度が上がり、人気が回復した。<br />
しかし、しばらくするとまた人気が下がった。<br />
光男は、夢だと思っていたこと自体が夢で、やっぱり現実だったことにした。<br />
すると注目度が上がり、人気が回復した。<br />
しかし、しばらくするとまた人気が下がった。<br />
光男はいきなり「トカゲ星人」を登場させ、ジャンルをSFホラーにした。<br />
すると注目度が上がり、人気が回復した。<br />
しかし、しばらくするとまた人気が下がった。<br />
光男はトカゲ星人は集団幻覚だったことにして、別の奇抜な存在を登場させようと考えている。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「光男」　第2話（2026年5月7日執筆）<br />
<br />
アニメプロデューサー・忠文（ただふみ）「アニメ化させていただきます」<br />
光男「ありがとうございます！」<br />
忠文「ただ、学園生活期だけにしようと思います」<br />
光男「え？　そのあとは？　トカゲ星人は？」<br />
忠文「そこまではやらないつもりです。どうでしょう？」<br />
<br />
光男は、以下のどれを選ぶべきだろうか？<br />
<br />
1.「いや、トカゲ星人もやってくださいよ！」<br />
2.「それでお願いします。そのほうがいいですよね」<br />
3.「原作を無視するようなアニメ化はお断りだ！」<br />
4.「ま、金が入るなら何でもいいや」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「忠文」　第1話（2026年5月7日執筆）<br />
<br />
忠文「大学では何を研究されてたんですか？」<br />
将一「科学を研究してました」<br />
忠文「どんな内容なんですか？」<br />
将一「ご説明しても、ご理解いただけないと思いますよ。私とあなたの教養には、雲泥の差がありますから」<br />
忠文「ハハハ。そうかもしれませんね。でも、教えてくださいよ」<br />
将一「では、少々長くなりますが、ご説明いたしましょうか？」<br />
忠文「是非」<br />
将一「スピン1のボース粒子であるグルーオンは強い相互作用を担うが、それにともなうクォークの閉じ込めは場の量子論における重要問題であり、さらに関連するヤン=ミルズ理論における質量ギャップの存在については、そもそもまずハミルトニアンのもとでシュレディンガー方程式を解くには摂動論、すなわちテイラー展開で&hellip;&hellip;」<br />
忠文「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「忠文」　第2話（2026年5月7日執筆）<br />
<br />
将一「&hellip;&hellip;というわけなんです。あなたにはチンプンカンプンでしょう？　ハハハハハ&hellip;&hellip;」<br />
忠文「この世界には、普通の状態と元気な状態があるんですね。その状態の差がキーになってくるわけですね。で、星や僕らの体は、小さなツブツブでできてるけど、そのツブツブには種類があると。1個だけ取り出せるツブツブと、1個だけ取り出せないツブツブがあると。で、1個だけ取り出せないツブツブのほうは、この世界にある4つの力のうちの1つを担当する、言わば接着剤みたいなツブツブでくっついちゃってて、取り出せないんですね。そのことが、普通の状態と元気な状態の差があるということに対応してるかもしれないわけですね。で、それが実際のところどうなのかとか、どんな感じでくっついちゃってるのかとか、そのへんをもっと解き明かすことが、課題になってるわけですね。そんなイメージで大丈夫でしょうか？」<br />
将一「そ、そ、そ、そうです。そ、そんな感じで大丈夫です」<br />
忠文「変なまとめ方をして、申し訳ないです。頭が悪いもので」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「水」（2026年5月8日執筆）<br />
<br />
彼女「水みたいなウンコが出た」<br />
彼氏「大丈夫？」<br />
彼女「そのウンコは飲んだ」<br />
彼氏「大丈夫！？」<br />
彼女「水みたいなんだから、大丈夫。水は毒じゃない」<br />
彼氏「&hellip;&hellip;大丈夫？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「一華」（2026年5月8日執筆）<br />
<br />
一華と沙良は、アイドルグループ「イロリガールズ」のメンバー。<br />
一華「沙良、これ見て」<br />
沙良「ん？　ストリートビュー？」<br />
一華「更新されて、あたしが歩いてるところが写ってるの」<br />
沙良「あ、ホントだ。アハハ」<br />
一華「でね、3年前にも、別の場所で、あたしが歩いてるところが写ってるの。ほら」<br />
沙良「ホントだ。アハハ」<br />
一華「でも、重要なのはそこじゃないの」<br />
沙良「へ？　どういうこと？」<br />
一華「不人気アイドルのあたしが言うのも、笑えるかもしれないけどさ&hellip;&hellip;。まずはこの3年前のほうなんだけど、位置を後ろにズラしてみるね。&hellip;&hellip;ここ見て。男の人が写ってるでしょ？」<br />
沙良「うん。それがどうかしたの？」<br />
一華「次は、新しく更新されたほう。あたしのいるところから少し後ろに行くと&hellip;&hellip;ほら。3年前とまったく同じ背格好で、まったく同じ服装で、まったく同じ髪型の人が、写ってるの！」<br />
沙良「へー。すごい偶然だねー。アハハ」<br />
一華「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「隕石」（2026年5月9日執筆）<br />
<br />
A「東京に隕石が落ちるらしい。もうおしまいだ」<br />
B「安心しな。あれは間違いだったらしいよ」<br />
A「そうなの？」<br />
B「うん。本当は小惑星らしい」<br />
A「小さいのか。あー、よかった」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第8話（2026年5月11日執筆）<br />
<br />
武史「先輩。明日から旅行に行くんですか？」<br />
逸治「ああ。有休取って、1週間、ドイツに行ってくるよ」<br />
武史「ほー。いいですねー」<br />
逸治「ちょうどよかった。それに関連して、ちょっと話がある」<br />
武史「え？」<br />
逸治「実は、利樹（としき）がコロナに感染して、しばらく来れない」<br />
武史「そ、そうなんですか？」<br />
逸治「ああ。だからサイト更新作業をする奴がいなくなる。というわけで、俺らがいない間、武史が更新してくれないか」<br />
武史「あー、なるほど。いいですよ！」<br />
逸治「すまんね」<br />
翌日。<br />
武史「サイト更新作業、やるか。&hellip;&hellip;この社屋の写真、全然違う大企業のすごいビルに差し替えてみよう。いや、今だけだ。今だけ。あとでまたもとに戻すから&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;おお！　いいね！　フフフ&hellip;&hellip;」<br />
電話が鳴った。<br />
武史「はい。ナカムラ電子です。&hellip;&hellip;ああ、いつもお世話になっております。ええ。ええ。はい。え？　えーと&hellip;&hellip;その件は&hellip;&hellip;」<br />
20分後。<br />
武史「予想以上に電話が長引いてしまった。さっさと作業を終わらせるか」<br />
数時間後。<br />
武史「何か忘れてるような&hellip;&hellip;。まあいいか」<br />
翌日。<br />
武史は、上司から激怒された。<br />
その後。<br />
武史「ふー。まさか、SNSでネタ化されてるとは思わなかった。上司と社長と勝手に使った写真の会社に謝罪しまくったぜ。ケアレスミスってことで何とか通したけど&hellip;&hellip;。逸治先輩と利樹先輩が帰ってきたら、2人にも謝らなきゃなあ。しかし懲戒処分かー。でも、減給でまだよかった。解雇じゃないからな」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第9話（2026年5月11日執筆）<br />
<br />
武史「利樹先輩、もう大丈夫なんですか？」<br />
利樹「あ、ああ。&hellip;&hellip;もう元気だよ」<br />
武史「よかったです！」<br />
その後。<br />
武史「逸治先輩、本場のソーセージ食べました？」<br />
逸治「え？　ま、まあな&hellip;&hellip;。それと、あとでお土産を配るよ」<br />
武史「ありがとうございます！」<br />
その後。<br />
武史「2人とも帰ってきたけど、何も言ってこないなあ&hellip;&hellip;。じゃあ、別に謝らなくてもいいかな？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第10話（2026年5月11日執筆）<br />
<br />
武史「いや、謝ろう。まずは利樹先輩から。&hellip;&hellip;利樹先輩」<br />
利樹「お、おう。何？」<br />
武史「サイトの件なんですけど&hellip;&hellip;。写真の&hellip;&hellip;」<br />
利樹「&hellip;&hellip;あれか。ただ、俺、今すぐ報告しに行かなきゃいけないことがあって、忙しいんだ。そのあとも予定が詰まってる。悪いけど、このメモ用紙に言いたいことを書いておいてくれないか？」<br />
武史「始末書はもう書きましたよ」<br />
利樹「いや、俺に謝りたいんだろ？」<br />
武史「ええ」<br />
利樹「今日、俺、ずっと忙しいし、紙にまとめてくれ」<br />
武史「謝罪くらい、数分で済みますよ」<br />
利樹「ま、まあな。&hellip;&hellip;あー、でも、こういうのは、文字にしたほうが、いいと思うんだ。言い訳も書いていいから。言いたいこと、全部書け。怒らないから」<br />
武史「は、はあ」<br />
利樹「じゃ、行ってくるわ。よろしく」<br />
武史「あ、はい」<br />
利樹は立ち去った。<br />
武史「&hellip;&hellip;よく分からん面倒臭いことさせるなあ&hellip;&hellip;」<br />
武史は、「自分の歪んだこだわりのせいで極めて不適切な行為に及んでしまった」「信頼して仕事を任せていただいたのに、誠に申し訳ありませんでした」などと、メモ用紙の上で謝罪や反省の言葉を述べた。<br />
武史「あ、利樹先輩。お帰りなさい。これ&hellip;&hellip;」<br />
利樹「すまん、まだ忙しいんだ。また行かなきゃならん。書いたのか？　お疲れ。俺の机の上に置いといてくれ」<br />
武史「あ、はい」<br />
その後。<br />
武史「あとは逸治先輩に謝らないと。&hellip;&hellip;ん？　&hellip;&hellip;あー、そうだな。せっかく謝罪文を書いたんだから、これをコピーして、逸治先輩の机にはコピーしたほうを置いとけばいいか」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「武史」　第11話（2026年5月11日執筆）<br />
<br />
武史「いや、待てよ。逸治先輩、去年の忘年会で腹踊りやってたよな。俺が腹に謝罪文を書いて見せたら、笑って許してくれるんじゃないか？　逸治先輩って真面目そうに見えて、祭りとか忘年会の余興とか、意外とそういうの好きだからな」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ループ」（2026年5月12日執筆）<br />
<br />
朝起きると、昨日と同じ1日が始まっていた。<br />
次の日も、次の日も、同じ1日だった。<br />
自分以外は誰もループに気づいていないようだ。<br />
この場合、ループを脱け出すために、どこへ行けばよいですか？<br />
※幻覚などではなく、ループは現実とします。<br />
<br />
1.病院<br />
2.警察<br />
3.役所<br />
4.国会議事堂<br />
5.法律事務所<br />
6.探偵事務所<br />
7.図書館<br />
8.教会<br />
9.神社<br />
10.デパート<br />
11.家電量販店<br />
12.時計屋<br />
13.カレンダーメーカー<br />
14.便利屋<br />
15.占い館<br />
16.時計台<br />
17.国立天文台<br />
18.情報通信研究機構<br />
19.宇宙物理学研究施設<br />
20.空港<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬子」　第1話（2026年5月12日ごろ執筆）<br />
<br />
敬子（けいこ）と知恵（ちえ）と蘭架（らんか）は、3人組アイドルグループ「ハビタブルガールズ」のメンバー。<br />
ある日。<br />
知恵は自分の飼っているアダンソンハエトリグモを、ケースに入れた状態でテレビ局に持ち込み、番組で紹介した。<br />
知恵「可愛いでしょう。アダノスケっていう名前なんです」<br />
お笑い芸人「クモ飼ってる女の子とか、珍しいなー」<br />
敬子「知恵ちゃんは昆虫とかクモとか好きなんですよ」<br />
蘭架「あたしはカニアレルギーでっす！」<br />
敬子「それ、今、関係ないよ&hellip;&hellip;」<br />
収録後。<br />
3人は楽屋に戻り、そこで休憩し始めた。<br />
知恵「2人は今日、このあと予定あるの？　あたしはないけど」<br />
敬子「あたしもないよ」<br />
蘭架「あたしもない！」<br />
知恵「へー。じゃあ、このあと久しぶりに3人でいっしょに、パフェでも食べに行く？」<br />
敬子「うん！　行こう！」<br />
蘭架「いいねー！」<br />
そのあと、知恵と敬子がトイレに立った。<br />
敬子が先に楽屋に戻ってくると、蘭架が室内をウロウロしている。<br />
敬子「どうかしたの？」<br />
蘭架「アダノスケちゃんを触ろうと思って、ケースから出したんだけど、見当たらなくなっちゃった！」<br />
敬子「何やってんの！？　知恵ちゃんに怒られるよ！？」<br />
蘭架「どこだろどこだろどこだろどこだろ&hellip;&hellip;」<br />
敬子「ああああああああああああああああああああ！！」<br />
蘭架「何？」<br />
敬子「蘭架ちゃん、今、足で&hellip;&hellip;！！」<br />
蘭架「？」<br />
蘭架が一歩下がると、床でアダノスケが動かなくなっている。蘭架は靴でアダノスケを踏んでしまったようだ。<br />
蘭架「うわああああああああああああああああああああ！！」<br />
そこへ知恵が帰ってきた。<br />
立ったまま足もとを見つめている蘭架の視線を知恵がたどって、動かなくなったアダノスケに気づいた。<br />
蘭架「知恵ちゃん、ごめん！　ケースから出したら、どこに行ったか分からなくなって、踏んじゃって&hellip;&hellip;」<br />
知恵はアダノスケに駆け寄り、しゃがみ込み、アダノスケを拾い上げ、手のひらの上に載せた。そして、その亡骸を見つめながら、ゆっくりと立ち上がった。<br />
蘭架「ち、知恵ちゃん、ごめんなさ&hellip;&hellip;」<br />
知恵「ごめんで済むかああああああああああああああああああああ！！」<br />
蘭架「ううっ&hellip;&hellip;！」<br />
知恵「なんで勝手に出した！？　バカなんじゃないの！？　バカでしょ！？　アダノスケはあたしの友達なの！　家族なの！　大切な仲間だったの！」<br />
蘭架「ごめんなさい！」<br />
知恵「それをあんたは&hellip;&hellip;あんたは&hellip;&hellip;踏みつぶしたの！」<br />
蘭架「ごめんなさい！！　ごめんなさい！！」<br />
蘭架は泣き出した。<br />
知恵「なんであんたが泣くの！？　うっとうしい！　消えろ！　失せろ！　アホ！　ボケ！　カス！」<br />
蘭架「ごめんなさい！！　ごめんなさい！！」<br />
知恵「どれだけ謝ったって、アダノスケは帰ってこないの！」<br />
蘭架「ごめんなさい！！　ごめんなさい！！」<br />
知恵「どれだけ&hellip;&hellip;謝ったって&hellip;&hellip;」<br />
知恵も泣き出した。<br />
そんな2人の様子を見て、敬子も泣き出した。<br />
プロデューサー・平一（へいいち）「おーい、敬子、知恵、蘭架。いるか？」<br />
楽屋のドアを外側からノックしている、プロデューサーの平一。<br />
平一「ちょっと伝言があるんだけど、いいか？　&hellip;&hellip;おい！　いないのか！？」<br />
平一がドアを開けた。<br />
すると彼の目に飛び込んできたのは、なぜか3人そろって泣きじゃくっている、ハビタブルガールズ。<br />
平一「うわっ&hellip;&hellip;」<br />
平一は、楽屋に足を踏み入れることなく、ゆっくりとドアを閉じ、立ち去った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬子」　第2話（2026年5月12日ごろ執筆）<br />
<br />
楽屋。<br />
知恵「大体、蘭架はいつもいつも人に迷惑かけて！　余計なことばかりして！　そそっかしいくせに走り回るし！　スタッフさんの手もわずらわせるし！」<br />
知恵は10分以上にわたって、蘭架を非難し続けた。<br />
知恵「&hellip;&hellip;あんたなんか、いなければいい！　生きてる価値ないんだよ！」<br />
蘭架「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
知恵「ああ、もう。気分悪い。あたし、帰る！」<br />
知恵はケースにアダノスケの亡骸をしまい、ケースとリュックサックを手に、大きな足音を立てながら楽屋を出てしまった。<br />
敬子と蘭架が取り残され、楽屋はシーンと静まり返った。<br />
2人はしばらくの間、無言で立ち尽くした。<br />
敬子「&hellip;&hellip;ら、蘭架ちゃん。さっきの知恵ちゃんは、ちょっと感情的になってただけだと思うから&hellip;&hellip;」<br />
蘭架「&hellip;&hellip;あたし、生きてる価値ないよね。分かってる。うん。分かってる。アダノスケちゃんと知恵ちゃんのために&hellip;&hellip;責任を、取る」<br />
蘭架はバッグも持たずに、ゆっくりとドアのほうへ向かう。<br />
敬子「どこへ行くの？」<br />
蘭架「さようなら。今までありがとう」<br />
蘭架は楽屋を出ていった。<br />
敬子「えっ&hellip;&hellip;」<br />
蘭架は、テレビ局内をスタスタと歩く。<br />
途中で、知恵を追い抜いた。<br />
そこで蘭架はクルリと半回転し、立ち止まる。<br />
知恵も立ち止まる。<br />
知恵「な、何&hellip;&hellip;？」<br />
蘭架「知恵ちゃん、ホントにごめんね。責任を取るからね」<br />
蘭架はまた体の向きをもどに戻し、スタスタと歩を進め、廊下の先の曲がり角を曲がり、知恵からは見えなくなってしまった。<br />
知恵「&hellip;&hellip;？」<br />
敬子も、知恵の後ろまで来ている。<br />
敬子「ね、ねえ、知恵ちゃん。蘭架ちゃんは&hellip;&hellip;？」<br />
知恵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬子」　第3話（2026年5月12日ごろ執筆）<br />
<br />
敬子と知恵は、蘭架に追いつき、つかまえた。<br />
知恵「あんた！　変なこと考えてるんじゃないでしょうね！？」<br />
敬子「蘭架ちゃん！　行かないで！」<br />
蘭架「イタタタタ！　何すんの！？　2人とも！？」<br />
話を聞いてみると、敬子と知恵は勘違いをしていたようだった。<br />
蘭架は、プロデューサーのもとへ向かい、グループを脱退すると告げようとしていたとのことだ。<br />
敬子「そうだったの&hellip;&hellip;」<br />
知恵「ややこしいことしないでよ&hellip;&hellip;」<br />
敬子「で、でも、脱退もしないでよ」<br />
知恵「脱退したらアダノスケが帰ってくるわけじゃないんだから」<br />
蘭架「じゃ、じゃあ、あたしは、どうしたら&hellip;&hellip;」<br />
蘭架はまた涙目になった。<br />
知恵「お葬式とかそういうあとのことはあたしが考えるから、あんたはここでアダノスケに謝って手を合わせてくれれば、それでいいよ」<br />
蘭架「分かった&hellip;&hellip;。アダノスケちゃん、ホントにごめんね&hellip;&hellip;」]]> 
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    <author>
            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
        </author>
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    <id>misoshiru.bangofan.com://entry/71</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/sakuhin/monogatari5" />
    <published>2026-04-21T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-04-21T07:00:00+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>自作の物語文など　5</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第10話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
その後、咲織がネコを見つけた。<br />
咲織「あれ？　あのネコ、なんかしっぽが曲がってない？」<br />
誠治「長崎のネコはしっぽが曲がってるのが多いんだよ。8割くらいかな」<br />
咲織「ええっ！？　みんなケガしてるってこと？」<br />
誠治「は？」<br />
咲織「ケガだよね？　いや、ケガっていうか&hellip;&hellip;病気？」<br />
誠治はそれがケガや病気ではないことも、江戸時代の鎖国中に貿易船に乗ってやって来た先祖ネコがいるという、そのルーツも知っていた。<br />
<br />
誠治の反応として、以下のそれぞれは適切だろうか？　不適切だろうか？<br />
<br />
1.「ケガだよ。みんな坂道を上るのに必死で、ネコのしっぽを踏んづけてしまうからね」<br />
2.「そういう病気が流行ってるんだよ。怖いよね。人間にもうつるよ。人間の場合、手の指が曲がるよ」<br />
3.「バカか？」<br />
4.「ケガでも病気でもないよ。江戸時代の鎖国中に貿易船に乗ってやって来た先祖ネコがいて、それがルーツなんだよ」<br />
5.「よーし、しっぽを引っ張って、戻してあげよう」（冗談）<br />
6.「あれはネコじゃなくて、イヌだよ」<br />
7.「お前の頭が病気だよ」<br />
8.「ケガでも病気でもないよ。でもこれはこれで、可愛いよね」<br />
9.「不気味だよね」<br />
10.「さっきの俺のうんこも、あんなふうに曲がってた」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第1話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
男子大学生の敬太（けいた）と、同じ大学に通う七絵（ななえ）。<br />
2人は友達以上恋人未満の関係だ。<br />
敬太がいきなり、七絵の部屋を訪ねた。<br />
玄関前。<br />
敬太「いきなり来るのはマズかったかな？」<br />
七絵「いいよ。でも散らかってるよ。大丈夫？」<br />
敬太「別にいいよ」<br />
七絵の部屋。<br />
確かに、散らかっている。<br />
七絵「軽く片づけるね。&hellip;&hellip;あっ！」<br />
七絵は、ローテーブルの上に、布切れのようなものを発見する。<br />
それは自分が昨夜脱ぎ捨てた、パンツだった。<br />
他にもローテーブルの上には、明らかに脱ぎ捨てられた衣類が数枚あるため、そのパンツも脱ぎ捨てられたものであることは、一目瞭然の状態である。<br />
敬太も七絵の声につられ、そのパンツを凝視した。<br />
<br />
敬太の反応として、以下のそれぞれは適切だろうか？　不適切だろうか？<br />
<br />
1.「七絵ちゃんらしいね」<br />
2.「だらしないなあ」<br />
3.「そんなものを放置していた罰として、それは俺が没収する」<br />
4.「アハハ。まあ、気にしなくていいよ。俺も気にしないから」<br />
5.「どこに脱ぎ捨てとんねーん！」<br />
6.「疲れてたら、そういうこともあるよね」<br />
7.「そうそう！　こないだ見た映画がさ&hellip;&hellip;」<br />
8.「テーブルに下着を置くということは、テーブルがタンスもしくは肌であり、しかしながらタンスにしては開け閉めができなさそうなので、このテーブルを肌と見なして、俺がテーブルにキスをすることにする。いや、万が一テーブルがただのテーブルだったときのことも考慮し、あとで布巾で拭く手間を省くため、ベロベロと舐めることに決定する」（と言って、パンツや他の衣類を床に落とし、テーブルをベロベロと必死に舐め始める）<br />
9.「ご、ごめん。見ちゃった」<br />
10.「ギャハハハハハ！！　ギャハハハハハハハハハハ！！　ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！　ギャハハハハハゲホッ！！　ゴホッ！！　ゲホッ！！　ゴホオオオオオッ！！」<br />
11.「将来、映画監督になって、映画化するね」<br />
12.「がさつなやっちゃ」<br />
13.「大丈夫。それはパンツじゃないよ。よく見てごらん。ただのホーキング放射だ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第2話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
敬太「そんなものを放置していた罰として、それは俺が没収する」<br />
七絵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
七絵は顔をしかめる。<br />
敬太「いいよね？　ちょうだい。1枚くらい、いいじゃん」<br />
七絵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
七絵は無表情になる。<br />
敬太「ダメなの？」<br />
七絵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
七絵は、満面の笑みを浮かべた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第3話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
敬太「ウソ、ウソ。でも、代わりにこの靴下、くれない？」<br />
七絵「ええ&hellip;&hellip;？」<br />
敬太「お願い！」<br />
七絵「まあ、靴下なら、いいか&hellip;&hellip;」<br />
敬太「ありがとう！」<br />
そう言うと敬太は、靴下を口に入れた。<br />
敬太「美味しい！」<br />
七絵は泣き出した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第4話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
敬太「どうしたんだ！　嫌ならタイムマシンを造れよ！　因果律を破れよ！　それでも都会人か！　鳥を見習え！　頑張って飛んでるんだ！　俺が飛ぶくらい、どうってことないだろ！　明日もニワトリは鳴くぞ！　そんなことで奇跡の女になれると思ってるのか！　靴下を尊べよ！　尊ぶってのは、大事にすることじゃない！　愛するんだ！　さあ！　旅をしろ！　みょみょぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！　みょみょみょみょぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第5話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
七絵「わ、分かったよ。落ち着いて」<br />
七絵はため息をつき、敬太を落ち着かせた。<br />
敬太「ごめん。でも、君の靴下は本当に美味しいよ。もぐもぐ」<br />
七絵「それって喜んでいいの？」<br />
敬太「もちろん！　これからもごちそうしてくれ！　もぐもぐ！」<br />
七絵「&hellip;&hellip;たまにね」<br />
七絵は頭を抱えたが、敬太を受け入れた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第6話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
敬太はローテーブルをひっくり返し、本棚に体当たりし、トイレのドアを蹴り、冷蔵庫のドアを勢いよく開け閉めし、七絵に抱きつき、床を転がり、アイリッシュダンスを踊り、床に置いてあったペットボトルのコーラを体中に浴びた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第7話（2026年4月1日執筆）<br />
<br />
敬太がコーラを体中に浴びた直後、インターホンが鳴った。七絵がドアを開ける。<br />
訪ねてきた敬太「七絵ちゃん、おはよう。いきなり来るのはマズかったかな？」<br />
七絵「えっ！？　敬太君！？　どういうこと！？　敬太君が2人！？」<br />
さっきから騒いでいる敬太「なんてこった。バレたか。俺は敬太。と言っても&hellip;&hellip;略して敬太だ。正確には敬太郎だ」<br />
訪ねてきた敬太「に、兄さん。七絵ちゃんの部屋で、何してんの？」<br />
さっきから騒いでいる敬太（敬太郎）「ごめん。お前の友達の七絵ちゃんを、からかってた」<br />
七絵「何が起きてるの！？」<br />
敬太＆敬太郎「実は、俺たち、一卵性双生児なんだ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第8話（2026年4月1日執筆）<br />
<br />
数日後。<br />
敬太の部屋。七絵と敬太が話している。<br />
敬太「この前はごめんね。うちの兄さんが、変なことばかりして」<br />
七絵「ホントだよ。びっくりしたんだから」<br />
敬太「あの靴下はもう履きたくないだろうから、新しいのをプレゼントするよ。ほら、これ」<br />
七絵「それは君じゃなくてお兄さんがすべきことでは&hellip;&hellip;？」<br />
敬太「アハハ&hellip;&hellip;」<br />
七絵「ちょっと待って！」<br />
敬太「え？」<br />
七絵「あなた、本当に敬太君？　敬太郎さんじゃないよね？」<br />
敬太「ええっ！？　違うよ！　疑いすぎじゃない！？」<br />
七絵「ごめん&hellip;&hellip;。だって、疑っちゃうよ&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第9話（2026年4月1日執筆）<br />
<br />
七絵「まだ許せない気持ちがあるの」<br />
敬太「だ、だよね」<br />
七絵「だから、敬太君、同じ顔してるんだから、代わりに罰を受けてくれない？」<br />
敬太「えっ！？　な、何をするの！？」<br />
七絵「レモン汁を敬太君の目に注ぐの」<br />
敬太「！？」<br />
七絵は敬太を説得し、レモン汁の刑の執行に関して、強引に同意を得た。<br />
そして七絵はポケットからレモンを取り出し、敬太の右目にレモン汁を注いだ。<br />
敬太「ぎゃああああああああああああああああああああ！！」<br />
そのときインターホンが鳴った。敬太がティッシュで目を押さえながら、フラフラと玄関に向かい、ドアを開ける。<br />
訪ねてきた七絵「敬太君、おはよう」<br />
敬太「えっ！？　七絵ちゃん！？　どういうこと！？　七絵ちゃんが2人！？」<br />
レモン汁を注いだ七絵「あちゃー。バレたか。あたしは七絵。と言っても&hellip;&hellip;略して七絵。正確には七絵美（なえみ）」<br />
訪ねてきた七絵「お、お姉ちゃん。敬太君の部屋で、何してんの？」<br />
レモン汁を注いだ七絵（七絵美）「ごめん。あんたの友達の敬太君を、からかってた」<br />
敬太「何が起きてるの！？」<br />
七絵＆七絵美「実は、あたしたちも、一卵性双生児なんだ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「敬太」　第10話（2026年4月1日執筆）<br />
<br />
数日後。<br />
敬太郎「実は、俺たち&hellip;&hellip;」<br />
七絵美「あたしたち&hellip;&hellip;」<br />
敬太郎＆七絵美「&hellip;&hellip;結婚することになりました！」<br />
敬太＆七絵「&hellip;&hellip;ええええええええええええええええええええっ！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第11話（2026年4月4日執筆）<br />
<br />
誠治の部屋に咲織が訪れた。<br />
咲織「すごい本の量だね」<br />
誠治「何か気になるものはある？」<br />
咲織「その分厚い本&hellip;&hellip;図鑑？」<br />
誠治「うん、微生物の図鑑なんだ。広辞苑並みに分厚いだろ」<br />
誠治はその図鑑を、箱ごと本棚から抜き取った。<br />
咲織「あ、そう言えば、昨日さ」<br />
誠治「何？」<br />
誠治がクルリと咲織のほうを向いた瞬間、図鑑が箱ごと手から滑り落ちた。そしてその角が、咲織の足の甲を直撃した。<br />
咲織「いっぎゃああああああああああ！！　いだいよおおおおおおおおおお！！　だずげでええええええええええ！！」<br />
誠治「いだい？　だずげで？　ちゃんと発音しろよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第1話（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
タレント・孝尋（たかひろ）「今回のゲストは歌手の津島裕亜（つしまゆあ）さんです。よろしくお願いします」<br />
裕亜「よろしくお願いします」<br />
孝尋「裕亜さんって、歌ばかり歌ってるよね？」<br />
裕亜「え？　まあ、そうですね&hellip;&hellip;」<br />
孝尋「仕事はしないの？」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第2話（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
裕亜「確かに私の歌なんて、まだまだお遊びみたいなものだと思います。いつか皆さんに、『これが津島裕亜の仕事だ』と認めてもらえるよう、これからも歌い続けます」<br />
番組放送後。<br />
孝尋「クッソ。なんでSNS、炎上してんだよ。ムカつくぜ。津島のせいだよなあ&hellip;&hellip;」<br />
2週間後。<br />
孝尋「いよいよ今週から、俺と裕亜さんによるラジオの新番組が始まるね」<br />
裕亜「はい。よろしくお願いします。いい番組にしましょうね」<br />
ラジオ番組収録後。<br />
裕亜「孝尋さん、あたし、ちゃんと喋れてましたか？」<br />
孝尋「喋れてない。つまらん。次回からは俺が喋るから、あんたは小声でずっと歌ってて。BGM役に徹してくれ。ハハハハハ！」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
翌日。裕亜が駅の階段で転落し、腕を骨折した。<br />
そのまた次の日。テレビ局の廊下で、孝尋が、ギプス姿の裕亜に遭遇。<br />
孝尋「神様はキチンと見てるんだねえ。俺を炎上させたり、ラジオでちゃんと喋れなかったりするから、そういうことになるんだ。反省しなよ。まあ、首さえ骨折しなきゃ、歌えるんだからいいでしょ。むしろラッキーでしょ。ハハハハハ！」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;頑張ります」<br />
所属事務所オフィス。<br />
同じ事務所の歌手・夢子（ゆめこ）「駅の階段から落ちたの？」<br />
裕亜「はい&hellip;&hellip;」<br />
夢子「ドジだねー。せめてそのドジであたしには迷惑かけないでよね」<br />
裕亜「は、はい&hellip;&hellip;」<br />
夢子「でも、転落のショックで少しは歌が上手くなってたりして？　キャハハハハハ！」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
数分後。<br />
マネージャー・三絵（みつえ）「忙しいときに、骨折なんてしないでよね」<br />
裕亜「ごめんなさい&hellip;&hellip;」<br />
三絵「でもあなた、個性がないから、ギプス姿っていう個性ができてよかったね！　アハハハハハ！　もっとすごい大ケガしたほうがよかったかもね！　アハハハハハ！」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
数分後。<br />
裕亜「社長、おはようございます」<br />
事務所社長・壮一（そういち）「うるさい！　今、忙しいんだよ！　骨折なんかしやがって！　面倒臭いんだよ、お前は！　ま、骨折したのが首じゃなくてよかったな！　一応、歌えるもんな！　むしろラッキーだったな！　むしろ、転落のショックで少しは歌が上手くなってたりしてな！　それに、ギプス姿っていう個性ができてよかったかもな！　ガハハハハハ！」<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第3話（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
泰輔（たいすけ）は裕亜の大ファンだった。<br />
しかし裕亜は引退してしまった。<br />
あるとき泰輔は、裕亜がコンビニ「オンプマート舞久（まいく）店」でアルバイトをしているという噂を聞いた。<br />
泰輔は「噂なんてほとんど嘘っぱちだ」と思いながらも、近くを通りかかったとき、そのコンビニを覗いてみた。<br />
店内には、泰輔以外に、学校帰りと思われる騒がしい女子高生が3人。<br />
そして、死んだ魚のような目で商品を陳列している店員の姿があった。<br />
店員は裕亜だった。<br />
そのあと裕亜は、女子高生たちに対してレジ接客を始めた。<br />
が、うるさい女子高生たちとは対照的に、蚊の鳴くような声で応対している。<br />
泰輔はそんな裕亜の様子を見て、声をかけることもためらわれ、結局、黙ってその場をあとにした。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第4話（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
半年後のある夜。<br />
再び泰輔は、オンプマート舞久店の前を通りかかった。<br />
入り口前に、裕亜と思われる店員が見える。<br />
泰輔がそっと近づくと、裕亜はゴミ箱のゴミを片づけながら、小声で歌を歌っている。<br />
耳を澄ませてみると、それは彼女のデビュー曲だった。<br />
裕亜は泰輔には気づかないまま、歌いながら作業を終わらせ、さらに袖で涙をぬぐうような動作を見せた。<br />
泰輔は何とも言えない気持ちになり、思わず叫んだ。<br />
泰輔「大ファンです！　またステージで歌ってください！」<br />
すると裕亜は涙目のまま、泰輔を呆然とした様子で見つめたかと思うと、にっこりと微笑んだ。しかしそのあと、静かに首を左右に振った。<br />
そして仕事のために、店内へと戻ってしまった。<br />
<br />
さいわい、周囲にも店内にも、他に人影はないようだ。泰輔は店の中に向かって、（裕亜にだけ聞こえる程度の声で）何を叫ぶべきだろうか？　以下のうち、最も不適切な選択肢はどれだろうか？<br />
<br />
1.「じゃあユーチューブで歌ってくださいよ！」<br />
2.「歌謡界に復帰するのを、俺は待ってますから！」<br />
3.「今の仕事は向いてないよ！」<br />
4.「あなたの歌声が好きです！」<br />
5.「大して上手くもない歌を歌ってまとまった金を稼ぐほうが、今より楽だろうが！　お前程度の歌手を応援してやってるんだから、ありがたく思えよ！　クソが！」<br />
6.「またステージに立ってくれないのなら、今、コンビニの前でうんこします！」<br />
7.「うわああああああああああああああああああああん！！」（大号泣）<br />
8.「キスしてください！」<br />
9.「歌わなくてもいいから、ユーチューブやってよ！　見たいよ！　声が聞きたいよ！」<br />
10.「裕亜さんが今の歌謡界を変えてよ！」<br />
11.「コンビニ店員なんて、何の輝きもない仕事だよ！」<br />
12.「ピギャッポギャップギョッペギェポギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！」<br />
13.「歌の才能も中途半端！　今の職場適性も中途半端！　中途半端の女王！」　<br />
14.「このシュークリームください！」と言って購入し、その直後に裕亜の顔にシュークリームをぶつけ、「目が覚めたか！？」と問う<br />
15.「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」と叫んで抱きつき、キスをする<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「履歴書」（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
履歴書の文字を青と黒の2色で交互に書いたら、どうなるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「投函」（2026年4月5日執筆）<br />
<br />
以下は切手を直接貼ってポストに投函できるものだろうか？<br />
<br />
1.レシート<br />
2.アルミホイル<br />
3.サンドペーパー<br />
4.ティッシュペーパー<br />
5.段ボール紙<br />
6.裏面に宛て名や文章を書いたチラシ<br />
7.まんじゅうの箱（広げた状態）<br />
8.賞状<br />
9.半紙<br />
10.リンゴの皮<br />
11.紙幣<br />
12.紙袋（畳んだ状態）<br />
13.Tシャツ<br />
14.下敷き（プラスチック製）<br />
15.コンビニ袋<br />
16.ゴキブリホイホイ（ゴキブリなし）<br />
17.ゴキブリホイホイ（ゴキブリあり）<br />
18.人間の皮膚<br />
19.一反木綿<br />
20.ペチャパイ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「大会」（2026年4月6日執筆）<br />
<br />
すすりもち初チャレンジ大会　VS　おにぎり丸飲み大会<br />
<br />
どちらが危険だろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第4話（2026年4月6日執筆）<br />
<br />
夏海が油性マジックで自分の足に靴を描いて、啓介に見せた。<br />
そのあと、風呂場で「落ちないよお！」と騒いでいる。<br />
啓介「なんとかしてあげるから、目をつむって」<br />
啓介が夏海の両足を、肌色の絵の具で塗りつぶした。夏海は困惑した。<br />
その後、夏海が絵の具を落とした。しかしまだ油性マジックで描いた靴が残っている。<br />
啓介「目をつむって。今度は本当に落としてあげる」<br />
啓介は夏海の足を、サンドペーパーでこすり始めた。<br />
夏海「いだいいいいいいいいいい！！」<br />
啓介「いだい？　俺が偉大ってこと？　コラ！　動くな！　30分待て！！　30分！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第5話（2026年4月6日執筆）<br />
<br />
夏海が自分の腹部に宛て名と本文を書き、さらにひたいに切手を貼り、大晦日の真夜中に家を出て、元旦に啓介の家に着いた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第6話（2026年4月7日執筆）<br />
<br />
夏海「目が疲れた」<br />
啓介「目薬をさしてあげよう」<br />
夏海の目に対してレモン汁を絞る啓介。<br />
夏海「ぐぎゃああああああああああああああああああああ！！　いだいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」<br />
啓介「相当、疲れてるな、こりゃ。目を大事にしなよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「大智」　第1話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
20歳の大智（だいち）は、自分で調理した夕食を、デジタルカメラで撮影してから食べた。あとで画像を確認すると、料理にゴキブリの脚が混入している。<br />
大智「ヤバい。俺、死ぬのかな？」<br />
大智は3か月後、腹痛を起こした。<br />
大智「うう&hellip;&hellip;。死にそうだ&hellip;&hellip;。あのときのゴキブリの脚のせいだ&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「大智」　第2話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
実は大智は、腹痛の数時間前に、ゴキブリの脚を撮影したときのSDカードを、「忌まわしいゴキブリの記憶め。こうしてやる！」と、飲み込んでいた。<br />
大智の腹痛の原因は、もとを正せばゴキブリの脚である。ゴキブリの脚が料理に混入していなかったら、SDカードを飲み込むこともなかったのだから。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「大智」　第3話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
大智「俺は何てバカなことをしてしまったんだ。後先考えない性格のせいで、死んでしまいそうだ。享年20歳か&hellip;&hellip;。うう&hellip;&hellip;」<br />
結局大智は、90年後、110歳で死亡した。<br />
<br />
110歳の大智の死因が、20歳のときのゴキブリの脚の寄生虫である確率は何パーセントくらいだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第1話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
博武（ひろたけ）が今日の仕事を終えてデスク上の書類を揃えていると、先輩の太一（たいち）が、「うちに高級なお菓子がたくさんあるんだ。少しもらってくれ」と、床に置いた紙袋を指差した。博武は礼を述べた。<br />
博武が書類を片づけてから床を見ると、紙袋が1つ増えており、2つになっている。「2つもらっていいんだな」と考え、持ち帰った。<br />
翌日から3連休であり、博武はその間に菓子をすべて食べた。<br />
しかし連休最終日に、2つの紙袋の端に、それぞれ「ヒロタケ」「アツヤ」と記されているのを見つけた。片方は博武の友人でもある敦哉（あつや）のための紙袋だったらしい。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第2話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
連休明け。昼休み。<br />
博武「太一先輩、何も言ってこないな。おかしいな。俺が紙袋を手にしたのが、太一先輩が敦哉に菓子を譲ると言う前だったなら、太一先輩が自分で紙袋の消失に気づいたはずだ。敦哉に菓子を譲ると言ったあとだったなら、敦哉が太一先輩に『俺の分がなかった』と報告したはずだ。太一先輩はあの日は少し遅くまで残業をする予定だったから、敦哉より先に帰ったということもなかっただろう。いや、仮に先に帰ったとしても、連休中に電話で、もしくは今日の午前中に直接、敦哉が太一先輩に報告してるはずだ。つまり、いずれにしても太一先輩は気づいてるはずなんだが。なぜ太一先輩は、俺に何も言ってこないんだ？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「博武」　第3話（2026年4月9日執筆）<br />
<br />
少し時をさかのぼり、博武が2つの紙袋を持って退社した直後。<br />
太一「あれ？　紙袋が2つともない。博武が間違えて両方持って帰ったのか。敦哉にはまだ菓子の件を伝えていないから、敦哉が損をしたと感じることもない。じゃあ、別にいいか。最初から博武に2つあげるつもりだったと思えばいいさ」<br />
連休明けの終業時刻。<br />
太一「おい、博武」<br />
博武「は、はい」<br />
太一「菓子、美味かったか？」<br />
博武「え！？　ああ、そりゃもう！」<br />
太一「いろいろ入ってただろ」<br />
博武「はい！　全部いただきました！　どうもありがとうございました！」<br />
太一「どういたしまして」<br />
博武「&hellip;&hellip;あれ？　太一先輩、行っちゃったぞ。俺を問いたださないのか？」<br />
3か月後。<br />
博武「あ、あのー&hellip;&hellip;太一先輩、3か月前の菓子の件なんですけど」<br />
太一「おう。どうした？　また食いたくなったのか？　でも、もうないぞ」<br />
博武「い、いや、俺、紙袋2つとも持って帰っちゃったんですけど、気づいてなかったんですか？」<br />
太一「何だよ。いや、気づいてたよ、俺は。お前こそ、片方が敦哉の分だって気づいてたのか？」<br />
博武「は、はい。すみません」<br />
太一「いつだ？　いつ、気づいた？」<br />
博武「3か月前の連休最終日です。すみません」<br />
太一「何だそりゃ。俺はてっきり、お前は何も気づいてないと思ってたぞ。敦哉に菓子の件を伝える前だったから、もう別にいいやと考えたんだ。しかし、お前、連休最終日に気づいてたなら、なぜもっと早く謝らなかったんだ？」<br />
博武「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第14話（2026年4月12日執筆）<br />
<br />
映画出演などによって蒼依の人気は徐々に高まり、まだまだトップアイドルとは言えないものの、現在所属している18人組グループ「イロリガールズ」の中では人気トップに躍り出た。<br />
ある日。<br />
タコ型宇宙人がアイドルグループ「イロリガールズ」の握手会に来て、感動のあまり、墨をアイドルにぶっかけた。<br />
浩司「今後、タコ型宇宙人は全員、入場禁止とする」<br />
蒼依「待ってください。あの宇宙人さんは反省しています。もう心配はいりません」<br />
浩司「他の来場客が恐怖したり、アイドルの身を案じたりしてる。これ以上宇宙人の入場を許すのは、得策じゃない」<br />
蒼依「でもそれは差別です！　そういう判断から社会問題が生じるんです！」<br />
浩司「彼らは異質な存在だ！　俺たちとは違う！」<br />
蒼依「だから、それこそが差別の本質なんです！　地球人は差別主義者だと思われたいのですか！？　あたしは宇宙人さんたちとも、握手をしたい！　宇宙人さんたちにも、ファンになってもらいたい！　宇宙人さんたちといっしょに、ライブを盛り上げたい！」<br />
浩司「うるさい！　口答えするな！　もう決めたことだ！　お前らはただのコマなんだ！　こっちのやり方にはキチンと従ってもらう！」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第15話（2026年4月12日執筆）<br />
<br />
蒼依「だったら、あたし、卒業します」<br />
浩司「はあ！？　何だって！？」<br />
蒼依「卒業して、差別を肯定する環境から離れて、SNSで差別反対を訴えるインフルエンサーになります」<br />
浩司「おい！」<br />
蒼依「今までお世話になりました」<br />
浩司「待て！　お前はグループ内人気トップの稼ぎ頭なんだ！　そうはさせん！」<br />
蒼依「あたしはもう決心しました」<br />
浩司「許さん！　お前は敷かれたレールの上を歩いていれば、それでいいんだ！　何も考えるな！　何も思うな！　ただ浩司の指示に従って、やるべきことをやれ！」<br />
蒼依「ごめんなさい。さようなら」<br />
浩司「お前がその気なら、こっちにも考えがあるぞ」<br />
蒼依「何をする気ですか？」<br />
浩司「もしお前が卒業したら、お前の親友でもある一華（いちか）と沙良（さら）を、解雇&hellip;&hellip;いや、脱退させる」<br />
蒼依「ちょ、ちょっと待ってください！　彼女たちは無関係でしょ！？」<br />
浩司「あいつらはお前と違って不人気だからな。いなくなっても困らん。むしろ脱退させれば、リストラとして機能する側面さえある」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
浩司「で、どうなんだ？　卒業するのか？　しないのか？」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;負けました」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「邪馬台国」（2026年4月16日執筆）<br />
<br />
魏志倭人伝で語られているルートは、地球内部を進むものだった。<br />
邪馬台国は、ブラジルにある。<br />
<br />
この仮説にはどれくらい可能性があるだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「のんびり屋」（2026年4月17日執筆）<br />
<br />
のんびり屋「宇宙の全ブラックホールが蒸発するのを、のんびりと待とう」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「崩壊」（2026年4月17日執筆）<br />
<br />
陽子崩壊　VS　多頭飼育崩壊<br />
<br />
どちらが悲惨だろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「恭一」（2026年4月17日執筆）<br />
<br />
父・恭一（きょういち）「カマキリの脚を1本ずつ、もぎ取っていくぞ！」<br />
息子・光太（こうた）「嫌だああああああああああ！！」<br />
母・栄子（えいこ）「ちゃんと見なさい！　男の子でしょ！」<br />
光太「うわああああああああああん！！」<br />
恭一「これは命の教育なんだ！　こうして命の儚さ、ひいては尊さを知れるんだ！　ほら！」<br />
光太「ああああああああああ！！」<br />
栄子「じっとしなさい！　直視しなさい！　強い人間になりなさい！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「信隆」　第1話（2026年4月17日執筆）<br />
<br />
西暦2100年。<br />
科学者・信隆（のぶたか）「ついにタイムマシンを完成させたぞ」<br />
女助手・怜美（れいみ）「さすがですね。天才！」<br />
信隆「さっそく、乗り込もう」<br />
怜美「はい！」<br />
信隆「&hellip;&hellip;さてと。まずはいつの時代に行こうかな？」<br />
怜美「じゃあ、あたしが時代を入力してもいいですか？　ずっと昔に行ってみたいんです」<br />
信隆「どうぞ。じゃあ、入力したら、赤いボタンを押してね」<br />
怜美「はい。&hellip;&hellip;300億年前、と。ポチ！」<br />
信隆「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「信隆」　第2話（2026年4月17日執筆）<br />
<br />
信隆「うわああああああああああ！！　300億年前には、宇宙はまだ誕生してないんだぞ！！」<br />
怜美「あ、でも見てください。ゼロの入力が全然足りなかったみたいです。300万年前になってます」<br />
信隆「よ、よかった！　でもこのタイムマシン、使用後はしばらく待機しないと、再運転不可能なんだ。300万年も移動しちゃったから、1か月は帰れないぞ」<br />
怜美「ええっ！？　そういうことは先に言っといてくださいよ！」<br />
信隆「いきなりこんな大昔に来るとは思ってなかったんだよ！　数十年の移動なら、1分程度の待機時間だからさ&hellip;&hellip;」<br />
怜美「&hellip;&hellip;とりあえず外の様子を見てみましょうか」<br />
2人がドアを開けると、巨大なマンモスが、こちらを睨んでいた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第5話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
コンビニ店内へと裕亜が戻ったあと、泰輔はしばらく立ち尽くしていた。<br />
泰輔はキスがしたいと思ったが、実際にするわけにもいかない。<br />
そこで泰輔は、コンビニの窓ガラスに唇を思い切り押しつけ、必死のキス顔を店内に向けた。<br />
裕亜「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
裕亜が泰輔の「ガラスキス」に気づいた。泰輔はさらに、ガラスをベロベロと、なめ回した。<br />
泰輔「ベロベロベロ&hellip;&hellip;。よし。これで、俺は裕亜さんの脳裏に焼きついただろう」<br />
裕亜が店外に出てきた。<br />
裕亜「あの&hellip;&hellip;やめてください」<br />
泰輔「あとでちゃんと拭きますよ。アルコール消毒もします」<br />
裕亜は泰輔に注意をした。<br />
泰輔「裕亜さん。注意だけ？　君にチュー意は、ないの？　なんてね！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第6話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
裕亜は冷静に注意を続け、泰輔も猛省した。<br />
泰輔「あ、あの、すみません。客としてなら、またこのコンビニに来ても、いいですか？」<br />
裕亜「ええ、どうぞ」<br />
裕亜は弱々しく微笑んだ。<br />
数週間後の深夜1時半。オンプマート舞久店。<br />
店内に客の姿はない。店員は現在、裕亜のみ。<br />
裕亜が雑誌棚の前に立ち、雑誌を整理している。<br />
すると誰かが店内に入ってきた。<br />
裕亜「いらっしゃいませー」<br />
裕亜はドアのほうへと目を向けたが、客は足早にレジ前を通って奥へと消えたため、顔などはよく分からなかった。<br />
雑誌の整理を続ける裕亜。<br />
十数秒後、裕亜は背後に妙な気配を感じた。おそるおそる、ゆっくりと、振り返る裕亜。<br />
いつの間にか、裕亜からわずか10センチほど後ろに、張りついた笑顔で直立不動の泰輔がいた。<br />
裕亜「な、な、な、何ですか」<br />
泰輔「いや、客として来たんですよ」<br />
裕亜「なぜ無言でそこにいたんですか」<br />
泰輔「雑誌を見ようとしただけですよ」<br />
裕亜「真後ろにいましたよね」<br />
泰輔「人の真後ろにいてはいけないというルールがあるんですか？」<br />
裕亜「こ、怖いので、やめてください」<br />
泰輔「そうですか&hellip;&hellip;」<br />
裕亜はレジのほうへと戻った。<br />
数分後。<br />
泰輔は雑誌棚からゴシップ誌を手に取った。そして、裕亜がコンビニで働いているという記事のページを開き、その状態でレジカウンターに置いた。<br />
裕亜「こ、怖いです」<br />
泰輔「そうですか&hellip;&hellip;。そうですよね&hellip;&hellip;。すみません&hellip;&hellip;」<br />
裕亜「これ以上変なことをしたら、出禁ということにさせていただきます」<br />
泰輔「しかし、アルバイト従業員の立場では、そんなことは&hellip;&hellip;できん！」<br />
泰輔はそのあと、謝罪をした。<br />
裕亜「もう変なことはしないと約束してくださるなら、来店してもいいです。ただし、あくまで普通のお客さんとしてです」<br />
泰輔「分かりました。信用してくれるんですね？」<br />
裕亜「いえ、信用はしていません。まだ疑っています。また何かするんじゃないかと」<br />
泰輔「ええっ！？　信じてくださいよ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第7話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
泰輔はある日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「杏仁豆腐ヨーグルト」だけを持っていき、購入した。<br />
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「いちご濃厚グミキャンディー」だけを持っていき、購入した。<br />
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「シーフード贅沢ラーメン」だけを持っていき、購入した。<br />
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「天かすたっぷりおにぎり」だけを持っていき、購入した。<br />
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「ルイボスティーノンカフェイン」だけを持っていき、購入した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第8話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
オンプマート舞久店から、裕亜の姿はなくなった。<br />
泰輔「辞めたのかな&hellip;&hellip;」<br />
半年後。電車内。<br />
乗客・育夫（いくお）「土礼見（どれみ）駅前に、食品メーカーがあるでしょ？　俺の伯母さんがそこで働いてるんだけどさ、歌手を引退した津島裕亜も、そこで働いてるらしいよ」<br />
乗客・啓介（けいすけ）「へー」<br />
泰輔「&hellip;&hellip;！！」<br />
育夫と啓介は降りていった。<br />
泰輔「&hellip;&hellip;ホントにそこで働いてるのかな？　&hellip;&hellip;そうだ！　俺、大学をしばらく休んで、平日は一日中、その会社の前に立っていよう！　でもその前に、とりあえず今日、1回、会社の外観だけでも見てみるか」<br />
泰輔は土礼見駅で電車を降り、その会社の前に立った。するとちょうど、会社のガレージの自動販売機で、飲み物を購入している裕亜の姿が見えた。裕亜はそのあと、泰輔には気づかないまま、すぐに社内へと戻った。そのとき泰輔は、裕亜が閉めたドアに、貼り紙が貼られているのに気づいた。少し近づいてみると、アルバイト募集の貼り紙だ。<br />
泰輔「&hellip;&hellip;あっ！　そうか！　俺もここでバイトすればいいんだ！　&hellip;&hellip;何も問題はないよな？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第9話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
結局、泰輔が裕亜の職場で働くことはなかった。自分のこれまでの行動を反省し、考え直したのだ。<br />
数週間後。<br />
泰輔が電車のロングシートに座っていると、向かい側に裕亜がいることに気づいた。裕亜は泰輔に気づいていない。<br />
泰輔（もう彼女と関わるのはやめよう。気づいていないふりをしよう。別の車両に行こう。これが彼女のためなんだ。しかし、モヤモヤする。このモヤモヤは何だろう。このモヤモヤを、どう解消すればいいのだろう）<br />
泰輔はそんなことを考えながら、3つ先の車両へ移った。そして貫通扉の窓に唇を思い切り押しつけ、必死のキス顔を、その先の車両の中の乗客たちに見せつけた。<br />
泰輔（この代償行動で、モヤモヤを鎮めよう。あとでガラスをアルコール入りウェットティッシュで拭いて、消毒しておけば大丈夫だろう。&hellip;&hellip;ふー。久しぶりに奇抜なことやって、スッキリしたぜ）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「裕亜」　第10話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
裕亜は、新しい職場でいじめられていた。<br />
裕亜「思えばあたしの人生で、あたしのことを愛してくれていたのは、泰輔さんだけかもしれない。彼、まだこの町に住んでるみたいだし、捜してみようかな&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「育夫」　第1話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
読書好きのカップル、育夫と鳴江（なるえ）。<br />
彼氏・育夫「推理小説を書いてみた。大作だよ」<br />
彼女・鳴江「あたし、残酷な描写がある小説は苦手なんだよね」<br />
育夫「大丈夫だよ。表現はマイルドだから。ただ、難易度は高い。犯人もトリックも、絶対分からないと思う」<br />
鳴江「ふーん。じゃあ、読ませて」<br />
数日後。<br />
鳴江「これ、途中で終わってるんだけど。結局、犯人は誰なの？　どうやって密室を作ったの？」<br />
育夫「さあ？　俺にも分かんない」<br />
鳴江「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
育夫「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
鳴江「ぬああああああああああああああああああああっ！！　ぐああああああああああああああああああああっ！！　のああああああああああああああああああああっ！！　ぎああああああああああああああああああああっ！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「育夫」　第2話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
鳴江「ほら、これ」<br />
育夫「何？　その紙の束」<br />
鳴江「あなたの作品の続き、AIに書かせてみた」<br />
育夫「その手があったか！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「育夫」　第3話（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
育夫「これ、推理クイズの本。いっしょに考えて、間違えたら罰ゲームね」<br />
鳴江「いいよ」<br />
鳴江が負けた。<br />
育夫「俺が推理小説を書く」<br />
鳴江「え？　勝ったほうが書くの？」<br />
育夫「負けたほうの全身に書くんだ」<br />
鳴江「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「睡眠」（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
10の100乗年寝太郎「しまった。寝すぎた。宇宙の全ブラックホールが、蒸発してしまった」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ネコ好き」（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
ネコ好き「将来の夢は多頭飼育崩壊です」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「遣隋使」（2026年4月18日執筆）<br />
<br />
聖徳太子「小野妹子殿が風邪をひいてしまった。代役として、そなたを遣隋使に任命する。国書を煬帝殿に届けてくれ」<br />
ヤギさんゆうびんのヤギ「メエエエエエ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「啓介」　第1話（2026年4月21日執筆）<br />
<br />
啓介の友人に、博覧強記の一成（かずなり）がいた。一成の周囲の人々は啓介を含めて、一成の豊富かつ正確な知識をいつも頼りにしていた。一成に知らないことはないとさえ噂されていた。<br />
ある日、啓介が分からないことを一成に訊いたら、一成は風邪で声が出なかった。<br />
啓介「何だよ。壊れてるのか。なるべく早めに修理しとけよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「啓介」　第2話（2026年4月21日執筆）<br />
<br />
啓介「故障中かー」<br />
一成「その&hellip;&hellip;言い方は&hellip;&hellip;ゲホゲホ&hellip;&hellip;失礼では？」<br />
啓介「故障って、身体の調子がよくないことにも使う言葉だろ？　語彙力の高いお前なら知ってるはずだ。だから俺は悪くない」<br />
一成「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」]]> 
    </content>
    <author>
            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
        </author>
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    <id>misoshiru.bangofan.com://entry/70</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/sakuhin/monogatari4" />
    <published>2026-03-31T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-03-31T07:00:00+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>自作の物語文など　4</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第1話（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
彼氏・辰郎（たつろう）と彼女・冴歌（さえか）と、彼女の女友達・小春（こはる）の3人で、「少人数新年会」を行うことに。「3人とも、かくし芸でも何でもいいから、当日、何かを披露して盛り上げよう」ということになった。<br />
そして当日。場所は冴歌の部屋。辰郎は、いろんな色の絵の具を食べて、それぞれの感想を述べた。冴歌は、ホッチキスの中の針がなくなるまで、腕に打ち込み続けた。最後に小春が、引きつった顔で、クオリティーの低い動物の鳴き真似を披露した。<br />
小春「えーと&hellip;&hellip;ごめんね&hellip;&hellip;」<br />
小春は、シュンとしてしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第2話（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
辰郎がうがいを済ませ、冴歌が腕の手当てを済ませた。<br />
小春「あたし、ダメだね！　ごめん！　ちょっと、いいかな？　冷蔵庫の中、見ていい？」<br />
冴歌「え？　いいけど」<br />
小春「ん－と&hellip;&hellip;このとんかつソース250ミリリットル、新品だね。これ、もらってもいい？」<br />
冴歌「とんかつソース250ミリリットル？　まあ、いいけど、どうしたの？」<br />
小春「あたし、これ&hellip;&hellip;これ&hellip;&hellip;飲み干す！」<br />
涙目になり、震える声で、小春は言った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第3話（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
辰郎と冴歌は、「いいんじゃない？」という反応だった。小春は少しずつとんかつソースを飲むが、結局、涙目になりながら、10口ほど飲んだところでギブアップした。<br />
<br />
辰郎と冴歌は、どう反応すべきだろうか？<br />
<br />
1.「頑張ったね」と褒め、とんかつソースを取り上げる<br />
2.「やめるの？　興醒め」と冷淡に言う<br />
3.「頑張れ！　頑張れ！」と笑顔で応援する<br />
4.「人間、努力すれば、何だって成功できるよ。あきらめちゃダメだよ」と、真剣なまなざしで励ます<br />
5.「減塩とんかつソースにする？」と提案する<br />
6.「結局、無理なんだ」と、2人でクスクス笑う<br />
7.「やっぱり、こんなことさせるべきじゃなかったかな。体調、大丈夫？」と心配する<br />
8.「できないなら言うな！　期待させるな！」と怒る<br />
9.「全部飲むまで帰さないから」と無表情で言う<br />
10.2人で取り押さえ、無理矢理飲ませる<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第4話（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
小春はひそかに鍛錬を積み、ある日、辰郎と冴歌に、ある動画を送った。そこには、タバスコでうがいをし、レモン汁を目に注ぎ、石鹸を食べる小春の姿があった。しかし、小春の体は震えている。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第5話（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
冴歌が、「レベル1：自分で自分に思いきりビンタ」「レベル2：からしスプーン1杯一気食い」という感じで、レベル30までの「チャレンジリスト」を作成してあげた。<br />
冴歌「君は今、レベル4くらいだけど、とりあえず1から始めてみようか。ただ、君は30までやらなくていい。15まででいいよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夕実子」　第1話（2026年3月13日執筆）<br />
<br />
大阪から引っ越してきた転校生の女子・怜奈（れな）に対して、夕実子（ゆみこ）が言った。<br />
夕実子「君、全然うるさくないじゃん。物静かじゃん。ボケないじゃん。ツッコミもしないじゃん。ホントに大阪人なの？　ウソつきなの？　詐称してるの？　明日からはうるさくしてよ。ボケてよ。みんな期待してたんだから。空気読んでよ。なんでやらないの？　努力しないの？　サボるの？　無気力なの？　もっと真剣に生きなよ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「春音」（2026年3月13日執筆）<br />
<br />
春音（はるね）と拓司（たくじ）と愛子（あいこ）が、遅めの初詣に行った。<br />
おみくじを引くと、拓司と愛子は中吉、春音は大凶だった。<br />
春音はそのあと、石段でころび、「やっぱり今年は最悪の運勢なんだ！」と絶望した。<br />
春音は続いて、カフェで自分の注文したものだけが店員に忘れ去られており、「やっぱり今年は最悪の運勢なんだ！」と絶望した。<br />
春音は続いて、お気に入りの傘をどこかに置いてきてしまったことに気づいて、「やっぱり今年は最悪の運勢なんだ！」と絶望した。<br />
拓司は再びさっきの神社に戻ることを提案し、そこで春音に、大吉が出るまでおみくじを引くことを勧めた。春音は、5回目で大吉を引いた。<br />
春音はそのあと、その神社でたまたま昔の友達と再会し、「やっぱり今年は最高の運勢なんだ！」と歓喜した。<br />
春音は続いて、古本屋でずっと探していた本を見つけ、「やっぱり今年は最高の運勢なんだ！」と歓喜した。<br />
春音は続いて、自分が大好きな虹が空にかかっているのを見て、「やっぱり今年は最高の運勢なんだ！」と歓喜した。<br />
そのとき愛子は、おみくじは同じ神社で何回も引くのはよくないという説もあることを思い出した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第6話（2026年3月14日ごろ執筆）<br />
<br />
芳雄（よしお）の家。芳雄と、妹の小春がいる。<br />
芳雄「話題のVR体験施設『エキセントリックストーム』、行ったことある？　超技術みたいなのが使われてて、信じられないくらいリアルらしいぞ。しかも1時間で何十年分の体験ができるらしい」<br />
小春「知ってる、知ってる。今週の土曜日に行こうと思ってる」<br />
芳雄「へー。行ったら、感想教えてくれよな」<br />
そして当日。<br />
小春「店員さん、オススメは何ですか？」<br />
国浩（くにひろ）「お客さんは何が好きですか？　趣味とかは？」<br />
小春「うーん、お菓子とか動物とか星とか、好きですね」<br />
国浩「星がお好きなんですね。じゃあ、これなんかいかがでしょうか？　『宇宙体感物語』。裏メニューですよ」<br />
小春「宇宙体感？　なんか楽しそう。しかも裏メニューなんですか？」<br />
国浩「はい。スタッフの独断と偏見で、相応しそうだと思うお客様に提案することになっているんです。しかも『宇宙体感物語』は、最新作です。あなたは、この『宇宙体感物語』を体験する1人目のお客様になれますよ」<br />
小春「えっ？　まだ誰も体験してないんですか？」<br />
国浩「ええ。どうです？」<br />
小春「やります！」<br />
国浩「ありがとうございます。では、『宇宙体感物語』の詳しい説明を聞きますか？」<br />
小春「詳しい説明は、いらないです。いきなりスタートしたほうが、予測がつかなくて面白そう」<br />
国浩「かしこまりました。では、ごゆっくりお楽しみください」<br />
VR世界。<br />
科学者・伸一郎（しんいちろう）「あなたはワタシの人体改造によって、不老不死になりました。苦痛や空腹は感じず、何が起きても無傷でいられます。ついでにあなたが着ているその学校制服も、特殊素材で造られており、何が起きても無傷です。そして、ほんの数秒で、あなたは宇宙のすべての場所に移動することができます。また、記憶は永遠に保持されます」<br />
小春「へ？　な、何それ」<br />
そして小春は、老いることもなく、死ぬこともなく、以下をすべて体験した。<br />
1.南極が溶け、海水面が大幅に上昇し、海に浮かぶ<br />
2.小惑星が地球に衝突し、巻き込まれる<br />
3.ベテルギウスが超新星爆発を起こし、夜でも明るくなる<br />
4.人類が滅亡するが、自分だけは死なない<br />
5.真核生物がすべて絶滅するが、自分だけは死なない<br />
6.太陽が赤色巨星化し、地球も自分も飲み込まれる<br />
7.銀河系とアンドロメダ銀河が衝突合体し、夜空が衝突前とはまったく異なるものとなる<br />
8.星間ガスの枯渇により、星形成が終焉を迎える<br />
9.宇宙のすべての星が寿命を迎える<br />
10.陽子崩壊が起きるが、それでも自分と自分の制服は崩壊しない<br />
11.すべてのブラックホールがホーキング放射により蒸発し、これによってすべての天体が宇宙から消える<br />
12.宇宙が死（熱的死）を迎えるが、自分は死なない<br />
そして、『宇宙体感物語』が終了した。<br />
国浩「お疲れ様でーす」<br />
小春「うっ&hellip;&hellip;。目が痛い&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;ひ、人だ！　人がいる！」<br />
小春は国浩を凝視し、涙を流した。<br />
そして店を出た。<br />
小春「眩しい&hellip;&hellip;。嬉しい&hellip;&hellip;。悲しい&hellip;&hellip;。怖い&hellip;&hellip;。空しい&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;でも、とにかく、今は&hellip;&hellip;みんなに&hellip;&hellip;会いたい&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夕実子」　第2話（2026年3月15日執筆）<br />
<br />
夕実子が同じクラスの蒼依（あおい）の家に行くと、蒼依がげっそりとしている。話を聞くと、30分ほど前に靴下を履いたら、違和感があったため、すぐに脱いだところ、中からゴキブリが出てきたらしい。蒼依は普段からよく、ゴキブリが世界で一番怖いと言っていた。<br />
その数日後。夕実子は、蒼依の部屋にある靴下に、おもちゃのゴキブリを入れるイタズラをした。しかし蒼依がその靴下を履かなかったので、夕実子はそのままにして帰った。<br />
さらに翌日。蒼依は明らかに夕実子を避けている。夕実子が話しかけても、徹底的にスルーする蒼依。挙げ句の果てには、蒼依は夕実子から走って逃げる始末。夕実子は、強い怒りを覚え、逃げる蒼依の背中に向かって、「薄情者！」と叫んだ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夕実子」　第3話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
夕実子「ねえねえ、賢太。これ、お弁当に入ってたレモン。レモン汁を目に垂らしてみてよ」<br />
賢太（夕実子の友人）「ええっ！？　なんでそんなこと！？　痛いでしょ！？」<br />
夕実子「うん。でもあなた、男でしょ。早くやって」<br />
賢太「い、いや、でも&hellip;&hellip;」<br />
夕実子「じゃあ、ホッチキスの針を、腕にガチャンって刺して」<br />
賢太「はあ！？　い、嫌だよ！」<br />
夕実子「男なら、それくらいやってよ。それに女性を喜ばせるのが、男の役目でしょ」<br />
賢太「ケガしたくないよ！」<br />
夕実子「女性がやれって言ったら、たとえケガをしてでも、それをやるのが男でしょ」<br />
賢太「そんな&hellip;&hellip;」<br />
夕実子「ああ、もう！　じれったい！　あたしが刺してあげる！」<br />
賢太「や、やめてよ！　嫌だあああああ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「映画館」（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
以下の行為を、映画館の中で上映中にやってはいけない順に並べると、どうなるだろうか？<br />
<br />
1.くしゃみ<br />
2.咳<br />
3.あくび<br />
4.イビキ<br />
5.独り言<br />
6.電話<br />
7.ネタバレ<br />
8.貧乏ゆすり<br />
9.ブーイング<br />
10.鼻歌<br />
11.途中でトイレに立つ<br />
12.途中で帰る<br />
13.面白い場面で大笑い<br />
14.泣ける場面なのに大笑い<br />
15.どんちゃん騒ぎ<br />
16.映画館の解体<br />
17.奈良の大仏の持ち込み<br />
18.シュールストレミングを開ける<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第1話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
彼氏・啓介（けいすけ）が彼女・夏海（なつみ）の家に遊びに行き、ソファーで寝てしまった。目覚めると、夏海が、服の上から全身にトイレットペーパーを巻いて遊んでいる。顔だけは出している。<br />
<br />
このとき、啓介が以下の反応をしたとすれば、それぞれどのように評価できるだろうか？<br />
<br />
1.「アバンギャルドなアートだ。君は芸術家だね」<br />
2.「ミイラれてしまったよ」<br />
3.「小学生か？」<br />
4.「可愛いことしてるね」<br />
5.「俺の手で巻かせて」<br />
6.「何やってんの？　バカじゃん」<br />
7.「このままトイレに流そう」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第2話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
啓介「俺の手で巻かせて」<br />
夏海「いいよ」<br />
啓介がトイレットペーパーで、夏海の体をさらに、何重にも巻いていく。そして顔までも、3度くらい巻いてしまった。そしてそこで、ちぎって巻くのをやめた。<br />
啓介「よーし」<br />
啓介は残りのトイレットペーパーを手の中で丸めて、固めた。おにぎりくらいの大きさになった。<br />
啓介「これは君の口にぶち込もう」<br />
夏海「え？」<br />
啓介は夏海の口もとのトイレットペーパーを、一部破いた。そして有無を言わせず、左手で夏海の頭を押さえ、右手で夏海の口内に、トイレットペーパーおにぎりを押し込む。<br />
夏海「むううう！　うううう！　グフッ、ゴホッ&hellip;&hellip;」<br />
夏海は涙目になり、身をよじった。<br />
啓介「じっとしろ！　耐えろ！　あと少しで完成だ！」<br />
夏海「グホオオオオッ！！」<br />
夏海はトイレットペーパーを吐き出した。<br />
啓介「コラ！　バカ！　空気読め！　興醒めだよ！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第1話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
遠く離れた高校へと転校し、その後、波乱万丈な人生を送ってきた蒼依が、87歳となり、病気を患い、病院のベッドで寝ている。すると、目の前にスタッフロールが流れてきた。<br />
蒼依「&hellip;&hellip;！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第2話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
シートに腰かけている蒼依に、超高度技術VR体験施設『エキセントリックストーム』のスタッフ・国浩が、近づいてきた。<br />
国浩「お客さん、終わりましたよ」<br />
蒼依の装着しているVRゴーグルが、国浩の手によって取り外された。蒼依は病院で寝ている87歳ではなく、制服姿の17歳だった。<br />
蒼依「えっ&hellip;&hellip;！？」<br />
蒼依は、自分が高校生で、夕実子らがいる高校に、今も普通に通っていることを思い出した。<br />
蒼依「&hellip;&hellip;よし。頑張ろう」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第3話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
アイドルグループ「イロリガールズ」に加入した蒼依は、自分の人気が伸び悩んでいることに、辟易していた。<br />
プロデューサー・浩司（こうじ）「おい！　喜べ！　チョイ役だけど、お前の映画出演が決まったぞ！」<br />
蒼依「ホントですか！？　やったー！」<br />
浩司「ま、ウソだけどな！　アハハハハハ！」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第4話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
浩司「いや、肩を落とさなくてもいい。チョイ役は確かにウソだ。&hellip;&hellip;ホントは主役だ！」<br />
蒼依「えっ！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第5話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
蒼依「あたし、頑張ります！」<br />
浩司「まあしかし、無名の監督と話をしたけど、つまらん映画だよ。B級ホラーもいいとこだ。一部のマニアに受けたら御の字って感じだな。ま、適当にやれよ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第6話（2026年3月20日執筆）<br />
<br />
楽屋にて。<br />
蒼依「おはようございます！」<br />
準主役の女優・雪恵（ゆきえ）「あなたが主演の&hellip;&hellip;えーと、蒼依さんだっけ？　容姿端麗ではあるけど、記憶に残らなさそうな顔ね。大して人気もないらしいじゃない。そんなあなたが、なんで抜擢されたのかしら。あっ、ごめんね。あたし、ストレートにものを言うタイプなの。だから言わせてもらうけど、お芝居をなめないでよね。あなたアイドルなんでしょ？　この映画で知名度が上がって、貢いでくれるオタクが増えたら御の字だって、そう思ってるだけでしょ？　どうせしょうもないB級ホラーだけど、これも何かの縁だからとことん利用してやろうって、そんなふうに考えてるんでしょ？　そういう品のない動機でこっちの世界に来るのはやめて！　目障りなの！　ほんのチョイ役で深夜ドラマに出たことが何度かあるらしいけど、どうせ演技力なんて皆無なんでしょ？　つくづく監督は何を考えてるのかしらって、疑問に思うわ。彼、泥酔しながら仕事してるのかしら。&hellip;&hellip;ま、いいわ。とにかく、見てくれがよければ能力不足も許容されるなんて、そんな甘い考えはやめてちょうだい。役者をバカにしないで。演技をバカにしないで。みんなの足を引っ張らないで。主演だからって、自分が偉いなんて思わないで。以上。分かった？　&hellip;&hellip;ねえ、分かった！？　返事は！？」<br />
蒼依「は、はい&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第7話（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
浩司「おい！　お前が主役を務めた映画、意外と注目されてるな！」<br />
蒼依「ありがとうございます！　でも、あたしのおかげじゃないですよ！　監督や周りの俳優さんたちが、すごかったから&hellip;&hellip;」<br />
浩司「そうだな。あの監督、思ったより才能あったし。雪恵ちゃんを始めとして、周りの俳優も優秀だったし。お前が主役じゃなくても、どっちみち成功してただろうな」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「怜奈」　第1話（2026年3月20日執筆）<br />
<br />
怜奈は、父親の仕事の都合で、丸々（まるまる）県に引っ越し、そこで夕実子らのいる高校に通っていたが、約1年後、また大阪に戻ってきた。<br />
大阪の友達・詩月（しづき）「怜奈！　おかえり！　あたしがおらんから、ずっと淋しかったやろ？」<br />
怜奈「まあね」<br />
詩月「怜奈がおらん間に、うちの家も、いろいろと変わったわ。ママはあの歳で地下アイドルになって、ネットで『辞めろババアアイドル』って中傷されてるし。パパはパパで、闇医者に転職したし。地下と闇で、もう家庭は真っ暗や。お化け屋敷みたいに暗いねん」<br />
怜奈「えっ&hellip;&hellip;。地下アイドルになってネットで中傷被害&hellip;&hellip;？　闇医者に転職&hellip;&hellip;？　そ、それ、ホンマなん&hellip;&hellip;！？」<br />
詩月「&hellip;&hellip;怜奈」<br />
怜奈「ん？」<br />
詩月「まあ、もともとあんたは、物静かで真面目な子やったけど&hellip;&hellip;。あんたが向こうに行ってる間のラインとか電話でも、ちょっとずつ昔のノリが抜けていってる感じがあったから、ある程度覚悟はしてたけど&hellip;&hellip;。それにしても&hellip;&hellip;」<br />
怜奈「へ？」<br />
詩月「&hellip;&hellip;1年って、長いんやな。それを再認識したわ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「怜奈」　第2話（2026年3月20日執筆）<br />
<br />
怜奈「何や。全部、ウソか。まあ、そらそうか」<br />
詩月「怜奈、昔と比べると、変わったなあ&hellip;&hellip;。まさかここまでとはなあ&hellip;&hellip;」<br />
怜奈「いやいや、そんな大げさな&hellip;&hellip;」<br />
詩月「そう言えば、怜奈が向こうで行ってた高校って、アイドルの岡部（おかべ）蒼依が通ってるんやろ？　最近話題のホラー映画『靴下の中の悪霊』の主演の。しかも、何度か話したこともあるんやろ？」<br />
怜奈「一応ね」<br />
詩月「でも珍しいな、アイドルが普通の高校に通ってるって」<br />
怜奈「あっ、でも、芸能コースのある高校に転校する予定とか、ゆうてた」<br />
詩月「へー。そうなんや」<br />
怜奈「蒼依ちゃん、可愛いから、これからどんどん人気出そうやね」<br />
詩月「&hellip;&hellip;怜奈こそ、アイドルになったら人気出そう」<br />
怜奈「えっ！？　あたし！？　いや、あたしは&hellip;&hellip;全然可愛くないし」<br />
詩月「何ゆうてんの。めっちゃ可愛いやん」<br />
怜奈「どこが？　あたしなんか、ブスやん」<br />
詩月「ブス！？　&hellip;&hellip;それ、謙遜？　　謙遜するにしても、可愛いのは否定でけへんやろ」<br />
怜奈「いや、ブスってのは、謙遜とか、そんなんとちゃうから。ただの事実やから」<br />
詩月「事実！？」<br />
怜奈「うん」<br />
詩月「&hellip;&hellip;ムカつく」<br />
怜奈「えっ！？」<br />
詩月「ムカつく」<br />
怜奈「なんで！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第8話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
映画紹介番組収録後。<br />
蒼依「あ、あの！　雪恵さん！　お、お疲れ様です！」<br />
雪恵「お疲れ。&hellip;&hellip;あのさ、番組内ならいいけど、番組外では下の名前で気安く呼ばないで」<br />
蒼依「す、すみません！　き、木戸（きど）さん！」<br />
雪恵「あたしの妹、夏海っていうんだけど、あんた、どことなく、夏海に似てるわね」<br />
蒼依「そ、そうなんですか&hellip;&hellip;！？」<br />
雪恵「ええ。オドオドしてるとことか、マヌケなとことか」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「空気読めないとことか、舌足らずなとことか」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「滑舌悪いくせに、映画の主演なんてやらないでよね」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;あっ、でも、あたしが木戸さんの妹さんである夏海さんと似てるってことは、あたしはつまり、木戸さんにも似てるってことですか？」<br />
雪恵「はあ！？　やっぱあんた、空気読めないわね！　それともあたしをからかってるの！？」<br />
蒼依「ええっ！？　い、いや、そんなつもりは&hellip;&hellip;！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「賢太」　第1話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
賢太は、兄の啓介の住むマンションを訪れた。<br />
賢太「好きだった子が、転校しちゃったよ」<br />
啓介「マジか。何ていう名前の子？　あの夕実子っていう子か？」<br />
賢太「ち、違うよ。兄ちゃんの知らない人だよ。名前は&hellip;&hellip;恥ずかしいから、言いたくない」<br />
啓介「俺には誰だか分からないんだったら、別に言っても恥ずかしくないじゃん」<br />
賢太「いや、それでも、何となく恥ずかしい。それに、誰だか分からないんだったら、言っても意味なくない？」<br />
啓介「こっちはこっちで、何となく名前が知りたい。教えて」<br />
賢太「&hellip;&hellip;怜奈って子」<br />
啓介「ふーん。可愛い名前じゃん。ま、好きになったら、すぐに告白すべきだよ」<br />
賢太「でも、自分でも自分の心が、よく分からない時期ってあるじゃん？　『俺、あの子のこと、好きなのかな？　違うのかな？』っていう。そんな状態でも、すぐに告白すべきなの？」<br />
啓介「それでも、告白すればいいじゃん。俺は実際、そうしてきたぞ」<br />
賢太「もしそれで、あとで、『やっぱり恋愛感情じゃなかった』って思っちゃったら、どうすんのさ」<br />
啓介「その場合は、すぐに、『やっぱあの告白は取り消し。なかったことにして』って一言言えば、それでいい。俺は実際、そうしてきたぞ。3時間後に取り消したこともあるし、2か月後に取り消したこともある。現在交際中の夏海とは、今のところ、1年半続いてるけどな。あいつは飽きないし。何しても怒らないし」<br />
賢太「&hellip;&hellip;兄ちゃんに恋愛相談をした俺がバカだったよ」<br />
啓介「なんで！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第9話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
バラエティー番組収録中。<br />
MCのお笑い芸人・和章（かずあき）「さあ、蒼依ちゃん、罰ゲームはこちらです！」<br />
蒼依「えっ&hellip;&hellip;。な、何ですか、これ&hellip;&hellip;。いや、これって&hellip;&hellip;どう見ても&hellip;&hellip;」<br />
和章「そうです！　ゴキブリの素揚げです！　どうぞ召し上がれ！」<br />
蒼依「む、無理です！　ごめんなさい！　絶対に無理です！」<br />
蒼依は罰ゲームを拒否し続け、収録は中断。<br />
ディレクター・民彦（たみひこ）「蒼依ちゃん。食べてくれよ。頼むから」<br />
蒼依「無理です。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい&hellip;&hellip;」<br />
民彦「1匹でいいから。いや、半分でいいから」<br />
蒼依「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい&hellip;&hellip;」<br />
民彦「じゃあ、ちょっとかじるだけでいいから」<br />
蒼依「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい&hellip;&hellip;」<br />
民彦「おい！　てめえ！　いい加減にしろよ！　食えっつってんだ！　番組が成立しなくなるだろうが！　無理矢理口に押し込まれたいのか！？　仕事だぞ！　みんな辛くても仕事してんだ！　お前だけ逃げるのか！？　ああ！？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第10話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
和章「なあ、蒼依ちゃん、頑張ろうや。ちょっとだけでええから。あるいはこの際、とりあえずかじって、収録外で吐き出してもええと思うわ。な？　頑張ろ？　大丈夫やって。意外とウマいかもしれへんで？　な？　な？　あっ、もしかして、危険やと思てるか？　心配せんでええ。そのへんをカサカサ這いずり回ってるゴキブリとちゃうで。ちゃんとした場所で育てられた、商品としてのゴキブリや。食べても病気にならへんで」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「賢太」　第2話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
夕実子「ねえねえ、賢太。ホッチキスの腕刺し、いつやってくれるの？」<br />
賢太「だから、やらないって！」<br />
夕実子「あたしは、やったよ。ほら、見て」<br />
賢太「ええっ！？　それ、自分でやったの！？　自分で刺したの！？」<br />
夕実子「うん。だから、あなたもやってよ」<br />
賢太「嫌だよ！　怖いし！」<br />
夕実子「女の子がやったのに！？　恐怖を乗り越えてやったのに！？　あなた、男だよね！？　女の子がやったのに、そんなこと言って、恥ずかしくないの！？」<br />
賢太「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「夏海」　第3話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
夏海は、顔を含めた全身がトイレットペーパーで巻かれた状態の自分の画像を、面白半分で姉の雪恵に送信した。その際、夏海は、「面白いでしょ♪　すごいでしょ♪」という言葉を添えた。<br />
画像を見た雪恵は、夏海に電話をかけようとする。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「雪恵」　第1話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
楽屋にて。<br />
雪恵は、夏海を罵倒したあと、電話を切った。<br />
雪恵「ああ、もう。変な画像見て、気分悪いわ」<br />
マネージャー・仁志（ひとし）「雪恵さん、そろそろスタジオへ移動していただくお時間です」<br />
雪恵「まったく、あの子は&hellip;&hellip;」<br />
仁志「雪恵さん？」<br />
雪恵「分かってるわよ！」<br />
仁志「す、すみません！」<br />
テレビ局廊下。<br />
蒼依「あっ、木戸さん！　おはようございます！」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;あなたも収録？」<br />
蒼依「あっ、はい。あたしはもう終わったんですけどね。木戸さんはこれからですか？」<br />
雪恵「まあね。それよりあなた、最近ずいぶん調子がいいみたいね。アイドルの人気をランキング化する番組で、ギリギリとは言え、トップテンに入ってたじゃない」<br />
蒼依「ご、ご覧になったんですか！？　で、でもあれは、木戸さんを始めとして、支えてくださったいろんな方々のおかげです！」<br />
雪恵「はあ？　あたしは何もしてないでしょ。勝手に支えてることにしないで」<br />
蒼依「す、すみません&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「それはそうと、あなた、この前、バラエティー番組で、泥をかぶってたわね」<br />
蒼依「アハハ&hellip;&hellip;。あれも見られちゃいました？　はい！　かぶりました！」<br />
雪恵「あんなの、平気なの？」<br />
蒼依「虫を食べるとか、そういうのは苦手なんですけど、泥くらいなら、全然いいですよ！」<br />
雪恵「あっ、そう。あなたにはお似合いの仕事ね」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「トイレットペーパーを体に巻けって言われたら、あなた、やる？」<br />
蒼依「え？　トイレットペーパーだけを体に&hellip;&hellip;ですか？」<br />
雪恵「い、いや、服は着ててもいいわよ」<br />
蒼依「全然やりますよ！　楽しそう！　と言うか、トイレットペーパーだけだったとしても、大量に巻けば服と同じだから、別にいいかも！」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
蒼依「木戸さん？」<br />
雪恵「あたし今日、もともと機嫌が悪かったの。今、あなたと話してると、その不機嫌さが100倍くらいになったわ」<br />
蒼依「ええっ！？　ど、どうして&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「雪恵」　第2話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
雪恵「監督、話って何ですか？」<br />
『靴下の中の悪霊』監督・秀臣（ひでおみ）「雪恵ちゃん、時間をつくってくれて、ありがとうね。俺さ、さっそく次の作品の構想に取りかかってるんだけどさ、次回作は自分の中でイメージを固定するために、主要登場人物の配役を早めに決めておきたいんだよね。それでさ、雪恵ちゃんに是非やってもらいたい役があるんだ。ちょっと特殊な役なんだけど、いいかな」<br />
雪恵「ええ。何でもやりますよ。役者たるもの、どんな役でも全身全霊をささげて演じないと」<br />
秀臣「そっか。さすがだね。でね、その次回作ってのが、コメディー要素が強くて、雪恵ちゃんには立て続けに不運に見舞われる美人を演じてもらいたいんだ」<br />
雪恵「ふふ。面白そう」<br />
秀臣「それでね、その際、大量の泥を頭から派手にかぶってもらうことになるんだけど、いいかな？」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;えっ？」<br />
秀臣「いや、だから、全身泥まみれになるの。バラエティー番組の罰ゲームの100倍くらい、派手に。それは大丈夫？」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
秀臣「雪恵ちゃん？」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;い、い、い、いいですよ」<br />
秀臣「あの&hellip;&hellip;無理してない？　断っても、いいんだよ」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
秀臣「全然、いいんだよ。断っても」<br />
雪恵「そ、その、どんな役でもやりたいと思ってるのは確かで、前言撤回ってわけでもないんですけど、いや、あの、何事にも例外はあるというか&hellip;&hellip;」<br />
秀臣「そっか。じゃあ、やめとこうか」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;で、でも、他にやってくれそうな美人女優って、いるんですか？」<br />
秀臣「いや、この前ちょっと話したらさ、蒼依ちゃんなら、やってくれそうな感じなんだよね」<br />
雪恵「あ、蒼依！？」<br />
秀臣「うん。でも、雪恵ちゃんのほうが、俺のイメージにはピッタリなんだ。だからこうして、お願いすることになった。でも、雪恵ちゃんは、ダメなんだよね？　やめとくんだよね？」<br />
雪恵「うっ、うう、ああああ&hellip;&hellip;。うう&hellip;&hellip;」<br />
秀臣「ど、どうしたの？　ずいぶん葛藤してるみたいだけど。いや、ホントに、嫌なら断っていいんだよ？　俺は怒らないから」<br />
雪恵「ああああ&hellip;&hellip;うううう&hellip;&hellip;」<br />
秀臣「だ、大丈夫かい？　そんなに苦しむなら、やめとこうか。じゃあ、今回の話は、これで&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「やります！」<br />
秀臣「へ？」<br />
雪恵「だから、あたしがやります！」<br />
秀臣「でも&hellip;&hellip;」<br />
雪恵「やりますから！　ホントに！」<br />
秀臣「&hellip;&hellip;あ、ああ、そう。ありがとう。ごめんね、特殊な役で」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第11話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
蒼依がコンビニで、商品をカウンターへと置いた。店員がバーコードを読み取っていく。<br />
アルバイト店員・啓介「2630円になりまーす」<br />
蒼依「はい」<br />
アイドルオタク・芳雄「俺が払います！」<br />
そう言って芳雄が、すかさず自動釣銭機に五千円札を突っ込んだ。<br />
芳雄「蒼依ちゃん、お釣りはとっといてね！　じゃ、また握手会で！」<br />
芳雄は走り去った。<br />
蒼依「&hellip;&hellip;え？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「小春」　第7話（2026年3月21日執筆）<br />
<br />
『宇宙体感物語』は、まだプレイ人数が非常に少ないにもかかわらず批判の的となり、エキセントリックストームのほぼすべての店舗で提供中止となった。<br />
小春の友人・咲織（さおり）「隣町の高校に、アイドルの岡部蒼依がいるらしいね。もうすぐ芸能コースのある学校に転校するっていう噂もあるけど」<br />
小春「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
咲織「その岡部蒼依が主役を演じてる、『靴下の中の悪霊』っていう映画知ってる？　あれ、怖いし、笑えるし、感動するし、特殊な映画だよね」<br />
小春「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
咲織「映画と言えば、映画の字幕で読めない漢字が出てきたことって、ある？　あたしバカだからさ、たまにあるんだよね」<br />
小春「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
咲織「エキセントリックストームの『宇宙体感物語』って知ってる？」<br />
小春「&hellip;&hellip;！！」<br />
咲織「よく知らないけど評判が悪くて、非難囂々で、ほとんどの店で提供中止になったんだって。でも噂によると、まだ1店舗だけ、店長が逆らってひそかに提供してるところがあるらしいんだよね。そこまで批判されるなんて、どんな内容なのか気になるから、行ってみようかな」<br />
小春「やめなよ！！　ダメだよ！！　行っちゃダメ！！」<br />
咲織「ど、どうしたの？」<br />
小春「とにかく！！　行っちゃダメだから！！　その物語は、体験しちゃダメ！！」<br />
咲織「な、なぜ？　それより、急に元気出たね。最近、廃人みたいに元気なかったのに」<br />
小春「あたしみたいになりたくなかったら、『宇宙体感物語』はやめなさい！！」<br />
咲織「えっ？　小春、もしかして&hellip;&hellip;」<br />
小春「はあ&hellip;&hellip;はあ&hellip;&hellip;。あたしも頑張ったんだよ、提供中止に追い込むために&hellip;&hellip;」<br />
咲織「へ？」<br />
小春「だって、もう、それくらいしか、あたしにやることはないんだもん。あたしの生きる意味は、それくらいしか&hellip;&hellip;。あとは、残りの1店舗を、どうするか&hellip;&hellip;」<br />
咲織「小春&hellip;&hellip;さっきまで目つきがうつろだったけど、今度は目つきが怖いよ。大丈夫？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第12話（2026年3月23日執筆）<br />
<br />
テレビスタジオ。<br />
民彦「ディレクターって、こんなにしんどい仕事なのか。辞めよっかな」<br />
蒼依「おはようございます！」<br />
民彦「おっ、蒼依ちゃん。あのニュース、知ってる？」<br />
蒼依「えっ&hellip;&hellip;。どのニュースですか？」<br />
民彦「あっ、その前にさ、蒼依ちゃんは木戸雪恵のこと、嫌いなんでしょ？」<br />
蒼依「へっ！？　な、何言ってるんですか！　き、嫌いじゃないですよ！」<br />
民彦「いや、嫌いでしょ？」<br />
蒼依「そんなことないです！」<br />
民彦「でも、こないだ廊下で2人で話してるとこ見たけど、蒼依ちゃん、なんか辛そうな表情してたじゃん」<br />
蒼依「そ、それは&hellip;&hellip;ま、まあ、結構キツい物言いもする方ですから&hellip;&hellip;」<br />
民彦「じゃあ、やっぱり嫌いなんだね！　俺もあいつのこと、嫌いなんだよ！」<br />
蒼依「え、えーと&hellip;&hellip;」<br />
民彦「その木戸雪恵がさ、転倒して骨折したらしいよ！」<br />
蒼依「えっ！？　そうなんですか！？」<br />
民彦「うん。当然ながら、しばらく演技の仕事はできないだろうね。俺さ、次回作のクランクインが迫ってる映画監督の右近（うこん）秀臣が、映画紹介番組収録後、テレビ局の廊下で残念そうに、『雪恵ちゃんの代役を立てないと』って独り言を言ってるのを、たまたま聞いちゃったよ」<br />
蒼依「そうですか&hellip;&hellip;」<br />
民彦「めでたいね！」<br />
蒼依「&hellip;&hellip;へ？」<br />
民彦「木戸が嫌いな者同士で、祝杯をあげようよ！　仕事前だし、そもそも蒼依ちゃんは、まだ酒が飲める歳じゃないから、ビールとかはダメだけど。ほら、ここにコーラと紙コップがあるからさ」<br />
蒼依は、苦虫を噛みつぶしたような顔をした。<br />
民彦「あっ、ごめん。コーラ、嫌いだった？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蒼依」　第13話（2026年3月23日執筆）<br />
<br />
辰郎「あ、あのー、ちょっとすみません」<br />
蒼依「えっと、あたしですか？」<br />
辰郎「はい。アイドルの岡部蒼依ちゃんですよね？」<br />
蒼依「ええ」<br />
辰郎「ファンです。サインしてください」<br />
蒼依「いいですよ！」<br />
辰郎「じゃあ、お腹にサインしてください」<br />
蒼依「ええっ！？」<br />
辰郎「今、ペンはあるけど、紙を持ってないんですよ。お腹にサインしてもらったら、あとでそれを写真に撮りますから」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「雪恵」　第3話（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
さまざまな調整上の都合により、秀臣の次回作の制作は延期された。<br />
数か月後。<br />
骨折が治った雪恵はオフを利用して、九州有明海の干潟体験場にやってきた。大規模イベントが行われるメジャーなほうの体験場ではなく、知る人ぞ知るマイナーなほうの体験場である。雪恵は、いきなり仕事場で泥まみれになることに対して恐怖心があったため、一度経験して慣れておこうと思ったのである。<br />
雪恵はしばらく試行錯誤し、顔だけを出した状態で、腹部を下にして泥の内部で寝そべることに成功した。すなわち、首から下はすべて沈んでいる状態だ。さらに意を決し、息を止め、頭部もすべて、泥の中へと突っ込んだ。<br />
雪恵「プハッ！」<br />
雪恵は顔を上げ、立ち上がり、自分の姿を確認する。色白の肌はすべて隠れ、黒いドロドロによって支配されている。<br />
雪恵「うわ&hellip;&hellip;」<br />
そのとき、干潟体験場のそばを、親子連れが通りかかった。彼らは雪恵のいる場所からは20メートルほど離れていたが、子供の大きな声が、雪恵のところにまで届いた。<br />
子供・当真（とうま）「あー！！　あのお姉ちゃん、全身真っ黒だー！！　妖怪ドロドロ女だー！！」<br />
親・義治（よしはる）「コラ！　失礼なこと言うな！」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
義治「すみませーん！！」<br />
雪恵「&hellip;&hellip;カス。&hellip;&hellip;蒼依の、カス。クズ。アホ。マヌケ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「幽霊」　その1（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
幽霊が見える人は、幽霊が服を着た状態で見えているのだろうか？　仮に幽霊が実在するとして、もしそれが服を着ているなら、その服は、死んだときに着ていた服なのだろうか？　その人のお気に入りの服なのだろうか？　あの世で購入した服なのだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「幽霊」　その2（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
もし以下の人たちが幽霊になったら、どんな服を着ているだろうか？<br />
<br />
1.宇宙飛行士　&rarr;　宇宙服？<br />
2.コスプレイヤー　&rarr;　コスプレ姿？<br />
3.裸系お笑い芸人　&rarr;　裸（半裸）？<br />
4.着ぐるみアクター　&rarr;　着ぐるみ姿？<br />
5.金粉ショーパフォーマー　&rarr;　全身金粉塗装姿？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「幽霊」　その3（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
コスプレイヤーがたとえば、コス子ちゃんというキャラクターのコスプレ姿の幽霊になったとして、やや霊感のある人が、「今、一瞬、コス子ちゃんの幽霊が見えた&hellip;&hellip;」と独り言を言ったら、その幽霊は喜ぶだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ハナコ」　第1話（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
ハナコ「おはよう」<br />
カズコ「それって、土偶のこと？」<br />
<br />
ハナコ「ねえ、宿題やってきた？」<br />
ルリコ「それって、おはぎのこと？」<br />
<br />
ハナコ「さっき、地震があったよね」<br />
ナミコ「それって、ろくろ首のこと？」<br />
<br />
ハナコ「お弁当、いっしょに食べようよ」<br />
タカコ「それって、コンプトン効果のこと？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ハナコ」　第2話（2026年3月27日執筆）<br />
<br />
ハナコ「今、あたしの周りで変なことが起きてるの」<br />
親「それって、マスクメロンのこと？」<br />
<br />
ハナコ「一度、休み時間に教室に来てみてください」<br />
教師「それって、タスマニアデビルのこと？」<br />
<br />
ハナコ「どうすればいいのか分からなくて困っています」<br />
警察「それって、液体ヘリウムのこと？」<br />
<br />
ハナコ「みんながおかしいんです」<br />
いじめ相談ダイヤル「それって、ペンローズ過程のこと？」<br />
<br />
ハナコ「ああああああああああ！！　ああああああああああああああああああああ！！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「気づかないか？」（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
1.もし大阪人全員と京都人全員が入れ替わっていても、東京から京都・大阪を観光しに来た人は気づかないだろうか？<br />
<br />
2.ティッシュペーパーとトイレットペーパーの質感が逆になっていたら、何割の人が気づくだろうか？<br />
<br />
3.テレビもインターネットも利用せずに、自然の中で自給自足の生活をしている人なら、たとえ同じ1日が何度もループしていても、気づかないだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第1話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
博覧強記の誠治（せいじ）が、感受性が豊かなクラスメイトの女子・咲織に対して、宇宙の未来を語った。<br />
誠治が太陽の赤色巨星化について語ると、咲織は顔をしかめた。<br />
誠治が星間ガスの枯渇によりいずれ星が誕生しなくなることを教えると、咲織は涙をこぼした。<br />
誠治がすべての星が燃え尽きる日が来ることを教えると、咲織はガクガクと震え出した。<br />
<br />
このまま誠治は、陽子崩壊、ブラックホール蒸発、宇宙の熱的死について語ってもよいだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第2話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
結局誠治は最後まで語ってしまった。さらにはビッグクランチやビッグリップという別シナリオについても語った。咲織は魂が抜けた顔をしている。<br />
<br />
誠治は何と言うべきだろうか？<br />
<br />
1.「どうせ君も俺も100年もしないうちに死ぬだろ」<br />
2.「地球温暖化で南極の氷が溶けたら、海面が何十メートルも上昇するんだよ」<br />
3.「富士山はいずれ噴火するよ」<br />
4.「太陽の赤色巨星化よりずっと前に人類は滅亡してるよ」<br />
5.「1億年に1度は巨大小惑星が地球に衝突するよ」<br />
6.「シミュレーション仮説って知ってる？　この宇宙は作り物かもしれないんだよ」<br />
7.「真空崩壊って知ってる？　いつ宇宙が崩壊してもおかしくないんだよ」<br />
8.「今日はいい天気だなー。空が綺麗だ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第3話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
咲織「で、でもさ&hellip;&hellip;死んでも、あの世ってあるんだよね？」<br />
誠治「そう思う？」<br />
咲織「あたしは、あると思う」<br />
誠治「八熱地獄って知ってる？」<br />
咲織「何それ？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第4話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
咲織「八熱地獄って、怖そう。他の話をしてよ」<br />
誠治「じゃあ、全然違う話をしよう」<br />
<br />
どの話がよいだろうか？<br />
<br />
1.盟神探湯（くかたち）について話す<br />
2.魔女狩りについて話す<br />
3.ファラリスの雄牛について話す<br />
4.哲学的ゾンビについて話す<br />
5.スキューバダイバーが意思に反して海底に沈んでいった死亡事故について話す<br />
6.10シーベルトの放射線を人間が全身に浴びたらどうなるかについて話す<br />
7.「これ、水族館で買ったイルカのキーホルダー。可愛いだろ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第5話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
誠治は、1～6のテーマすべてについて、話してしまった。<br />
咲織「苦しい。吐き気がする。ヤバい。うっ、うう&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第6話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
ある日、誠治が泣いていた。誠治が泣くのを初めて見た咲織は、動揺した。話を聞くと、ペットのクモであるクモタローが死んだらしい。咲織は、クモが世界で一番苦手である。<br />
<br />
以下を咲織は言ってもよいだろうか？　よくないだろうか？<br />
<br />
1.「死んだの？　よかったじゃん！」<br />
2.「あたしはクモが苦手だけど、あなたにとっては友達もしくは家族だったんだよね。あたしにも、死を悼ませて」<br />
3.「理解できない！　理解できない！」<br />
4.「大事に育ててたよね。きっとクモタローは感謝してるよ」<br />
5.「男の子は泣いちゃダメだよ」<br />
6.「次は何を飼うの？」<br />
7.「もっと普通のペットを飼いなよ」<br />
8.「えっと&hellip;&hellip;じゃあ&hellip;&hellip;キスしてあげようか？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第7話（2026年3月28日執筆）<br />
<br />
咲織は「じゃあ、これからは気軽に誠治君の家に行けるね」と言ってしまい、直後に、「今のは自分のことしか考えていない発言だった」と後悔した。しかしそのあと咲織は、誠治に何度謝っても、スルーされた。<br />
帰宅後、咲織は部屋で号泣しながら、一人で、「ごめんなさい。ごめんなさい」と、誠治がいないにもかかわらず、謝罪し続けた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第8話（2026年3月29日執筆）<br />
<br />
2人は仲直りすることができた。<br />
誠治「週末、どこか行く？」<br />
咲織「うーん、そうだなあ&hellip;&hellip;。誠治君はどこに行きたいの？」<br />
誠治「水族館ができただろ？　あそこに行きたいと思っててさ」<br />
咲織「いいね！　面白そう！」<br />
誠治「だろ？　楽しんでくるわ」<br />
咲織「&hellip;&hellip;え？」<br />
咲織は、ポカンとした。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「誠治」　第9話（2026年3月31日執筆）<br />
<br />
修学旅行で九州に来ている、誠治と咲織。<br />
自由行動の時間。<br />
長崎の町を歩く2人。<br />
咲織「坂道多すぎて疲れた&hellip;&hellip;」<br />
誠治が後ろを見ると、咲織が顔をしかめ、しゃがみ込んでいる。<br />
<br />
そのあとの誠治の発言として、以下のそれぞれは適切だろうか？　不適切だろうか？<br />
<br />
1.「え？　この程度で？」<br />
2.「変な顔」<br />
3.「大丈夫？　足、痛くない？」<br />
4.「そのまま転がり落ちろ」（冗談）<br />
5.「ちょうど俺も疲れてたんだ。しばらく休もうか」<br />
6.「カステラ食いてえなー」<br />
7.「面倒臭い奴だな」<br />
8.「頑張れよ！　気合を出せよ！」<br />
9.「アハハハハハ！　アハハハハハ！」<br />
10.「長崎に住めないね」]]> 
    </content>
    <author>
            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
        </author>
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    <id>misoshiru.bangofan.com://entry/65</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/sakuhin/monogatari3" />
    <published>2026-03-16T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-03-16T07:00:00+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>自作の物語文など　3</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「踏みたかねえ&hellip;&hellip;のバナナ」（2026年2月20日執筆）<br />
<br />
　生徒会長の華栄（はなえ）は、知的でクールで、リーダーシップがあり人望の厚い、「高嶺の華栄」の異名をとる、才色兼備の女子だ。華栄と同じクラスの裕成（ひろなり）は、他の男子と同じく、普段からしょっちゅう、華栄のことをチラチラと見ていた。しかし小心者であるためか、今までに一度も声をかけたことはない。しかし裕成は、ある日ついに、華栄に声をかけ、いっしょに下校することとなった。<br />
<br />
「菅原（すがわら）さんは、最近、何に興味があるの？」<br />
　下校しながら会話をする2人。普段から「高嶺の華栄」で通っているものの、裕成は苗字で呼んだ。さすがにのっけから下の名前で呼ぶのは、ぶしつけだし、かと言って会長と呼ぶのも他人行儀すぎるということだろうか。<br />
「そうね。地球温暖化ね。否定論もあるけど、IPCCが第6次評価報告書のSPMでも、疑いの余地がないと述べたように、やはり肯定せざるを得ないことだと思うの」<br />
「へ、へえ&hellip;&hellip;。さすが菅原さん。問題意識が高校生離れしてる。尊敬の念を抱かざるを得ないよ」<br />
「別に大したことじゃないわ。この地球に生きる知的生命体の一員として、そういったことをに懸念を示すのは、当たり前のことでしょう？」<br />
　博覧強記の華栄は、謙遜しながらも、その他の関心事として、地政学的リスクや海洋温度差発電、そしてブラックホール情報喪失問題など、多岐にわたる話題について、とうとうと、そして論理的に、語った。<br />
「ねえねえ、菅原さん。バナナの皮で滑って転んだ人って、現実にいるのかな？」<br />
　唐突な裕成の発言。華栄は沈黙し、真顔のまま、裕成を見た。<br />
「あっ、ごめん。急に変なこと言って。ちょっと気になってさ。自分からも話題を提供したかったんだけど、突拍子もないことだったね」<br />
　裕成は、きまりの悪そうな顔をした。<br />
「バナナの皮で転んだ人ね&hellip;&hellip;。そんなデータはないだろうから、正確な回答はできないわね。とりあえず、現代日本に限定して考えてみましょうか。主観に基づいて想像すると、ほとんどいないでしょうね。少なくとも日本では、そんな目に遭った人の話、聞いたことないわ。そもそもバナナの皮が道路に落ちてるところ自体、一度たりとも見たことない。歩きながら食べるようなものじゃないしね。さらに言えば、仮に落ちてて、それを踏んだとしても、そんなに簡単には転ばないんじゃないかしら」<br />
　華栄は、あくまで冷静な口調で、そう答えた。<br />
「そ、そうだよね。そんな奇妙な災難に遭う人、いなさそうだよね」<br />
「まあ、いたとしたら、よっぽど運の悪い人ね。もし非科学的な話を認めるなら、その人、呪われてるんじゃないかしら」<br />
「アハハ！　アハハハハハ！　だよね！」<br />
　裕成は話題の選択ミスをうやむやにするかのように、大げさに笑った。するとそのとき、華栄がまるでコントのように、派手に転倒した。<br />
「菅原さん！　大丈夫！？」<br />
「&hellip;&hellip;大丈夫」<br />
　オロオロする裕成と、ほんの一瞬は顔をしかめたものの、あくまで冷静沈着に、起き上がろうとする華栄。裕成が手を貸そうとするが、華栄は軽く礼を述べて、自力で立ち上がった。<br />
「ケガは、ない？」<br />
「まったくない。全然、平気」<br />
　華栄はスカートの汚れを、手でパンパンとはらった。2人が地面を見ると、そこには、何かが落ちている。それは、腐って少々変色した、バナナの皮の一部のようだ。華栄は、これを踏んづけてしまったらしい。<br />
<br />
　このあと、裕成は引き続きいろいろと華栄に話しかけたが、華栄は、心を閉ざしてしまったかのように、ほとんど口を利かなくなってしまい、裕成と目も合わせなくなってしまった。たまに小さく、生返事を返すのみだった。最後に十字路で別れるときも、裕成からは目をそらし、蚊の鳴くような声で、さよならとだけつぶやいた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ハーフっぽいこともない」（2026年2月20日執筆）<br />
<br />
　サラリーマンの純兵（じゅんぺい）には、同じ職場で働く、静音（しずね）という彼女がいる。2人は交際を始める際、意見が食い違ったときは、互いに歩み寄ろうと、誓い合っていた。<br />
<br />
　2人はある日、次の連休の旅行先について、意見が分かれた。純兵は沖縄、静音は北海道に行きたがった。そこで2人は、間を取って、「日本の中心」とされる、岐阜県に行った。2人は後悔した。<br />
　そしてまた別のある日、2人はデート中に、夕食を何にするかで、意見が分かれた。純兵は玉子丼が美味しいと評判の店に寄ろうとした。静音は雑誌で見た人気のカレー屋を希望した。そこで2人は、間を取って、オムライス屋に入った。2人は後悔した。<br />
　2人は結婚し、静音は妊娠した。2人は息子の名前について、意見が分かれた。純兵は自身が尊敬する、日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹から取って、「秀樹（ひでき）」がよいと言った。静音は、カタカナで「ワンダフル」という、妙ちきりんな名前を提案した。そこで2人は、間を取って、「秀フル」にした。2人は後悔した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「楽しい味覚狩り」（2026年2月24日ごろ執筆）<br />
<br />
　千里（ちさと）は、大学の前期テストの対策が思うようにはかどらず、サークル仲間の進（すすむ）に、助けを求めた。そしてそれ以降、毎日のように、学内の図書館で、彼からマンツーマンの授業を受けた。<br />
　前期テストが終わり、その素晴らしい結果に、千里は自分でも驚いた。<br />
<br />
　ある日、サークルの部室で、千里と進が2人だけになった。<br />
「進君、ホントにありがとう！　こんなバカなあたしが、こんないい成績を取れるなんて、夢のようだよ！」<br />
　千里が上機嫌な声で、進に礼を述べた。<br />
「千里ちゃん、やればできるじゃん！」<br />
　進が舌を巻いたように言った。<br />
「ひょっとして、あたし、ダイヤの原石？　&hellip;&hellip;なんてね。いやいや、進君の教え方が上手かったんだよ！　人にものを教える天才だよ！　教育系ユーチューバーにでもなれば、きっと人気出るよ！　自分でもそう思わない？」<br />
「そ、そう？　オーバーだなあ」<br />
　苦笑しながらも、進はまんざらでもない様子だ。<br />
「ねえ、進君。何かお礼がしたいんだけど」<br />
　改まった口調で、千里が言った。<br />
「お礼？　別にいいよ、気を遣わなくても」<br />
「でも、何かしなきゃ、あたしの気が済まないの。だから、お礼させて。どんなお礼がいい？」<br />
　千里が真剣なまなざしで言う。<br />
「う、うーん&hellip;&hellip;。そう言われても&hellip;&hellip;」<br />
　進が腕組みをする。<br />
「何でもいいよ！」<br />
「じゃあ&hellip;&hellip;」<br />
　何かを思いついたらしい。<br />
「うんうん。何？」<br />
　身を乗り出す千里。<br />
「パンツ、くれない？」<br />
　進が、こともなげに言った。<br />
「&hellip;&hellip;！？　&hellip;&hellip;しょ、正気！？」<br />
　千里は狼狽して、素っ頓狂な声を上げる。<br />
「ダメ？」<br />
　進は対照的に、あっけらかんとしている。<br />
「そ、それは、いくらバカなあたしでも、さすがに拒絶反応が&hellip;&hellip;！」<br />
「じゃあ、ブラジャーは？」<br />
「そ、それも却下！」<br />
　千里は、かぶりを振った。<br />
「えー？　パンツよりはいいでしょ」<br />
　口をとがらせる進。<br />
「む、無理！　パンツも、ブラも、無理！」<br />
「えー？　自分からお礼するって言ったじゃん。何でもいいって言ったじゃん。嘘つきなの？　虚言癖なの？」<br />
　進が恨みがましい目つきで、千里を見る。<br />
「そ、それは&hellip;&hellip;。パ、パンツやブラ以外なら&hellip;&hellip;前向きに善処するから&hellip;&hellip;」<br />
　蚊の鳴くような声の千里。<br />
「ふーん&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;仕方ない。その、今履いてる、グレーのハイソックス。それ、ちょうだい。それで妥協する。これ以上は譲歩できない」<br />
　進が千里をねめつける。<br />
「靴下で&hellip;&hellip;いいの？」<br />
「うん」<br />
　千里はしばらくの間、考え込むような様子を見せ、やがて小さく溜め息をついた。<br />
「靴下くらいなら&hellip;&hellip;まあ、いいか。今、脱ぐから、ちょっと待ってね」<br />
　そして千里が、脱いだ左右の靴下を両方とも、進に手渡した。すると進はその2枚をクシャクシャッと丸めて、一度に口の中へと詰め込んだ。さらに、もぐもぐと咀嚼するように噛む。<br />
「美味しい！」<br />
　進は笑顔で言った。千里の目から、一筋の涙がこぼれた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続　楽しい味覚狩り」（2026年2月26日執筆）<br />
<br />
　翌日。千里は大学で、サークル仲間の萌花（もえか）に、近づいた。<br />
「ねえ、萌花ちゃん。進君って、何か変わった趣味とか、持ってたりする？」<br />
　萌花は進とは幼馴染みの腐れ縁で、しかも高校時代、一時期交際していた。そんな萌花なら、相談相手として相応しいだろうと、千里は思ったようだ。<br />
「何？　千里は、進に興味があるの？」<br />
　キョトンとする萌花。<br />
「いや、えっと、そういうんじゃなくて&hellip;&hellip;」<br />
　口ごもる千里。<br />
「そう言えば、最近よくいっしょにいるよね。あんたら、恋人同士なの？」<br />
「ち、違うよ。違うけど、何と言うか、最近よく話すから、何となく、彼って変わってるなと思ってね」<br />
　千里は曖昧な表現でごまかした。<br />
「ふーん&hellip;&hellip;。でも、変わった趣味なんて、彼にはなかったと思う」<br />
「そ、そっか」<br />
「普通の趣味ならいくつかあったけど」<br />
「たとえば？」<br />
「えーと&hellip;&hellip;進、あたしの靴下を口に入れるの、好きだったなあ」<br />
「！？」<br />
　遠い目をする萌花の言葉に、千里は体をビクリと震わせた。そして千里は、あの出来事、「靴下事件」について語った。しかし萌花は、あっけらかんとしている。<br />
「別にいいじゃない。靴下の1足や2足。勉強を教えてもらったお礼でしょ？　モンブランが好きな人に、モンブランをおごったようなものでしょ。難しく考える必要ないよ」<br />
　千里はそんな萌花の回答に、頭を抱えた。<br />
<br />
　その1時間後。今度は同じくサークル仲間の、貞勝（さだかつ）と綾（あや）にも、相談することにした。この2人は仲睦まじいカップルだ。部室で3人だけになったので、千里はテーブルをはさんで、2人に事情を話した。すると2人は、無表情で、顔を見合わせた。そしてまず貞勝が、口を開いた。<br />
「なあ、千里ちゃん。靴下を譲渡した時点以降、所有権は進にあるんだから、口に入れようが何しようが、進の自由だろ。千里ちゃんにとって、何か問題あるのか？」<br />
　横では、綾がコクコクとうなずいている。そして今度は綾が、千里の目を見つめた。<br />
「ねえ、千里。自分の靴下が美味しいってことは、誇りに思えばいいと思うよ。普通は靴下なんて、美味しくないんだから。何の味つけもしなくても靴下が美味しいなんて、そんじょそこらの靴下じゃないよ。いや、そんじょそこらの足じゃないよ」<br />
　2人にそう言われ、千里はしばらく、眉間にシワを寄せ、沈黙していた。<br />
「で、でもさ、さっきも言ったけど、あのとき、あたし、ショッキングと言うか、戦慄したと言うか、泣いちゃって&hellip;&hellip;」<br />
　千里が切々と訴えるが、貞勝と綾の2人は、苦笑している。<br />
「なあ、千里ちゃん。君は進に好かれてるんだよ。嫌いな人の靴下の味を、知りたいと思うか？」<br />
　苦笑し続ける貞勝が、柔らかな口調で、諭すように言った。<br />
「千里、いいなあ。靴下が美味しいなんて。あたしの靴下なんて、激マズだもん。ねっ、貞勝。あたしの靴下、激マズだよね？」<br />
　綾は少々モジモジしながら、貞勝に訊いた。<br />
「そうなんだよなあ。俺もこの前、綾の靴下を味わったんだよ。ついでに綾自身も味見した。マズかったよ。激マズだったよ。この世のものとは思えなかったよ」<br />
　貞勝は揶揄するように言いながらも、愛情のこもった口調だ。<br />
「あっ、この世のものとは思えないだなんて、ひどーい」<br />
　綾もニコニコしている。<br />
　そのとき千里は、いきなり、テーブルに突っ伏すような形となった。ひたいを打ちつけ、ゴンという音が鳴る。呆気にとられている様子の貞勝と綾。千里は、失神していた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続・続　楽しい味覚狩り」（2026年2月27日執筆）<br />
<br />
　失神から目が覚めたあとも千里は、気を取り直し、複数人の知り合いに、靴下事件について尋ねた。反応はいずれも、それを奇行とは受け取らない、平然としたものであった。<br />
<br />
　その日の夕方。帰路につく千里がいつものように、自宅である学生向けマンションへと向かって、歩いている。千里はその途中で、コンビニに立ち寄った。そして2本のペットボトルの緑茶を手にして、レジへと向かう。その途中、ガラス越しに駐車場を何気なく眺めていると、千里は目を見開き、足を止めることとなった。コンビニの前で、女子高生たちが、買ったばかりと思われるコーラを、頭から浴びているのである。さらにちょっと離れた場所では、中年のサラリーマンや、小学生と思われる男の子を含む家族連れが、全員、同じくコーラを頭から浴びている。千里は、レジの若い女性に尋ねた。<br />
「い、いきなりすみません。外、見てください。コーラかぶってる人たちが&hellip;&hellip;。あ、暑いからですか？　いや、暑くても、あんなことしたら、全身ベタベタになるし、制服やスーツがコーラまみれに&hellip;&hellip;」<br />
　レジの女性は、真顔のままである。<br />
「まあ、そういうもんですからね。あと、暑いとか寒いとか、関係ないと思いますけど&hellip;&hellip;」<br />
「そういうもんって、あれ、普通のことなんですか？　コーラ飲まずに頭からかぶるって」<br />
　千里は外をチラチラと見ながら、訊いた。<br />
「え？　コーラ飲む人って、いるんですか？」<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
　千里はコンビニを出て、道を歩いている。そのとき千里は、サラリーマン風の若い男性が、道端で、いわゆる「立ちション」をしているところを、目撃した。千里は顔をしかめ、足早にその場を離れた。すると今度は、曲がり角を曲がったところで、中年女性が、道端にしゃがんで、「大」のほうを排泄している。千里はギョッとした様子になったが、見て見ぬふりをするかのように、目をそらした。さらに歩を進めると、今度は、千里と同世代と思われる女性数人が、道端にしゃがんで、仲よさそうに雑談をしながら、排尿を始めた。千里はしばらくそこで立ちすくみ、そのあとフラフラとした足取りで、自宅マンションまでたどり着いた。<br />
<br />
　マンションの部屋で千里は、バッグをベッドに放り投げた。<br />
「ちょっと気を紛らわせよう&hellip;&hellip;」<br />
　千里はそう言って、テレビをつけた。すると報道番組で、人気アイドルグループ「おしとやか乙女」のイベントについて取り上げられている。<br />
「今回は、おしとやか乙女の殴り合い会を、特集します！」<br />
　画面に映るアナウンサーの言葉を聞いて、千里は怪訝そうな顔をした。すると場面が変わり、握手会会場のような場所が映し出された。しかし、そこに広がっている光景は、千里がこれまでにテレビで見たことのある握手会の様子とは違っていた。女性アイドルとそのファンと思われる若い男性が、2人とも鼻血を流しながら、本気で殴り合っている。<br />
「ああああああああああ！！　うわああああああああああ！！」<br />
　千里は絶叫した。<br />
<br />
　その後も千里は、何かに出くわすたびに、何かを発見するたびに、友人や両親や他人に質問したり、ネットで調べたりした。しかしいずれの証言も情報も、千里が見たものを、「よくあること」として肯定するものだった。<br />
<br />
　数か月後の、ある夜。千里は大学から自宅に戻ったあと、電気もつけずに、涙が枯れるまで、一晩中泣いた。そして夜が明け、カーテンから滲む朝の光を浴びながら、意を決したような顔をした。<br />
「&hellip;&hellip;神様、恨むよ。でも、あたし&hellip;&hellip;頑張るから」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続・続・続　楽しい味覚狩り」（2026年2月27日執筆）<br />
<br />
　数年後。千里は、この世界で自分を偽り、何とか民間企業に就職することができた。しかし、いまだに来る日も来る日も、異常事態に出くわす日々だ。あるときは、家族連れやカップルでにぎわうファミリーレストランで、注文したドリアを運んできた男性店員が、真剣な表情で、千里をジッと見つめた。そして、あなたには青が似合うなどと言いながら、ポケットから取り出したチューブから、青い絵の具をドリアへと絞り出し、指でかき混ぜた。周りを見渡すと、他の客たちは、赤や緑の絵の具を混ぜられた料理を、満足そうに食べていた。またあるときは、夕方にマンションの部屋に帰ると、赤の他人である老若男女10人が、季節は春であるにもかかわらず、ハロウィンパーティーを開いていた。ここは自分の部屋だと非難しても、誰一人意に介さない様子で、パーティーは深夜3時まで続いた。またあるときは、職場の同僚たちが飲み会で、今日は無礼講だと言いながら、上司たちの爪を、ラジオペンチなどを使って剥がした。上司たちも含め、誰もが笑顔だった。ただしこれらの出来事はいずれも、あくまで千里にとっての異常事態であって、この世界にとっては、日常茶飯事なのだが。<br />
<br />
　そんなある日。昼下がり。千里が道を歩いていると、千里と同い年くらいに見える、容姿端麗な女性に、笑顔で話しかけられた。<br />
「千里さん、こんにちは」<br />
「えっと&hellip;&hellip;」<br />
　千里は怪訝そうな顔をした。<br />
「最近、どう？」<br />
「&hellip;&hellip;す、すみません。どちら様でしょうか？」<br />
　千里は申し訳なさそうに訊いた。<br />
「どちら様かと言えば、女神様です！　1回くらいは、あなたと対面しておきたいと思ってね！」<br />
　おどけた感じで言う女性。<br />
「はい？」<br />
　相手の顔を見つめる千里。宗教勧誘？　キャッチセールス？　そんなことを考えているのかもしれない。<br />
「女神。分かるでしょ？　女神って。神様だよ。数年前までは、5万歳のお爺ちゃんが神様をやってたんだけどね、神様の世界でも彼は高齢者だから、引退したの。で、うら若き乙女である350歳のわたしへと、政権交代ならぬ神権交代をしたってわけ」<br />
　女性にそう説明され、ポカンとする千里。<br />
「まあ、信じられないか。じゃあ、証拠を見せるね。&hellip;&hellip;雨、降れ」<br />
　女性が言うと、1秒後には暗雲が立ち込め、2秒後には雷鳴がとどろき、3秒後にはバケツをひっくり返したような雨が降り始めた。<br />
「止まれ」<br />
　女性が言うと、今度はピタリと雨が止んだ。千里はびしょ濡れになったが、女性は傘もカッパも持っていないにもかかわらず、まったく濡れていない。千里は愕然とした様子だ。<br />
「次は&hellip;&hellip;じゃあ、夜になれ」<br />
　一瞬にして、あたりが真っ暗になった。いつの間にか、太陽は姿を消し、月が出ている。<br />
「昼に戻れ」<br />
　すぐに光が戻り、太陽が千里を照らした。<br />
「もちろん飛ぶこともできるよ」<br />
　女性は、3メートルほど、宙に浮いてみせた。<br />
「そ、それで&hellip;&hellip;あたしに、何の用ですか？」<br />
　千里は驚いた表情のまま、尋ねた。<br />
「いや、あなた、わたしのこと、恨んでるんでしょ？　神権交代の直後に、世界を変えたこと」<br />
　女性が&hellip;&hellip;いや、女神が、あっけらかんとした様子で言う。<br />
「えっ！？　あ、あなたの仕業なんですか！？」<br />
　千里は、目を白黒させた。<br />
「仕業だなんて、人聞きが悪いなあ。わたし、神様なんだよ？　何でもできる、神様なんだよ？　そんな偉大な存在に対して、仕業だなんて」<br />
　女神が苦笑する。<br />
「は、はあ&hellip;&hellip;。すみません&hellip;&hellip;。で、でも、な、なんで、世界をこんなふうに変えたんですか？」<br />
　千里は動揺を隠せない様子だ。<br />
「なんでって、まあ、気まぐれかなあ」<br />
　女神は、こともなげに言う。<br />
「え、えっと、それで&hellip;&hellip;」<br />
　千里は、希望の光が見えてきたというような表情をしている。目の前にいるのが神であり、何でもできるなら、世界をもとに戻すこともできるはずだ。<br />
「ねえ、千里さん。世界を変えたけど、あなただけは、何も変わってないよね？」<br />
　女神が千里の顔を覗き込むようにして、そう訊いた。<br />
「えっ！！　あっ、そ、そうなんですよ！」<br />
　その重要な点について、自分がまだ言及していなかったことに、今さらながら、千里は気づいたようだ。<br />
「だよね」<br />
　女神がうなずく。<br />
「つまり、あたしはバグみたいなものなんですか？」<br />
　そんな質問をした直後、千里は身震いした。もしや女神は、デバッグを、すなわち、バグの排除をしに来たのではないのかと、考えたのだろう。<br />
「バグじゃないよ。意図的に、ただし無作為に、真の常識人を1人だけ残したの。それがあなただった」<br />
「な、なぜ&hellip;&hellip;」<br />
　千里は苦虫を噛みつぶしたような顔をした。<br />
「だって、そのほうが、面白いと思ったんだもん！　キャハハハハハ！！」<br />
　女神が大笑いをする。<br />
「&hellip;&hellip;も、もとに戻してくださいよ、世界を&hellip;&hellip;」<br />
　さっきの雨でびしょ濡れのままの千里が、恨みがましい目つきで訴える。<br />
「やだよ。もとには戻さない。そして、これからもあなたを観察させてもらう」<br />
　女神は嬉々として、そう言い放った。<br />
「もとに、戻して&hellip;&hellip;」<br />
「やだ。絶対戻さない」<br />
「戻して&hellip;&hellip;」<br />
「やだ」<br />
「戻して&hellip;&hellip;」<br />
　呪詛のようにつぶやき続ける千里。<br />
「絶対に戻さないから、あきらめてね。もし世界を変えたかったら、一縷の望みをかけて、インフルエンサーにでもなれば？　ま、あらゆる常識を否定するなんて無謀なことは、推奨できないけどね。無駄な抵抗に終わるだけでなく、白眼視されて、ややもすれば村八分にされる可能性が高いからね。じゃあ、わたし、そろそろ行くね」<br />
　女神が立ち去ろうとする。<br />
「ああああああああああ！！」<br />
　千里は、女神に体当たりをした&hellip;&hellip;つもりだったのだろうが、女神の体をそのまますり抜け、つんのめって、地面に手をついた。<br />
「それも、無駄な抵抗」<br />
　そう言って、女神はクスクスと笑った。そして、さよならと言いながら千里に軽く手を振り、歩き出した。<br />
「もう、いい&hellip;&hellip;。あたし、もう、いい&hellip;&hellip;。もう、疲れた&hellip;&hellip;。こんな世界、もう、いい&hellip;&hellip;」<br />
　千里は地面に座り込み、うつろな目で、あきらめの言葉を繰り返した。すると数メートル離れたところで、女神が振り返った。<br />
「言い忘れてたけど、最近になってから、あなたにも1つだけ、変えておいた部分があるよ」<br />
　女神が晴れやかな笑顔で言った。<br />
「&hellip;&hellip;何ですか」<br />
　千里が女神をねめつける。<br />
「あなた1人だけ、不老不死にしておいた。感謝してね。キャハハハハハ！！　じゃあね！！」<br />
　千里は、絶叫し、号泣し、嘔吐した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続・続・続・続　楽しい味覚狩り」（2026年2月27日ごろ執筆）<br />
<br />
　さらに1年が過ぎた。千里は孤独の中で生きていた。毎日、職場の同僚たちの奇行に肝を冷やしている様子だが、それでも耐え忍んでいる。たまに求人サイトを閲覧することもあるが、転職したところで、事態はさほど変わらないだろう。結局この世界で生きる限り、どこへ行ってもいっしょだということは、これまでの経験から、千里自身も痛いほど分かっていると思われる。<br />
「無職になって何もせずに生きるのも、不死身だから死の恐れはないけど、家賃が払えなくなるから、それはそれで困るなあ&hellip;&hellip;」<br />
　千里はそんな独り言を言うこともあった。また、テレビやネットから目に飛び込んでくるニュースの数々にも、千里は頭を抱えた。「今日も献血会場は血みどろの惨劇で大盛況」「死刑囚15人が全員首相就任」「コンビニ客にプルトニウム投げつけサービス」といった、理解不能な情報ばかりだからだ。千里は、だましだまし、奇々怪々な日々を過ごしているという様子だ。<br />
<br />
　ある夜、千里は会社からの帰り道で、遠くからこちらを見つめる女神の存在に気づいた。これまでも何度か街の中で見かけたので、それ自体には、別段、驚く様子もなかった。しかし今回は、存在に気づいた次の瞬間には、女神が千里の目の前にいた。<br />
「うっ&hellip;&hellip;！！　な、何ですか&hellip;&hellip;？」<br />
　千里は戦慄し、身構えた。女神と対面するのは、不老不死の宣告を受けた、あの日以来だ。<br />
「ねえ、千里さん。人目もはばからずに、全裸で外を駆け回ってる人、見たことあるでしょ？」<br />
　女神がニヤニヤと笑いながら、言う。<br />
「&hellip;&hellip;何百回もありますよ。世界が変わってから。昔はそんな人、見たことなかったですけど」<br />
　千里は不機嫌そうに、そしていまいましげに言った。<br />
「それでさ、一つ提案があるんだけど！」<br />
　女神が千里とは対照的な、上機嫌な声で言う。<br />
「提案？」<br />
　千里は怪訝そうな面持ちだ。<br />
「うん。明日、建国記念の日だから、会社はお休みでしょ？」<br />
「そうですけど」<br />
「明日、あなたも、全裸で外を駆け回ってみてよ！」<br />
　女神が目を輝かせる。<br />
「&hellip;&hellip;！？」<br />
　千里は絶句した。<br />
「そしたら、世界をもとに戻してあげるからさ！」<br />
　女神はそう言って、ウインクをした。しかし千里は女神から目をそらし、沈思黙考している様子だ。それをニコニコ顔で見つめる女神。やがて千里が口を開いた。<br />
「あ、あのー、あたしが全裸で外を駆け回っているときに&hellip;&hellip;」<br />
「いきなり世界をもとに戻されると困るって言いたいんでしょ？　大丈夫！　そんなことしないって！」<br />
「あと、一瞬だけもとに戻して、また狂わせるとか&hellip;&hellip;」<br />
「それもしないって！　疑心暗鬼に陥らないでよ！」<br />
「もとの世界に戻したあと、あたしが全裸で駆け回っていたという事実が糾弾されて&hellip;&hellip;」<br />
「心配無用！　それはなかったことになるから！　さらに、世界はこの数年間、正常な歴史を積み重ねてきたことになるから！」<br />
「不死身の体だけ、そのままになっちゃう&hellip;&hellip;？」<br />
「お望みとあらば、そのままでもいいけど、不要かな？」<br />
「もとの体に戻してください。1人だけ化け物みたいなのは、嫌です&hellip;&hellip;」<br />
「了解！　世界も、君の体も、もとに戻すよ！」<br />
　女神が千里の並べ立てる懸念点を、ハイテンションな声で否定し続ける。<br />
「明日&hellip;&hellip;全裸で街の中を駆け回れば、いいんですか&hellip;&hellip;？」<br />
　千里はそれでも、いかにも半信半疑といった口調で、尋ねる。<br />
「そうそう！　人通りの多い、真っ昼間の駅前がいいな！　人っ子一人いない空き地とかはダメだよ！」<br />
「じゃあ、午後1時に、鈴山（すずやま）駅前で&hellip;&hellip;」<br />
「いいね！　了解！　約束ね！」<br />
<br />
　翌日の午後1時半。やべきることをやり終えた千里は、マンションの部屋に戻ってきた。世界が戻ったかどうか、外でいろいろと確認したいこともあっただろうが、今の千里に、そんな精神的余裕はなかったらしい。千里は手始めに、スマホでニュースサイトを見ることにしたようだ。世界が狂ったままなら、いつものように、理解不能なニュースで占められているはずだ。千里は不安そうな顔で、トップニュース欄を閲覧する。「銀行強盗3億円強奪し市民賞」「産婦人科で赤ちゃんシャッフル取り違え祭り」「無断で民家に車突っ込ませるイベント盛況」といった記事タイトルが並んでいる。<br />
「まだもとに戻してくれてないのかな？」<br />
　千里は顔をしかめながら、スマホを操作し続ける。すると、追加された新着ニュースが、目に飛び込んできた。「鈴山駅前を全裸で駆け回った女性を追え」とある。<br />
<br />
　千里はたちまち、有名人となった。世界はもとに戻らなかったが、これまでに大勢の人たちが全裸で外を駆け回っていたという事実だけが、人々の記憶から抹消されていた。そしてそれを実行した千里は、世間から好奇の目で見られたのだ。罰を与えるべきだという意見もあったものの、千里は刑務所行きにはならず、その代わり、千里を目撃したら大声で罵倒してよいという法律が制定された。女神の提案は結局、罠だった。<br />
「全裸女！」<br />
「変態！」<br />
「異常者！」<br />
　職場でも街の中でも、千里は罵倒され続けた。<br />
<br />
「神様、ねえ、満足？　今ごろ、どこかで笑ってるの？　&hellip;&hellip;よかったね」<br />
　千里は、罵声を浴びせられながら、青空を見上げ、つぶやいた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「恐怖の長風呂」（2026年3月1日執筆）<br />
<br />
　ある夏の昼下がり。女子大生で実家暮らしの祥花（しょうか）は、同じ大学に通う彼氏である久満（ひさみつ）を、家に呼んだ。<br />
「今、両親は旅行に出かけてていないんだけどさ。実はあたしん家、2階にヤバい部屋があるんだ。西日が差し込むのに、エアコンが故障してて、おまけに窓のクレセント錠も劣化して開かない、蒸し風呂のような、灼熱地獄のような部屋」<br />
　そう言って祥花は久満を、その部屋に招き入れた。<br />
「うわっ、ホントだ。ヤバいね。もう、汗が噴き出してきた」<br />
　久満はひたいの汗を手で拭う。<br />
「でしょ？　ねえ、久満。一瞬ドア閉めるけどさ、ちょっと、ここで待っててね」<br />
「え？　うん&hellip;&hellip;」<br />
　すると祥花は、1人で部屋を出て、ドアを閉めたかと思うと、別室に置いてあったダイニングテーブルを、ガタガタと騒々しい音を立てながら、素早くドアと廊下の壁の間にはさみ込んだ。久満がドアを手で押すが、つっかえてしまい、びくともしない。<br />
「祥花！　開けて！」<br />
　久満が叫ぶ。<br />
「えー？　聞こえない」<br />
　祥花はニヤニヤしながら、階下へと立ち去った。<br />
<br />
　1時間後。<br />
「開けてくれー！　開けてくれよー！　暑い！　助けてくれー！」<br />
　祥花のもとに、2階から、久満の絶叫が、ひっきりなしに届いてくる。<br />
　祥花は2階へと上がった。そしてテーブルを、ドアと壁の間から取り外す。ドアを開けると、汗びっしょりで呆然とした様子の久満が、フラつきながら出てきた。祥花は、冷えたミネラルウォーターを手渡す。<br />
「ドッキリだよ。どう？　暑かった？　1階はエアコンが効いてるから、涼んできてね」<br />
　久満はゆっくりと、階下へと移動した。そしてしばらく涼み、水を飲んだあと、沈黙したまま、自分の荷物を手に取る。<br />
「あれ？　久満、帰っちゃうの？」<br />
　汗だくの久満は、無言で無表情のまま、スニーカーを履き、玄関のドアを開け、出ていった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「比較ファン論」（2026年3月1日執筆）<br />
<br />
　悦子（えつこ）の部屋に、彼氏の秀彦（ひでひこ）が、遊びに来ている。<br />
「あたし、アイドルの副島琴絵（そえじまことえ）ちゃんが好きなんだよねー。見てると、癒される」<br />
　悦子（えつこ）が、上機嫌な声で言った。<br />
「ああ、あの子ね！　俺も好きだよ！」<br />
　秀彦が目を輝かせる。<br />
「えっ！？　そうなの！？　同じだね！　ねえ、彼女のこと、どう思う？」<br />
　うきうきとした様子で、悦子が尋ねる。<br />
「んーと、ストレートな感想を言っていいの？」<br />
「いいよ！　ファンなんだよね？　アンチじゃないよね？　好きって言ったもんね。彼女に対する賞賛なら、肯定的な言葉なら、全然いいよ！」<br />
「じゃあ、言うね」<br />
「うん！」<br />
「まず、彼女は、君と違って、可愛いよね。あと、君と違って、胸もあるよね。あと、君と違って、教養もあるよね。君と違って、漢字の読み書きも得意だからね。君と違って、数学もできるからね。あと、君と違って、言葉遣いも上品だよね。あと、君と違って、絵も上手いよね。あと、君と違って、歌も上手いよね。あと、君と違って、私服のセンスもいいよね。君は何もできないけど、彼女は何でもできるよね。そうそう、それから、君と違って&hellip;&hellip;」<br />
「もういい」<br />
　途端に悦子から笑顔が消え、不機嫌な声になった。<br />
「え？」<br />
「そんな感想、いらない。そんなこと言うなら、もう帰って」<br />
「なんで！？　ストレートに言っていいって、言ったじゃん！　彼女に対する賞賛なら、全然いいって言ったじゃん！　なんで俺が悪いみたいに言うの！？　自分で感想を求めておきながら、応じたら不機嫌になるなんて、君が悪いじゃん！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「危険地帯推定生存時間」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
以下の各場所に薄着の人が瞬間移動した場合の推定生存時間を、長い順に並べたら、どうなるだろうか？<br />
<br />
アマゾンのジャングルのど真ん中<br />
サハラ砂漠のど真ん中<br />
マリアナ海溝<br />
エベレストの頂上<br />
ナイアガラの滝の滝つぼ<br />
噴火中の桜島の南岳山頂火口<br />
群馬県殺生河原（硫化水素噴出地帯）の立ち入り禁止場所<br />
世界一寒い都市・オイミャコン<br />
チェルノブイリ原発の石棺の中<br />
ラッシュ時の首都高速の真ん中<br />
走行中の新幹線の上<br />
下水道の下水の中<br />
稼働中の火葬炉の中<br />
電源の入っている冷凍庫の中（人間が入ることができて、中からは開けられないものとする）<br />
加熱中の電子レンジの中（人間が入ることができて、中からは開けられず、加熱は止まらないものとする）<br />
シロナガスクジラの腹の中<br />
恐竜時代の地球<br />
カンブリア紀（5億年前）の地球<br />
月<br />
火星<br />
太陽表面<br />
ブラックホールの中<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「彼女ドッキリランキング」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
彼女が仕掛けてくるドッキリ。以下を想像し、ランキング化したら、どうなるだろうか？<br />
<br />
彼女坊主<br />
彼女全身金ピカ（全身金粉塗装）<br />
彼女が余命3か月というウソ<br />
彼女が吐血（トマトジュース）<br />
彼氏に1日に30回パイ投げ<br />
つき合い始める前に戻ったつもりで彼女が彼氏に愛の告白<br />
彼女が彼氏の男友達を絶賛しながら彼氏を罵倒<br />
目が合うたびに彼女がウインク<br />
彼女がスマホみたいにお菓子の箱をいじっている<br />
インクと紙で制作した彼女の女拓をプレゼント<br />
彼氏が寝ている間にそっとテディーベアを抱かせる<br />
彼氏に電話をかけた彼女が途中で彼女の妹にすり替わる<br />
彼氏が机に置いた眼鏡の周りに100均の老眼鏡を20個くらい置く<br />
彼氏への手紙が暗号で解読できたら賞金5000円<br />
彼女が動物着ぐるみ姿で現れて無言で風船を渡す<br />
王子がお姫様にやるみたいに彼女が彼氏の手の甲にキス<br />
目薬差してあげると言って彼氏の目にレモン汁<br />
彼女が彼氏の靴を履いている<br />
彼女がタイムマシンを発明してノーベル賞を獲ったというありえないウソ<br />
彼女がひそかに練習して彼氏が好きなアイドルソングを歌って踊る<br />
彼女の手料理にイナゴのつくだ煮を混ぜる<br />
彼女の黒タイツがよく見るとインクを塗っただけ<br />
彼氏を「彼女のことが世界で一番好きで賞」で表彰<br />
彼氏とバイバイした1分後に彼女が現れて「また会いたくなっちゃった」<br />
コンビニに行って彼女が彼氏の前でレシートを食べる（本当に食べる）<br />
デート中に自販機の前で彼女が口の中から小銭<br />
2人でトランプで遊んでたら彼女がいきなり手品披露<br />
会話中15秒に1回彼女が彼氏に「男のくせに」<br />
会った途端に特に意味もなく彼女が彼氏を思い切りビンタ<br />
彼氏の家でシュールストレミング（世界一臭い食品）のフタを開ける<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「駆け寄りネコ論」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
家の中で転倒してかなり大きな音がしたときに、別の部屋からペットのネコが駆け寄ってきたら、そのネコの意図として考えられる以下の7つについて、それぞれの可能性の高さはどれくらいだろうか？<br />
<br />
飼い主が心配になった<br />
飼い主が遊んでいると思っていっしょに遊ぼうとした<br />
うるさくて抗議しに来た<br />
好奇心から音の正体を確かめようとした<br />
何かの合図だと思った<br />
自分の縄張りを何者かが侵したと思った<br />
驚いて逃げ出したらたまたま飼い主のところにたどり着いた<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「日本タイムスリップ危険度」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
　<br />
以下の各時代の京都に令和8年の人がタイムスリップしてしまったら、社会制度・戦争・治安・疫病・野生動物などに関連して、どれくらい命の危険（処刑・戦争関連死・他殺・病死・事故死など）がそれぞれにあるかという観点で、それぞれの危険度はどれくらいだと考えられるだろうか？<br />
<br />
令和時代・コロナ感染者数ピークあたり<br />
平成時代・福島原発事故あたり<br />
平成時代・バブル崩壊あたり<br />
昭和時代・太平洋戦争あたり<br />
明治時代・日露戦争あたり<br />
江戸時代・幕末<br />
江戸時代・寛永の大飢饉あたり<br />
戦国時代・応仁の乱あたり<br />
南北朝時代<br />
鎌倉時代・御成敗式目あたり<br />
平安時代・薬子の変あたり<br />
奈良時代・長屋王の変あたり<br />
飛鳥時代・丁未の乱あたり<br />
弥生時代・倭国大乱あたり<br />
縄文時代早期<br />
旧石器時代・3万年前<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ホーキング宇宙論タイムトラベルインタビュー」（2026年1月12日執筆）<br />
<br />
ホーキング博士がタイムトラベルをして、ブラックホール熱力学や特異点定理について、以下の人物たちに語ったとする。彼らは、興味を持つだろうか？　何パーセントくらい理解できるだろうか？　受け入れるだろうか？<br />
<br />
アインシュタイン<br />
マクスウェル<br />
ラプラス<br />
ニュートン<br />
ガリレオ<br />
ビュリダン<br />
ロジャー・ベーコン<br />
ヒュパティア<br />
プトレマイオス<br />
アルキメデス<br />
アリストテレス<br />
タレス<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「超異常気象」（2026年3月12日執筆）<br />
<br />
天気予報で、「唐揚げのちガソリン」と言われたら、どう過ごせばよい？<br />
<br />
「1万円札ときどき高レベル放射性廃棄物」だったら？<br />
<br />
「猛烈な小惑星群のちバケツを引っくり返したようなミニブラックホール群」だったら？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「科学理論の想い」（2026年3月13日執筆）<br />
<br />
科学理論に人格があったら、エーテルや天動説やフロギストンは、宇宙定数を羨望のまなざしで見ているだろうか？<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「歴史的アパート」（2026年3月14日執筆）<br />
<br />
以下のアパート「日本史荘」の205号室に引っ越すことになった。令和時代にタイムスリップしてしまった人たちが住んでいる。近所付き合いの上で、どのようなことに気をつけるべきだろうか？<br />
<br />
101号室　平将門<br />
102号室　田沼意次<br />
103号室　明智光秀<br />
104号室　五大院宗繁<br />
105号室　藤原薬子<br />
106号室　吉良上野介<br />
107号室　大塩平八郎<br />
108号室　井伊直弼<br />
109号室　蘇我入鹿<br />
110号室　日野富子<br />
201号室　松倉勝家<br />
202号室　田中新兵衛<br />
203号室　風魔小太郎<br />
204号室　足利義教<br />
205号室　空室<br />
206号室　小早川秀秋<br />
207号室　淀殿<br />
208号室　井上馨<br />
209号室　弓削道鏡<br />
210号室　高師直<br />
301号室　望月千代女<br />
302号室　徳川綱吉<br />
303号室　筑紫君磐井<br />
304号室　北条政子<br />
305号室　三好長治<br />
306号室　松永久秀<br />
307号室　足利尊氏<br />
308号室　島津忠恒<br />
309号室　八百屋お七<br />
310号室　物部守屋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「怪異荘」（2026年3月16日執筆）<br />
<br />
以下のアパート「怪異荘」の205号室なら、大丈夫だろうか？<br />
<br />
101号室　口裂け女<br />
102号室　クラーケン<br />
103号室　赤マント青マント<br />
104号室　閻魔大王<br />
105号室　こっくりさん<br />
106号室　くねくね<br />
107号室　狼男<br />
108号室　グレイ<br />
109号室　モンゴリアンデスワーム<br />
110号室　雪女<br />
201号室　チュパカブラ<br />
202号室　ひきこさん<br />
203号室　ナイアーラトテップ<br />
204号室　アクロバティックサラサラ<br />
205号室　空室<br />
206号室　酒呑童子<br />
207号室　テケテケ<br />
208号室　ヤマタノオロチ<br />
209号室　お菊さん<br />
210号室　がしゃどくろ<br />
301号室　死神<br />
302号室　メデューサ<br />
303号室　ゾンビ<br />
304号室　姦姦蛇螺<br />
305号室　ドラキュラ<br />
306号室　透明人間<br />
307号室　メリーさん<br />
308号室　フラットウッズモンスター<br />
309号室　カシマレイコ<br />
310号室　奪衣婆]]> 
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            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
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    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/sakuhin/monogatari2" />
    <published>2026-02-22T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-02-22T07:00:00+09:00</updated> 
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    <title>自作の物語文など　2</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「蚊の目玉だと思ってた」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　悠那（ゆうな）と愛（あい）の若い女性2人は、勤務先が同じだ。愛は頻繁に同じミスを繰り返し、職場をてんてこ舞いにさせていた。しかもあろうことか、毎回、悠那に濡れ衣を着せていた。ただ、寛大な性格の先輩女性である曜子（ようこ）は、いつも悠那を笑顔で許してあげていた。<br />
<br />
　ある日、曜子は、何かに気づいたような様子を見せた。<br />
「悠那ちゃんじゃなくて、愛ちゃんが、諸悪の根源だ&hellip;&hellip;」<br />
　曜子がつぶやく。そして曜子は、悠那を問いただした。すると悠那はついに、シュンとしながら、事実を洗いざらい語った。<br />
「&hellip;&hellip;というわけなんです。でも、あんまり愛ちゃんを叱らないであげてください。曜子さんなら、愛ちゃんのことを、笑顔で許してくれますよね？」<br />
　そう言って、悠那がニコリと笑う。しかし、皮肉にも、愛よりも先に悠那が、鬼の形相の曜子から大目玉を食らった。そして、そのあまりの剣幕に、悠那は泣き出してしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「合格者と棄権者」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　智之（ともゆき）は、友達の沙里南（さりな）が資格試験の勉強をしているのを応援している。<br />
「俺、そろそろ沙里南に告白しようかな。タイミングは&hellip;&hellip;試験の合格発表が終わって、しばらくしてからでいいか。今は勉強に集中させてあげなくちゃ」<br />
　そんな独り言を言う智之だった。<br />
　<br />
「あたし、最近、夜はスパイシーハンバーガー片手に勉強してて、睡眠時間は3時間なんだよね」<br />
　沙里南がそのように近況報告をしてきたので、智之は思案した。<br />
「それは不摂生だな。ちょっと生活を見直したほうがいい。ビタミンやミネラルもしっかりとって、睡眠時間も最低6時間はとろうか。そのほうが、勉強の効率も上がるよ」<br />
　智之はそう助言した。<br />
<br />
　2週間後。<br />
「智之、この前はアドバイスしてくれてありがとう。今は栄養もしっかりとって、毎日6時間寝てる。智之の言うとおり、確かに今のほうが、勉強がはかどってる気がするよ」<br />
　沙里南に元気な声でそのように説明され、智之は胸をなで下ろしたような表情をした。<br />
<br />
　そして沙里南の資格試験が終わった。さらに智之は、合格の報告も聞いた。<br />
　智之はお祝いのベイクドチーズケーキを片手に、初めて沙里南の部屋を訪れた。すると、沙里南の部屋は足の踏み場もない状態だった。床には、化粧水や乳液の容器、生理用ナプキンの袋、スナック菓子や柿の種の袋、食べ残したコンビニ弁当やカップ焼きそば、空になったコーラのペットボトルや缶チューハイ、タール量の多いタバコの箱や吸い殻、脱ぎ捨てられたストッキングなどが散乱している。智之はそれとなく生活習慣を聞き出してみた。すると、主食はバーベキュー味のポテトチップスで、おかずはストロング缶だと言う。また、毎晩、FPSを中心としたオンラインゲーム漬けで、睡眠時間は平日は1時間で、休日にまとめて15時間寝ているらしい。<br />
「生活を見直したほうがいいよ&hellip;&hellip;」<br />
　しばらく沈黙していた智之が、ようやく、小さく低い声で言った。だが、沙里南はキョトンとした。<br />
「なんで？　資格試験はもう終わったんだよ。だったら、普通の生活に戻していいじゃん」<br />
　智之はそれ以上は詮索も干渉もしなかった。そして結局、智之はいつまで経っても、沙里南に告白しなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「距離を置くべきもの」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　男子大学生の忠司（ただし）には、同じ大学に通う政宏（まさひろ）という友達がいる。あるとき忠司は、神妙な面持ちの政宏から、相談を持ちかけられた。<br />
「彼女の瑠璃（るり）が、陰謀論者になってしまったんだ。四六時中、陰謀論の話をしてる。しかも、ほんの少しでも否定すると、怒り狂うんだ。精神的に参ってる」<br />
　うんざりした様子の政宏を見て、忠司は、心から同情したような表情を見せた。<br />
「肯定も否定もしないのが、一番いいんじゃないか？」<br />
　そう忠司がアドバイスする。<br />
「いや、肯定しないと不機嫌になるんだ」<br />
　政宏がうなだれる。忠司は腕組みをし始めたが、結論は出なかった。<br />
「とりあえず、どんなことでも俺を頼ってくれよ。いつでも愚痴を聞くぞ。友達なんだから」<br />
「ありがとう。やっぱり、持つべきものは友だな」<br />
　政宏は弱々しい声で言った。<br />
<br />
　数日後。忠司に、政宏が真剣な面持ちで話しかけてきた。<br />
「昨日、何時間も瑠璃と話して目覚めたよ。瑠璃の言うことは、すべて正しかった」<br />
　そして政宏は、陰謀論を延々と語った。<br />
　その日以降、忠司は政宏と距離を置くようになった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「強制1万円」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　有華（ゆうか）は、伸男（のぶお）の貧しさを承知の上で、彼と交際している。<br />
　伸男の誕生日の1週間ほど前に、有華は、プレゼントとして、現金1万円を提案した。<br />
「すごく嬉しいけど、恋人の間で贈る誕生日プレゼントとしては、違和感があるかも」<br />
　伸男が苦笑して言った。<br />
「じゃあ何か別のものを考えておくね」<br />
<br />
　その翌日の夜、伸男の部屋で2人で過ごしていると、伸男が何かのメモを見ている。<br />
「しまった！ 俺はバカだ！」<br />
　大きな溜め息をついて、何かをひどく後悔している様子の伸男。有華が心配そうに話を聞くと、伸男は肩を落としながら話し始めた。<br />
「乾電池がどうしても必要だったから、今日買ったんだ。でもさらに足を延ばしたところにある店には、俺が買ったものより2円安い乾電池が売ってるんだよ。その店のことは、以前ちゃんとメモしておいたんだけど、買う前にメモを見るのを忘れてた。&hellip;&hellip;ああ、もう！！」<br />
　伸男は、うなだれ、何度も頭をかきむしる。<br />
「あっ、未開封だから返品できるか！ 返品して買い直してくる！」<br />
　そう言って今度は立ち上がる。<br />
「の、伸男！　もう時間も遅いからいいじゃん！　あたしの家に新品の乾電池があるから、それを明日あげるよ！」<br />
　有華がしつこく引き止めたため、伸男はあきらめたものの、その後もずっと、溜め息をつき続けていた。<br />
<br />
　結局、伸男の誕生日になると、有華は伸男に現金1万円をプレゼントした。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ヤユ星人」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　鈴歌（すずか）・世利名（せりな）・緑（みどり）は、同じ大学に通う、同学年の女子大生だ。<br />
　あるとき鈴歌が、大学で体調を崩すと、世利名が優しく介抱してくれた。それ以来、鈴歌は世利名に何度も話しかけていた。<br />
<br />
　そんなある日、鈴歌がキャンパス内のベンチに腰かけていると、緑が小馬鹿にしたような表情で、近づいてきた。<br />
「ねえ、あの人につきまとうのやめたら？　きっとあの人、あなたのこと、うざいって思ってるよ。ちょっと優しくしてあげただけなのに、ストーカーみたいでキモいって思ってるよ。あの人、そういう人だから」<br />
　そんな緑の言葉に対して、鈴歌は、ムッとした顔をすると同時に、口を開いた。<br />
「&hellip;&hellip;勝手な想像で、世利名さんのことを語らないで。自信満々に喋っちゃって、頭おかしいんじゃないの？　あなたと違って、あたしは世利名さんのこと、よく知ってるの。聖人君子みたいな人だよ。あなたは聖人と言うより、変人だけどね。悪いけど、あたし、変人は嫌いなの。変人、無愛想、ひねくれ者&hellip;&hellip;。あたし、そんなあなたのこと、大っ嫌い」<br />
　緑を睨みつけ、悪態をついた鈴歌。その直後に鈴歌は、遠くで世利名が誰かと話しているのを見つけた。鈴歌は緑を放置し、駆け足で世利名に近づいていった。すると、世利名が嘲笑しながら緑の容姿を揶揄しているのが、耳に入った。<br />
<br />
　鈴歌はその夜、声を詰まらせて泣いた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「カラス&rarr;睡眠&hellip;&hellip;いや、スイカ」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　寝る前にしりとりをしている、カップルの紫音（しおん）と照樹（てるき）。紫音はカラスと答えたあと、眠ってしまった。<br />
　朝になって紫音が目覚めると、横でまだ照樹が寝ている。紫音が照樹を揺さぶって起こした。<br />
「カラスね。じゃあ、スイカ」<br />
　照樹は、笑顔でそう言った。紫音は愕然とした様子を見せた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「刺激的おうちデート」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　敦（あつし）と、その彼女である紗枝（さえ）が、敦の部屋で過ごしているときに、紗枝が軽く頭をぶつけた。ただ、怪我はなく、紗枝自身も全然痛くないと言っている。しかし心配性な敦は、何度もしつこく、大丈夫かと訊いた。<br />
<br />
　数日後。2人で紗枝の部屋で過ごしていると、紗枝が突拍子もないことを言い出した。<br />
「ねぇ、ユーチューバーがやってたんだけど、レモン汁を目に入れたら、すごい刺激らしいね。どんな感じか気になるから、あたしやってみようかな」<br />
　そう言いながら、冷蔵庫からレモンを取り出す紗枝。<br />
「やめとけって！　痛いって！」<br />
　敦が必死の形相で、彼女の腕をつかむ。<br />
「大丈夫だから。大げさだなぁ」<br />
　敦の制止を振り切って、紗枝はレモン汁を一気に5滴も、自分の右目に注いだ。<br />
「痛い！ 痛い！　やだ！　助けて！　敦！　助けて！　痛いよお！　助けてよお！」<br />
　紗枝は七転八倒し、そのあとうめき声を上げながら、水道水で目を洗い始めた。しかし敦はずっと、ただただ無表情で、紗枝を見つめるだけだった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「無限地獄」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　夏枝（なつえ）のクラスは、ある問題を抱えている。梢（こずえ）が、リーダー格の江里花（えりか）を含む4人から、筆舌に尽くしがたい壮絶ないじめを受けているのだ。夏枝は梢とはあまり話したことはなかったが、正義感の強い夏枝にとって、この問題は看過できるものではなかったようだ。<br />
「助けてあげるからね」<br />
　夏枝は真剣な眼差しで、梢にそう言った。そして夏枝は、まずは先輩に相談するなどの行動を起こし始めた。<br />
<br />
　しかし敏感な江里花は、その動きに感づいたようだった。そして夏枝は、江里花に校舎裏へと呼び出された。<br />
「余計なことを続けるなら、ターゲットを梢からあんたに変えるから」<br />
　江里花にそうすごまれて、戦慄する夏枝。夏枝はこのとき、想起したのだろう。今まで梢が受けていた仕打ちの数々を。頭から大量の汚水を浴びせかけられ、画びょうや裁縫針を体に突き刺され、さらにはペンチで爪を剥がされる、あまりにも無残な梢の姿を。<br />
「や、やめてよ、そんな&hellip;&hellip;」<br />
「あんな目に遭いたくない？」<br />
「当たり前だよ&hellip;&hellip;」<br />
「じゃあ、今、選んで。今までどおりか、それともあなたがターゲットにされるか」<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
「さあ、選んで！　早く！　早く答えないと、すぐにでも、あなたを&hellip;&hellip;」<br />
「わ、わかったよ！　今のままでいいよ！」<br />
「あ、そう」<br />
　こうして、それ以降夏枝は、梢が何をされていても、見て見ぬふりをするようになった。<br />
<br />
　そんなある日。夏枝は帰宅しようと、校内の廊下を歩いていた。すると江里花とすれ違う際、虫のいどころが悪かったらしい彼女に、夏枝は手で強く押された。その拍子に転倒し、壁で軽く頭を打ってしまった夏枝。それに関しては幸い、怪我らしい怪我はなかったが、精神的ショックからか、夏枝は江里花が立ち去ったあとも、しばらく頭をさすりながら座り込んでいた。そこへ偶然、梢が通りかかった。<br />
「頭を打ったの？」<br />
　目を見開いた梢が訊いてくる。<br />
「&hellip;&hellip;う、うん。でも平気。ちょっと転んだだけだから。全然痛くない」<br />
　夏枝が言うと、梢は夏枝のそばにしゃがんで、顔を覗き込んだ。<br />
「出血はない？　吐き気とかは？　歩ける？　しばらく激しい運動は控えたほうがいいよ。あと、もし強く打ったなら、一応病院に行ったほうがいいと思う。不安ならいっしょに行ってあげるよ」<br />
　包帯だらけの指で、夏枝の手を握りしめる梢。<br />
「い、いや、大丈夫。ありがとう。大丈夫だから。そんなに気にしてくれなくても&hellip;&hellip;」<br />
　そう話している途中で、夏枝は堰を切ったように号泣し始めた。<br />
「ど、どうしたの？　大丈夫？　やっぱり、痛いんじゃ&hellip;&hellip;？」<br />
　梢が、驚きと心配の入り交じった表情で尋ねる。<br />
「違う。違うの。こんなの、痛くない。あたしは、全然痛くない。でも&hellip;&hellip;本当にありがとう」<br />
　夏枝はそう言って、泣き続けた。<br />
<br />
　そんなことがあっても夏枝は、やはり江里花の存在を恐れてか、梢に再び手を差し伸べることはせずにいた。そしてそんな自分に心底嫌気がさしているらしく、部屋で一人になると、臆病者とか卑怯者とか、そんな言葉を自分で自分に対してつぶやいていた。しかしその一方で、驚いたことに、江里花は梢に飽きたらしく、梢へのいじめは急速に縮小し、そして消えてなくなったのである。それですべてが終わればよかったのだが、そうはいかなかった。<br />
<br />
　昼休みの空き教室。江里花とその取り巻き3人に囲まれているのは、床にへたり込んだ夏枝だった。江里花たちはクスクスと笑いながら、夏枝を残し、教室を出て行った。夏枝は自分の腕を見つめる。そこには、ホッチキスの針が何本も刺さっていた。抜くのが怖いらしい夏枝は、数分後、針をそのままにして、フラフラと教室を出た。しばらく歩くと、梢が声をかけてきた。<br />
「あ、あの、夏枝ちゃん&hellip;&hellip;って、下の名前で呼んでも大丈夫かな」<br />
　どことなくビクビクしているような様子の梢。<br />
「もちろん」<br />
　夏枝が笑顔で言う。<br />
「ひょっとして、最近、嫌なことされてない？」<br />
　不安げな顔で訊いてくる梢。<br />
「嫌なことって？」<br />
「た、たとえば&hellip;&hellip;あっ！」<br />
　梢が、夏枝の腕に刺さった針に気づいた。<br />
「ああ&hellip;&hellip;これ？　抜くのが怖くてね」<br />
「すぐ手当てしてあげる！　ちょっとあっちに行こう！」<br />
　真剣な面持ちの梢が、夏枝の肩に触れ、移動をうながす。<br />
「大丈夫だよ、これくらい。今日は軽いほうなんだから」<br />
　ずっとニコニコしている夏枝。<br />
「か、軽いほうって&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;ごめん、こんなことになったのは、あたしのせいだよね」<br />
　顔をしかめ、うつむく梢。<br />
「梢ちゃんのせい？　なんで？」<br />
「だ、だって、あたしを助けようとしてくれたよね。それで、あたしをいじめてた人たちに、目をつけられたんでしょ？」<br />
　梢はこれ以上ないくらいに申し訳なさそうな顔で言う。<br />
「そういう言い方も成り立つかもしれないけど、あたし、助けようとして、裏切ったんだよ。梢ちゃんを助けようとするならターゲットをあたしに変えるって脅されて、それに屈して、あとは梢ちゃんがどんな目に遭ってても、見て見ぬふりをしてた」<br />
　それまでは笑顔を崩さなかった夏枝が、無表情でそう話した。<br />
「脅されたんだね。じゃあ、それで手を引くのは仕方のないことだよ。と、とにかく、手当てしよう？　そのあと、どうやって解決するかを&hellip;&hellip;」<br />
「解決？」<br />
「えっ？　うん。解決しなきゃ」<br />
　キョトンとした顔の夏枝を見つめる梢。<br />
「解決しなくていいよ」<br />
　また笑顔になる夏枝。<br />
「&hellip;&hellip;えっ？」<br />
「だって、あたしが今こんな目に遭ってるのは、梢ちゃんを見捨てたからなんだよ。あたしは自分が痛い思いをするのが怖くて、梢ちゃんを犠牲にしたんだよ。これは天罰みたいなものなんだと思う」<br />
　夏枝は自嘲気味に笑う。<br />
「て、天罰だなんて、やめてよ」<br />
　梢が蚊の鳴くような声で言う。<br />
「天罰だよ。だからあたし、痛いし、辛いし、怖いけど、ホッとしてる。やっとあたしが断罪される日が来たんだって思ってる。だって、ずっと後ろめたい気持ちが、モヤモヤしたものが、あたしの心を支配してたんだもん。もちろん、自分がスッキリしたいがために罰を受けたいだなんて、どこまでも利己的だけどね。でもそんな悪魔のようなあたしには、こんなふうに無残に体に針が打ち込まれるのがお似合いだと思う」<br />
　腕に刺さった針を見せてくる夏枝。<br />
「や、やめてよ&hellip;&hellip;。あ、あたしは、助けようとしてくれた夏枝ちゃんに、心から感謝してるんだよ？　なのに&hellip;&hellip;」<br />
　青ざめて言う梢。<br />
「感謝？　何を言ってるの？　あたしは、梢ちゃんがずっとターゲットだったらいいって、そう願ってたんだよ。あたしがターゲットになるのを恐れて」<br />
　怪訝そうな顔をする夏枝。<br />
「感謝してるよ、助けようとしてくれたんだから」<br />
　夏枝の目を見つめる梢。<br />
「でもあたしは助けなかった。約束を破った。見捨てた。裏切った。自分を優先した。自己中心的な判断を下した。それがあたし」<br />
　夏枝が無表情でまくし立てる。<br />
「やめてよ&hellip;&hellip;」<br />
「だから天罰が下った。断罪される。処罰される。地獄の責め苦を負う。殴られる。蹴られる。針を刺される」<br />
「やめてよ&hellip;&hellip;」<br />
「明日は爪を剥がされるらしいよ。爪は初めてなんだよね。きっと言葉では言い表せない痛みなんだろうな。甘んじて受け入れるけどね」<br />
「や&hellip;&hellip;め&hellip;&hellip;てよ&hellip;&hellip;」<br />
「何枚剥がされるかな？　片手だけで5枚かな？　両手で10枚？　アハハハハハ！　あたしに相応しい末路だね！　アハハハハハ！　アハハハハハハハハハハ！！」<br />
　無表情のまま、笑い声を上げるという、奇妙な様子を晒す夏枝。<br />
「や&hellip;&hellip;め&hellip;&hellip;」<br />
　梢はその場にくずおれた。そして、慟哭した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「自称悪魔」（2026年1月7日執筆）<br />
<br />
　菜々子（ななこ）は、クラスメイトで親友の飛鳥（あすか）を、事故で亡くした。他に友達のいない引っ込み思案な菜々子にとって、飛鳥は文字通り、唯一無二の存在だったと思われる。そんな飛鳥が、1人で駅の階段を下りているときに、転落したのだ。将来パティシエールになって、ケーキでみんなを笑顔にしたいと語っていた飛鳥。その夢は、無残に打ち砕かれた。<br />
<br />
　葬式が執り行われる中、慟哭する菜々子。そんな彼女に、クラス委員長の果澄（かすみ）が、沈痛な面持ちで声をかける。<br />
「菜々子ちゃんは、飛鳥ちゃんとすごく仲がよかったよね。飛鳥ちゃんのことを思うと、辛いよね。大丈夫？」<br />
　菜々子の肩に手を置き、心配する果澄。すると菜々子は、なんとか泣くのを我慢しようとしているのか、息苦しそうにし、咳き込み、しばらく嗚咽し、そしてようやく話し始めた。<br />
「違うんです。違うんです。あたしにとって飛鳥ちゃんは、たった1人の友達だったんです」<br />
　果澄は、うんうんとうなずいた。<br />
「そうだよね。だからこそ、飛鳥ちゃんの無念な気持ちが、痛いほどわかるんだよね」<br />
「違うんです。違うんです。違うんです」<br />
　壊れたレコードのように、何かを否定し続ける菜々子。<br />
「えっと、何が違うのかな？」<br />
　果澄が怪訝そうな表情をする。<br />
「あたしは悪魔です」<br />
　菜々子の唐突な発言に、果澄はギョッとした様子を見せる。<br />
「&hellip;&hellip;悪魔？　どういうこと？」<br />
「ちょうどあたし、あなたみたいな誠実な人に、断罪してほしかったんです。あたしは、友達を失ったから、悲しいんですよ。あたしが泣いてる理由は、その悲しみが半分と、自分が悪魔だということを知ったショックが半分です。ほとんどそれだけなんです」<br />
　強い口調でまくし立てる菜々子。果澄にとって、こんな様子の菜々子を見るのは、初めてのことだった。<br />
「うん。友達を失ったら、悲しいよね。でも、悪魔って何？　罪悪感を覚えてるってこと？　もしかして、事故の日に自分がその場にいたら、飛鳥ちゃんは死ななかったかもしれないとか、そんなこと思ってる？　そういう考え方は、やめたほうがいいよ」<br />
　果澄は、そう言ってなぐさめた。<br />
「いえ、だから、違うんです。あたしは自分が友達を失ったから、それが悲しいんですよ」<br />
　そう言われて、果澄はその言葉の意味について、考え込んでいる様子だ。そして、ハッと何かに気づいたような様子を見せ、果澄はそっと菜々子を抱きしめた。<br />
「菜々子ちゃん、大丈夫だよ。あなたは天使だから。こんなお友達を持って、飛鳥ちゃんは幸せ者だね」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ドッキリギクシャク」（2026年1月9日執筆）<br />
<br />
　つき合い始めて1か月ほどになる、ちょっと気が弱い亮介（りょうすけ）と、いつもポジティブな藍華（あいか）。<br />
<br />
「そうだ。亮介君に、ドッキリをしかけよう」<br />
　あるとき、藍華は、そんな独り言を言った。そして亮介に近づく。<br />
「亮介君、ちょっと言っておきたいことがあるんだけど」<br />
「どうしたの？　改まって」<br />
「亮介君って背がめっちゃ低いよね」<br />
　藍華にそう言われた亮介は、一瞬目を見開いた。<br />
「う、うん&hellip;&hellip;」<br />
　亮介がシュンとした様子で肯定する。確かに亮介は、藍華よりは高いものの、男性としてはかなり小柄なほうだ。<br />
「ねえ、なんでそんなに低いの？　なんで？」<br />
　詰問調で藍華が訊く。<br />
「わ、わからない。小さなころから、好き嫌いなく、なんでも食べてきたんだけど&hellip;&hellip;。遺伝もあるのかな&hellip;&hellip;」<br />
　亮介は困惑した様子だ。<br />
「もうちょっと高い人がよかったなー」<br />
　藍華が言うと、亮介はうつむいた。<br />
「そっか&hellip;&hellip;。確かに、女の子からしたら、そうなんだろうね&hellip;&hellip;」<br />
　蚊の鳴くような声で言う亮介。<br />
「納得されたところで、背は伸びないよねー。ま、今さら何をどうしたって、徒労に終わるだろうけど。成長期とっくに過ぎてるもんね」<br />
　藍華が呆れたような口調で言う。<br />
「こ、小柄な男は、何をすれば魅力を高めることができるかな？」<br />
　亮介が苦しげな表情で問う。<br />
「小柄？　小柄って言葉はさ、一種の婉曲表現みたいなもんだよね。誰に対して配慮してるの？　あっ、自分で自分に対して配慮してるのか。でもはっきり言っちゃうと、ちんちくりんってやつだよね。寸足らずだよね。チビだよね。もっと言うと、男としての価値がないよね。男性失格だよね」<br />
　藍華がまくし立てる。<br />
「ごめん。ごめん。ごめん&hellip;&hellip;」<br />
　壊れたレコードのように、亮介が謝罪し始めた。そして亮介の頬を、一筋の涙が伝った。<br />
「あっ、いや、ドッキリだよ。ちょっとした遊びだよ。全部演技だから。背が低いこと、なんとも思ってないから」<br />
　泣くとは思っていなかったらしい藍華が、狼狽しつつ釈明する。しかし亮介は、スッキリしていない様子だ。<br />
「僕が泣いたから、気を遣って、ドッキリってことにしたんじゃないの&hellip;&hellip;？」<br />
「ち、違うよ！」<br />
「本当はずっと僕の低身長を気にしてて、それが今日、爆発したんじゃ&hellip;&hellip;？」<br />
「違うって！」<br />
　そんなやりとりが、何度か繰り返された。<br />
<br />
　そして結局、しばらくの間、2人の関係はギクシャクしたものになってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「今は強い」（2026年1月11日執筆）<br />
<br />
　誠実な性格の穂波（ほなみ）という若い女性と、その彼氏である、楽天的な性格の啓児（けいじ）という同い年の男性がいた。2人は仲睦まじく過ごしていたが、啓児は交際数年目にベーチェット病という難病が見つかり、その数年後にはさらに、その病のせいで失明してしまった。しかし啓児の難病発見後、ずっと穂波は、啓児を献身的に支え続けていた。また、視力を失ったとき、啓児は初めのうちこそ、何度か弱音を吐いたこともあったものの、クヨクヨしていても仕方ないと、すぐに元気になった。穂波は、そんな啓児に対して、ちょくちょく尊敬の言葉を口にしていた。<br />
<br />
　しかし、そんなある日、啓児が真剣な面持ちで、別れ話を切り出したのである。<br />
「他に好きな人ができたんだ。だから別れてほしい」<br />
　それを聞いて、穂波は怪訝そうな顔をした。<br />
「啓児が難病と診断されてから、あたしたちずっと同棲してるよね。客観的には一心同体と言っても過言ではないくらい、ほとんどずっといっしょにいたよね。あたしはそれまで勤めてた職場を辞めて、家でできる仕事に切り替えたし。あなた、よそで恋愛なんてしてる暇あった？　いつ好きな人ができたの？」<br />
「俺、1人で出かけたこともあっただろ」<br />
「それは、あったけど&hellip;&hellip;。でも、いつも、すぐに帰ってきたよね」<br />
「そのときに好きになって、ひそかに電話とかかけてたんだよ」<br />
　ありえない話ではないが、それでも穂波は信じられない様子だ。<br />
「&hellip;&hellip;ねえ、それ、ウソだよね？」<br />
　穂波は溜め息をついてから、そう言った。<br />
「い、いや、その、えっと、その、ウソじゃ&hellip;&hellip;」<br />
　啓児がしどろもどろになる。<br />
「ウソだよね？」<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
「そんなウソ、つかなくていいんだよ」<br />
　そう言っている穂波の頬を、一筋の涙が伝った。そして穂波は、啓児を抱きしめた。<br />
「あなたは大丈夫なんだと思う。強いから。でも、あたしだって、大丈夫なんだからね。今は、強いから」<br />
　その言葉を聞いて、光を失った啓児の目にも、涙が光った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「土下座対決」（2026年1月16日執筆）<br />
<br />
　和久（かずひさ）は、彼女の亜里沙（ありさ）の誕生日に、大金を払って、ヘリコプター遊覧飛行をプレゼントすることにした。和久は亜里沙には内緒で、彼女をヘリコプターの前まで連れてきた。亜里沙は喜びや感謝の言葉を口にしたものの、遊覧中、なんだか様子がおかしい。景色を楽しむどころか、うつむいたり、目を閉じたりしている。そしてとうとう亜里沙は震え出した。<br />
「お、降ろして！　やだ！　やだ！　いやああああああああああ！！」<br />
　急に堰を切ったように、絶叫し始めた亜里沙。機内で暴れ、どう見ても異常な状態である。<br />
「もうすぐで着陸ですから」<br />
　操縦士がそう言い、和久も必死に落ち着かせようとするが、亜里沙は叫び続ける。<br />
<br />
　そして着陸後。2人でベンチに腰かけて休憩している。和久のおかげで、亜里沙は落ち着きを取り戻すことができた。亜里沙は気まずそうに、ポツリポツリと語り始めた。<br />
「ごめんね&hellip;&hellip;。じ、実は、極度の高所恐怖症で&hellip;&hellip;でもせっかく大金を払って、あたしのために用意してくれたプレゼントなんだもん&hellip;&hellip;。それに、あなたの笑顔を見てたら&hellip;&hellip;言い出せなくて&hellip;&hellip;高いところにいるってことを、なるべく考えないようにして&hellip;&hellip;頑張ってたんだけど&hellip;&hellip;やっぱり無理だった&hellip;&hellip;。本当にごめん&hellip;&hellip;」<br />
　すると和久は、突然立ち上がり、ベンチから数歩離れたかと思うと、亜里沙に向かって土下座をした。<br />
「君が謝るのはおかしい！　俺のほうこそごめん！　君の心を傷つけるつもりじゃなかったのに&hellip;&hellip;俺は最低なことを&hellip;&hellip;」<br />
　頭を地面につけたままの和久を見て、亜里沙はオロオロする。<br />
「あ、頭上げてよ！　それに、何を言ってるの？　最低なことだなんて。誕生日をお祝いしてくれたんでしょ？　あたしはもう、大丈夫だから！」<br />
　亜里沙はそう言うが、和久は泣き出した。<br />
「大丈夫なんかじゃないよ&hellip;&hellip;俺が君の誕生日を台なしにしたんだ&hellip;&hellip;。ごめん&hellip;&hellip;。許さなくていいし、気を遣わなくていい&hellip;&hellip;。遠慮せずに、気が済むまで、罵倒してくれていいから&hellip;&hellip;」<br />
「や、やめて！　罵倒なんかするわけないでしょ！？　あたしはあなたに感謝してるんだから！　それに台なしにしたのは、あたしのほうなんだよ！　あたしが土下座しなきゃいけないんだから！」<br />
　そう言って亜里沙も泣き出し、和久の前で土下座を始めた。こうして、男女が向かい合って泣きながら土下座をするという、周りから見れば異様な光景が完成してしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「オススメ禁止」（2026年1月21日執筆）<br />
<br />
　女子大生の結衣（ゆい）は、男友達の礼太郎（れいたろう）に、自分の好きな全20巻の漫画作品を、しょっちゅう貸してあげようとしている。感動を分かち合いたようだ。しかし、いかんせん礼太郎は、漫画に興味がない。どんなに作品のよさを熱弁しても、結衣の一人相撲のような状態になってしまっていた。それでも結衣は、絶対感動するから、絶対気に入るからと、執拗に勧めた。<br />
<br />
　そんなある日、努力の甲斐あって、ついに結衣は、礼太郎に漫画全巻をとりあえず受け取ってもらうことに成功した。<br />
「読むかどうかわからないよ。もし一瞬でも気が向いたら、すぐに読めるように部屋に置いておくだけ」<br />
　礼太郎が苦笑しながら言った。<br />
「うん。それでもいいよ。読んだと報告してくれる日を、感想を教えてくれる日を、一日千秋の思いで待つよ」<br />
　結衣は笑顔で言った。<br />
<br />
　するとついに、漫画を貸してから1か月後、礼太郎が語り出した。<br />
「読んだよ。結構、感動したよ。14巻のラストは、特にグッときたよ。君が勧めてくれる意味がわかったよ」<br />
「でしょ！　感動したでしょ！」<br />
　結衣はこの作品の魅力を共有できたことに、小躍りして喜んだ。しかし、この作品の中で一番と言われる、肝心の19巻の名場面について、礼太郎はひどい思い違いをしていた。この作品への愛が深い結衣にとって、それは看過できることではないどころか、「一大事」だったらしい。結衣は感情をむき出しにした。<br />
「あんた、それ、どういうこと！？　そんな勘違いしてるなら、どうせ他の名場面も全部勘違いしてるでしょ！　もう一度、今すぐ、最初から全巻読み直しなさい！　今日中に！　何が感動しただ！　知ったような口を利くな！　あんたはこの作品を微塵も理解できてない！　あんたは作者を愚弄してるも同然だよ！」<br />
　そう言って結衣は、礼太郎の二の腕を、げんこつで何度も殴った。<br />
「ゆ、結衣！　痛い！　痛いって！　やめて！」<br />
「アホ！　ボケ！　カス！　無能！」<br />
　結衣は礼太郎を殴り続け、そして罵倒し続けた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続　オススメ禁止」（2026年1月22日執筆）<br />
<br />
　結衣は、ことあるごとに謝罪の言葉を口にするようにした。その甲斐あって、なんとか礼太郎も、結衣の「オススメ話」を聞いてくれるようになってきた。<br />
<br />
　あるとき礼太郎は、結衣に勧められて、今度は全30巻の漫画作品を読破した。しかし結衣が感想を求めても、礼太郎は、たった一言、よかったと言うだけで、深いコメントを述べることはなかった。それに対して結衣は、あからさまに不満げな表情をした。<br />
「ねえ、ちょっと、礼太郎。よかっただけじゃなくて、もうちょっと掘り下げてよ。なんだか拍子抜けしたよ」<br />
「ハハハ&hellip;&hellip;。前回のことがあるから、言葉選びに慎重になっちゃってるかも」<br />
　礼太郎が苦笑する。<br />
「あのときはごめん。でも、今回は、忌憚のない意見を聞かせてよ。ざっくばらんにいこうよ」<br />
「うーん、だけど&hellip;&hellip;」<br />
　礼太郎はなおも逡巡している様子だ。<br />
「じゃあ、好きなキャラは？」<br />
　結衣が溜め息交じりに訊いた。<br />
「えっと、好きなキャラは、皐月（さつき）かな」<br />
「さ、皐月？　えっと、冗談だよね？」<br />
　結衣はしかめっ面をし、声のトーンも変わった。<br />
「えっ？　い、いや&hellip;&hellip;皐月が好きなんだけど&hellip;&hellip;。何か問題でもあるの&hellip;&hellip;？」<br />
　礼太郎の声が小さくなる。<br />
「よくも、いけしゃあしゃあと&hellip;&hellip;一度ならず二度までも&hellip;&hellip;」<br />
　結衣が歯ぎしりをする。<br />
「な、何が&hellip;&hellip;？」<br />
「何がじゃないよ！　あたしの好きなキャラは直也（なおや）だって、前に言ったよね！？　皐月のせいで直也は長い間、葛藤したんでしょうが！　あんな薄情者を好きってどういうこと！？」<br />
　結衣の怒りが爆発したようだ。<br />
「いやいや！　皐月には悪気はなかったし、それに皐月にもいろいろ、いいところがあるじゃん！　そりゃ欠点もあるけど、あばたもえくぼってやつだよ。皐月は物腰が柔らかいし、頭脳明晰だし&hellip;&hellip;」<br />
「あばたもえくぼで済むか！　あんなトラブルメーカーのどこがいいの！？　正気の沙汰じゃないよ！」<br />
「ど、どこがいいって&hellip;&hellip;だから、物腰が柔らかくて、頭脳明晰で、言葉の端々に知性が感じられて、才色兼備で&hellip;&hellip;。あと、シンプルにキャラクターデザインが好きなんだ」<br />
「そのプラスをゼロにするほどのマイナスがあるでしょうが！　あの子は諸悪の根源でしょうが！　疫病神でしょうが！」<br />
「言いすぎだよ&hellip;&hellip;。そんな、血も涙もない極悪人みたいに言わなくてもいいじゃん」<br />
「極悪人でしょうが！　あの子は死刑にすべきだよ！　情状酌量の余地なし！」<br />
「でも&hellip;&hellip;」<br />
「でもじゃない！　もういい！　この話はやめよう！　あんたがいつか目を覚ましてくれることを願うばかりだよ！」<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「色白のメモ帳」（2026年2月7日執筆）<br />
<br />
　女子大生の芽依（めい）は、普段から手や腕に、ボールペンやマジックで大量にメモをすることが多い。<br />
<br />
　ある日、芽依は、同じ大学に通う彼氏である利彦（としひこ）の部屋で、ベッドに腰かけて、くつろいでいた。そのとき、利彦にバイト先から電話がかかってきた。<br />
「もしもし。&hellip;&hellip;はい。はい。ええ。はい」<br />
　返事をしながら、利彦はローテーブルの上にあったボールペンを取る。しかし、見たところ、インクが残っていない。すぐにボールペンを投げ出して、今度は机の引き出しから、細字の黒マジックを取り出した。そして、さらにバタバタと、ものを捜している。<br />
「メモ用紙を捜してるの？」<br />
　芽依が小声で訊いた。すると利彦は、電話に応対しながら、コクコクと芽依に向かってうなずく。利彦はメモに関しては、デジタル派ではなくアナログ派なのだ。<br />
「ごめん、あたしも、今は持ってないや」<br />
　芽依が申し訳なさそうに言う。すると利彦は突然、芽依に近寄って中腰になり、電話を耳と肩の間にはさむと、芽依の左腕を自分の左手でつかんだ。そして、右手に持ったさっきのマジックで、芽依の左腕に文字を書き始めた。<br />
「&hellip;&hellip;はい。はい。わかりました」<br />
　返事をしながら、芽依の腕にマジックを走らせる利彦。かなり、大量にメモをしている。芽依は、呆気にとられたのか、フリーズしている。<br />
「&hellip;&hellip;はい。はい。では、失礼します」<br />
　利彦の電話が終わると、芽依が怒りをあらわにした。<br />
「ちょっと！　利彦君！」<br />
「いや、大丈夫！　これ、油性じゃないから！」<br />
「ねえ！　なんで！？」<br />
「なんでって、君、いつも、腕にメモしてるじゃん！」<br />
「ダメでしょ！　これ！」<br />
「いや、落ちるって！　マジでちゃんと落ちるから、それ！　君がいつも使ってるマジックより、落ちやすいんじゃないかな！？」<br />
「ああ！　もう！　信じらんない！」<br />
「いや、落ちやすいって言ってるじゃん！　いつもメモしてるじゃん！　いつもマジックで腕にいっぱい書いてるじゃん！　あとさ、俺、メモはアナログ派なんだよね！」<br />
「バカ！　バカ！　利彦君のバカ！」<br />
「いや、バカはないだろ？　ひどいなあ」<br />
　2人はしばらく言い争った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続　色白のメモ帳」（2026年2月21日執筆）<br />
<br />
　1週間後。利彦の部屋のベッドで芽依が寝そべっていたところ、そのまま寝てしまった。すると利彦のスマホの着信音が鳴った。またバイト先からの電話だ。電話に応対する利彦。利彦は、キョロキョロする。どうやら、ボールペンやメモ帳を、結局、買い忘れていたということに気づいたようだ。利彦はまたマジックを取り出し、芽依の腕を見た。しかし芽依は今日、長袖を着ている。手は、走り書きをするには、スペースが狭い。脚には、タイツを穿いている。利彦は、芽依の顔に、マジックで大量にメモをした。そして電話が終わったあと、しばらく腕組みをし、結局、大学で使っているノートのページを1枚、手で切り離した。<br />
「ノートのページは全部そのままにしておきたいっていうこだわりがあるんだけど、やむを得ないな」<br />
　利彦はそんな独り言を言い、芽依の顔を見ながら、落ち着いてゆっくりとメモの内容を、切り離したノートの紙に書き移した。<br />
<br />
　数分後に起きた芽依が、トイレに立った。そして、鏡のある洗面所に移動した途端、悲鳴を上げた。ドタバタと芽依が、利彦のもとに戻ってきた。<br />
「コラアアアアアアアアアア！」<br />
　鬼の形相で大声を上げる芽依。<br />
「もう書き移したから、洗っていいよ」<br />
　利彦がケロリとした顔で答える。<br />
「ねえ！　利彦君！　なんで！？　ダメでしょ！」<br />
「長袖で、タイツだったから、仕方ないじゃん。服に書いたら、落ちないかもしれないし。手は、走り書きをするには、スペースが狭いし」<br />
「いや！　だから！　ああ！　もう！」<br />
　地団駄を踏む芽依。<br />
「洗面所で顔を洗えばいいじゃん。前も言ったけど、それ、水性で、落ちやすいよ。油性だったら、帰り道で恥ずかしい思いをしたかもしれないけど、水性なら落ちるから、人に見られないじゃん」<br />
「書かれること自体が、嫌なの！」<br />
「じゃあ、寝る前に、顔を真っ黒に塗りつぶしておけば、よかったんじゃない？　それなら書けないからさ。そういう対策を怠ったのは、君だよね？」<br />
「ええっ！？　何言ってんの！？」<br />
「まあ、さすがにそこまでするのは、億劫か。でもさ、寝るってことは、自ら無防備になってるよね？　そりゃ、書かれるよね？　君、ひったくり多発地域に行って、そのへんにバッグを放置するの？　しないでしょ？」<br />
「関係ないでしょ！　もう！　もう！　ひどい！　腕よりひどい！　たとえ人に見られなかったとしても、腕よりひどい！」<br />
「なんで人に見られなかったとしても、腕より顔のほうがひどいの？　腕も顔も同じ皮膚じゃん。顔だけ金属製なの？　プラスチック製なの？　同じだよね？」<br />
「いやいや！　普通に考えて、一般的に考えて、顔は腕よりもっと書いちゃいけない場所でしょ！　腕もダメだけどね！」<br />
「顔洗ったら化粧が落ちるから、困るってこと？　別にすっぴんでもいいじゃん。君のマンション、ここから数分でしょ。しかももう暗いし。大丈夫だよ」<br />
「そういう問題じゃない！　ああ！　ああ！　信じらんない！」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「月下美人＋月下氷人＝氷上美人」（2026年2月14日執筆）<br />
<br />
「オリンピック、たまには見てみたら？」<br />
　スポーツやオリンピックにまったく関心のない学（まなぶ）に、彼女である心羽（ここは）がそう言った。<br />
「オリンピックねえ&hellip;&hellip;。心羽は興味あるんだろうけど、それって面白いの？」<br />
　学は、いかにも気が乗らないという感じの口調だ。<br />
「面白いかどうかは人によるけど、ちょっとくらい見てみたら？　別に真面目に応援したりしなくてもいい。どんなスポーツが存在するのかとか、どんなふうに観客が盛り上がってるのかとか、自分なりの視点で見てみなよ。何か発見があるかもしれないよ。まあ、無理にとは言わないけどね」<br />
<br />
　数日後。心羽の部屋で2人が過ごしていると、学がおもむろに立ち上がり、オリンピックを放送しているテレビの前に陣取った。そして、真剣な眼差しで観賞し始めた。心羽は顔をほころばせた。<br />
「あれ？　オリンピックに興味が出てきたんだ？」<br />
「うん！　千賀（ちか）ちゃんを待ってるんだ！」<br />
　学は視線を画面に釘づけにされたままだ。<br />
「へ？　チカちゃん？」<br />
「千賀ちゃんのこと、知らないの？　多分、もうすぐ画面に映るよ」<br />
　心羽には一瞥もくれず、学が言う。<br />
「チカ&hellip;&hellip;。&hellip;&hellip;ああ、カーリングの栄田（さかえだ）選手のことね」<br />
　ようやく心羽は思い当たったようだ。<br />
「そう！　だって、めっちゃ美人だし！　彼女が映る時間帯なら、見るよ！　自分なりの視点で、いいんだよね！」<br />
　すると心羽は顔をしかめた。そして次の瞬間、栄田選手が画面に映った。<br />
「ほら！　千賀ちゃん！　めっちゃ美人！」<br />
　小躍りする学。<br />
「&hellip;&hellip;この人、あたしより、美人だと思う？」<br />
　心羽が無機質な声で訊く。<br />
「当たり前だろ！？　画面見ろよ！　どこをどう見ても、お前より美人だろ！？」<br />
　このとき、ようやく学が一瞬だけ、心羽のほうに視線を向けた。しかしまた画面に向き直る。<br />
「&hellip;&hellip;そう？」<br />
　心羽の声が低くなる。<br />
「えっ！？　お前、もしかして、自分が勝ってると思ってる！？　自分が勝ってると思ってる！？　自分が勝ってると思ってる！？　ねえ！　自分が勝ってると思ってる！？」<br />
　学はニヤニヤしながらも、画面から目は離さない。<br />
　心羽はリモコンを手に取り、テレビの電源を切った。<br />
「おい！　何すんだよ！？」<br />
　学は激怒した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「顔面、盤面、バカでごめん」（2026年2月19日執筆）<br />
<br />
　高校生の百合音（ゆりね）と椎奈（しいな）が、「オセロ対決をして、負けたほうは罰ゲームとして、勝ったほうの石と同じ色の絵の具で、顔を塗りつぶされる」という遊びをすることにした。<br />
「でも、ちょっと待って、椎奈」<br />
　百合音が、ハッとしたように言った。<br />
「どうしたの？　百合音」<br />
「いや、オセロって、緑の盤面に石を置くじゃん。じゃあ、せっかくだから、そのイメージを顔にも適用しようよ。そのほうが本格的でしょ。顔面が、盤面なわけ」<br />
「えっと、つまり&hellip;&hellip;？」<br />
「対戦前に2人とも、顔を緑色の絵の具で塗りつぶしておくんだよ。で、負けたほうは、緑の上から、黒もしくは白を塗られるわけ」<br />
「ああ、なるほどね。了解」<br />
　こうして百合音と椎奈は、互いの顔を絵の具で緑色に塗りつぶし、それからオセロをプレイし始めたのだった。<br />
<br />
　2人の共通の友達である美雪（みゆき）は、この話をあとで2人から聞いて、しばらくポカンとした。<br />
「&hellip;&hellip;え？　&hellip;&hellip;あんたら&hellip;&hellip;バカなの？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「意地悪なチョウ」（2026年2月20日執筆）<br />
<br />
　ある夏の日。60代の祖父母が住む町に、両親とともに遊びに来た、10歳の少女、優月（ゆづき）。児童公園でアオスジアゲハを追いかけ、1人で遊んでいる。そのまま公園を出て、チョウに道案内されるかのように、清冽とは言いがたい小さくて静かな川にかかる、古色蒼然とした橋にたどり着いた。そのたもとには、40代くらいと思われる、1人の男がたたずんでいた。この町では「ギョロ目のおっちゃん」として有名な、その二つ名のとおり、ギョロッとした目が特徴の、ホームレスの憲光（のりみつ）だった。<br />
「お嬢ちゃん。見かけない子だね。このへんの子？」<br />
　優月に尋ねる憲光の声が、セミの合唱に重なった。<br />
「ううん！　違うよ！　遠くから来た！　優しい月って書いて、優月っていうの！　明日、帰るけどね！」<br />
　優月はハキハキとした声で答えた。<br />
「ふーん。いい名前だね。うらやましよ。僕なんて、ギョロ目のおっちゃんっていう名前だからね」<br />
「ぎょろめのおっちゃん？　それ、本当のお名前なの？」<br />
「まあ、本当の名前じゃないけど、本当の名前だと思ってくれてもいいよ。もう本名で呼ばれることなんて、ほとんどないからね」<br />
「そうなの？」<br />
「うん。&hellip;&hellip;ところで、それ、何？　君が右手に持ってる、それ」<br />
　優月は憲光にそう言われ、お小遣いとして渡された千円札を、握りしめたままになっていたことに、ようやく気づいたようだ。<br />
「ママからもらったお小遣いだよ！」<br />
「へー。それ、もしかすると、北里柴三郎さんの顔が描いてある、新しいお札じゃないかな？　僕、まだ野口英世さんしか、見たことないんだよね。ちょっと、よく見せてくれない？」<br />
「うん！　いいよ！」<br />
　優月は憲光に千円札を手渡した。すると、憲光は、申し訳なさそうな笑顔を浮かべて、優月を見た。<br />
「このお金は、お嬢ちゃんにとって大金だと思うけど、僕にとっても大金なんだよね。それでさ&hellip;&hellip;えーと、ごめんね？」<br />
「&hellip;&hellip;？」<br />
　あろうことか、次の瞬間、憲光は千円札を手にしたまま、全力疾走と思われる素早さで立ち去ってしまった。あまりのことにポカンとし、やがて大泣きする優月。<br />
　しかしこの出来事を口にすることは、何となく、はばかられるような、空恐ろしいような感じでもしたのだろうか。優月は、母親には千円札は風で飛ばされたとウソをつき、こっぴどく叱られたのだった。<br />
「大きくなったら、絶対にあのおじさんに仕返ししてやる」<br />
　優月は母親から解放されたあと、そんな独り言を言った。<br />
<br />
　そして20年の歳月が流れ、80代の祖父母が住む町に、1人で遊びに来た、30歳になった優月。町を散歩していると小腹が空いたので、自分が12歳くらいのときにできたという、ハンバーガーショップに入った。注文を終えて席に着くと、隣の初老の女性2人の会話が聞こえてきた。<br />
「ほら、あそこにいる、あの白髪のおじさん。彼、『ギョロ目のおっちゃん』らしいよ。バイトから初めて、今、店長みたい」<br />
「へー。そうなの？　懐かしい。昔は、あの今にも落ちそうな橋のあたりに、よくいたよね。ずいぶん長い間、そこでは見かけないなと思ってたけど」<br />
　優月は目を凝らして、その男性を見た。彼の姿には、目をはじめとして、面影がある。優月は立ち上がり、その店長、すなわち憲光に、柔和な笑顔で近づいた。<br />
「あのー、すみません」<br />
「はい、何でしょう？」<br />
　特徴的なギョロッとした目で、憲光は優月のほうを見た。<br />
「店長をされてるんですね。何と言うか、おめでとうございます」<br />
「え？　ああ&hellip;&hellip;はい&hellip;&hellip;。ありがとうございます」<br />
　憲光は、戸惑うような、いぶかしむような、きまりが悪いような、複雑な表情で答えた。<br />
「いえ、いきなりすみません。実はあたし、20年前、あなたに千円札を盗られた、あの小娘&hellip;&hellip;優月なんですよ」<br />
　優月は照れ笑いをしながら、言った。すると憲光は、しばらくは、生まれつき大きな目をさらに見開いて、優月を見つめたまま、完全にフリーズしていたが、やがて、わなわなと震え出した。<br />
「&hellip;&hellip;千円札&hellip;&hellip;北里柴三郎&hellip;&hellip;橋&hellip;&hellip;小川&hellip;&hellip;アオスジアゲハ&hellip;&hellip;夏&hellip;&hellip;セミの声&hellip;&hellip;少女&hellip;&hellip;ゆづき&hellip;&hellip;優月&hellip;&hellip;」<br />
　ブツブツと単語の羅列をつぶやき続ける憲光。優月が怪訝そうな表情をしていると、突然、憲光は、その場で土下座をした。<br />
「すみませんでした！　すみませんでした！　あのとき、私、千円札を見て、衝動的に&hellip;&hellip;いや、言い訳はしません！　すみませんでした！　すみませんでした！　うっ、ああっ、うわあああああっ&hellip;&hellip;！」<br />
　そしてそのまま、号泣し始めてしまった。優月は狼狽し、店内は騒然となった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「続　意地悪なチョウ」（2026年2月22日執筆）<br />
<br />
　土下座のあと、憲光はハンカチで涙を拭き、ちょっと待っててくださいと言って、一度姿を消した。そして、すぐに優月のところへ戻ってきた。その手には、4枚の一万円札と、1枚の五千円札がある。<br />
「今、財布にあったお札、全部です。お返しします」<br />
　頭を下げ、それを優月に差し出す、真剣な眼差しの憲光。<br />
「いや、多いですよ！　千円でしたよね？　受け取れません」<br />
　優月は苦笑して断る。<br />
「でも、これは、純粋な幼い女の子の心を、深く傷つけたことに対する、お詫びの証です。&hellip;&hellip;いや、私は何を考えてるんだ。この程度では、足りませんよね。ちょっと、お時間をいただけませんか？　すぐに、銀行へ&hellip;&hellip;」<br />
「け、結構ですから！　持ってきてもらっても、あたし、受け取らないですよ！」<br />
　ブンブンと首を横に振る優月。<br />
「どうしても、受け取っていただきたいんです。銀行は、すぐそこです。1分ほどで、戻ってきますから」<br />
　申し訳なさそうな、それでいて、すがるような口調で言う憲光。<br />
「いえ、ダメです。何と言うか、すみません」<br />
　今度は優月が頭を下げた。<br />
「この際、人助けだと思って、受け取っていただけませんか？　受け取っていただけたら、私は救われるんです。お願いします」<br />
「そ、そう言われましても&hellip;&hellip;」<br />
　懇願する憲光と、困惑した表情の優月。<br />
「もちろん、傷つけた側の人間が、救ってくれなどとお願いするのは、いかがなものかとは思います。それは重々承知です。しかし、その一方で、私が誠意を示すとすれば、やはり、これくらいしか思いつかないので。どうか、お願いします」<br />
　憲光が切々と訴える。<br />
「&hellip;&hellip;なるほど。フフフ。わかりました」<br />
　優月が笑顔になる。<br />
「受け取っていただけるということですね。では、少々、お待ちを&hellip;&hellip;」<br />
　憲光は、窓ガラス越しに見える銀行のほうへと、目を向ける。<br />
「待ってください。今、わかりましたと言ったのは、そういうことではないんです」<br />
　笑顔のまま、優月が引き止めた。<br />
「え？」<br />
「あと、ついでに言うと、さっき一瞬、新発売の伊勢エビバーガーくらいなら、おごってもらおうかなとも思いました。エヘヘ。でも、それもいいです。このあと、注文したチーズバーガーだけ食べて帰ります」<br />
「じゃあ、わかりましたっていうのは&hellip;&hellip;」<br />
　憲光は腑に落ちない様子だ。<br />
「あたし、失礼ながら、もともとは、あなたのことを根っからの悪人だって、思ってたんです。でも、今日、わかりました。あなたは意外と、いい意味で、普通の人です。少なくとも、今は普通の人だと思います。それが嬉しいんです。あたし、30年生きてきて、いろんな人に出会いました。昔のあなたのように、平気な顔をして人を傷つけたり裏切ったりする人たちも、たくさん見てきました。でも、だからと言って、人間という存在に対して、簡単に絶望しちゃいけないんだなって、今日、思ったんです。この気持ちを、この発見をくれたのは、他ならぬあなたです。お金なんていりません。この収穫があっただけで、十分です。これは、お金では買えないものです」<br />
　柔らかな口調で語る優月の言葉に、再び憲光は涙をこぼした。<br />
　店内はさっきから、シンと静まり返っている。優月はそのことにようやく気づいたのか、キョロキョロと辺りを見回した。客たちはみんな、優月と憲光のほうを、凝視していた。優月は赤面した。<br />
<br />
　番号を呼ばれ、優月はカウンターで、憲光からチーズバーガーを受け取った。<br />
「どうも！　頑張ってくださいね」<br />
　優月が応援の声をかける。<br />
「ありがとうございます。ごゆっくり、どうぞ」<br />
　そう言った憲光は、満ち足りたような表情をしていた。]]> 
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            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
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    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/sakuhin/monogatari1" />
    <published>2026-01-01T07:00:00+09:00</published> 
    <updated>2026-01-01T07:00:00+09:00</updated> 
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    <title>自作の物語文など　1</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[自作の物語文や思考実験。物語文はすべてフィクションであり、現実の社会・各業界を描いたものではありません。また物語文中に、失礼な発言や乱暴な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には反対します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「放課後の偶然あるいは奇跡」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　天真爛漫な由実（ゆみ）と、引っ込み思案な可奈恵（かなえ）。2人はクラスメイトでありながら、あまり話したことはなかった。<br />
　ある日、由実は帰宅後、教室に宿題のプリントを忘れたことに気づき、学校まで取りに戻った。教室に近づくと、誰もいないはずの室内から、何やらかすかに歌声が聴こえる。耳を澄ませてみると、それは由実の好きな、知る人ぞ知る楽曲だった。<br />
「誰だろ？」<br />
　つぶやいて、教室のドアを開ける由実。するとわずか数歩先のところに、ちょうど教室から出ようとしていたと思われる可奈恵がいた。ハトが豆鉄砲を食らったような顔をしている可奈恵は、プリントを手にして突っ立っている。<br />
「宿題のプリント忘れて取りに来たの？」<br />
　由実が訊く。可奈恵は目をパチクリさせながらうなずく。<br />
「偶然だね！　あたしもなんだ！」<br />
　にこやかに由実が言った。<br />
「そうなんですね」<br />
　可奈恵が小声で答えた。<br />
「さっき歌ってたよね？　あたしもあの歌好きだよ！　忘れ物も取りに来るタイミングも好きな曲も同じなんて、あたしたち気が合うのかも！」<br />
　晴れやかな笑顔で話す由実。<br />
「いや、歌は、あたしじゃ、いや、その&hellip;&hellip;」<br />
　しどろもどろになる可奈恵。そうかと思うと彼女はサッと目をそらし、足早にドア側へと向かった。そしてすれ違いざまに、さよならと挨拶し、そのままスタスタと教室を出ていった。すると廊下から、普段よりちょっとだけボリュームを上げた可奈恵の声が、由実の耳へと届いた。<br />
「またね」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「うな重に落ちた涙」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　彼氏である和行（かずゆき）に、日ごろの感謝を伝えたい梓（あずさ）。サプライズとして、和行に最高級うな重をプレゼントすることにした。<br />
　だだっ広い公園の中を連れ回して、わざと和行のお腹を空かせた梓。そのあと、行き先を内緒にして和行の手を引き、うなぎ屋から20メートルほど離れた位置からは、和行に目をつむらせた。うなぎ屋まであと少し。<br />
「梓、まだ目を開けちゃダメなの？」<br />
「まだダメだよ！　開けていいって言うまで、絶対開けないで！」<br />
「目をつむった状態で手を引かれて歩くの、恥ずかしいんだけど」<br />
「ごめん！　でもあとちょっとだから！　建物の中に入っても、まだすぐには開けないでね！　いいって言うまでだからね！」<br />
　そんなやりとりののち、2人でうなぎ屋へと入る。<br />
「予約した者なんですけど&hellip;&hellip;」<br />
　梓が店員と話している間、和行はクンクンと匂いを嗅いで、何やら首をかしげている。梓は和行を座敷へと誘導し、座らせた。<br />
「まだ目は開けないでね」<br />
「この匂い&hellip;&hellip;。やっぱり、これって&hellip;&hellip;」<br />
　和行はどことなく顔をしかめているように見えるが、その表情を見た梓は、軽くかぶりを振った。店員が2人分の料理を運んでくる。そして店員が去ったあと、梓は口を開いた。<br />
「もう目を開けていいよ！　ジャーン！　あなたの目の前にあるのは、最高級うな重だよ。あたしが食べるのは、そこまで値が張らないやつだけどね。さすがに最高級2人前は、お金が底をついちゃうからねー。悩みに悩んで、ここにしたんだ。めっちゃリサーチしたんだよ。創業150年の名店で&hellip;&hellip;」<br />
　ハイテンションで喋り続ける梓。しかし目を開けた和行は、なぜかそのまま凍りついている。<br />
「どうしたの？」<br />
　梓が訊く。なぜか、バツが悪いような表情をする和行。<br />
「い、いや、びっくりしただけだよ。ありがとう。すごく嬉しいよ」<br />
　気を取り直したように、和行が言う。ところが彼は、9000円以上もするうな重に対して、なかなか箸が進まない。しかもときどき、目を白黒させているようにさえ見える。<br />
「た、体調悪いの&hellip;&hellip;？　大きな公園を歩き回ったせいかな&hellip;&hellip;」<br />
　梓が心配そうに訊く。<br />
「な、なんでもないよ。大丈夫」<br />
　そう言って、和行は食事を続ける。だが、和行はそのうち、うなぎに拒絶反応を示していることは一目瞭然という状態になってしまった。<br />
「もしかして、うなぎ苦手だった？　いや、どう見ても苦手だよね。あたしの勘違いじゃないよね。あたし、余計なことしちゃったのかな&hellip;&hellip;」<br />
　梓が申し訳なさそうに尋ねた。<br />
「に、苦手じゃないよ！　大好物だよ！」<br />
　否定して、うなぎを口に放り込む和行。<br />
「うん、美味い。さすが最高級」<br />
　そう言うが、作り笑いにしか見えない顔の和行。<br />
「ねえ、本当は苦手なんでしょ？　お願い。正直に言って」<br />
　梓が真剣な面持ちで、和行にうながす。すると和行は、もはやこれまでとでも言うかのように、大きな溜め息をついた。<br />
「じ、実は&hellip;&hellip;うなぎだけは見るのも嫌なレベルでダメなんだ&hellip;&hellip;。これはうなぎじゃないって、自分に言い聞かせながら食べてたんだけど、そろそろ限界みたいだ&hellip;&hellip;。ごめん。俺が悪いんだ&hellip;&hellip;」<br />
　そう打ち明けた和行は、涙目になっている。するとそれを見た梓までもが、静かに涙を流し始めた。<br />
　こうして楽しいはずの食事の場は、最悪な雰囲気になってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ここにいる理由」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
「1つだけ、どうしても受けたいアイドルグループオーディションがあるんだよね。落ちたら、アイドルの道はあきらめようと思う。でも1人は不安だから、いっしょに応募してくれないかな？」<br />
　トップアイドルに憧れる唯菜（ゆいな）はそう言って、真剣な眼差しで友人の琴絵（ことえ）を見つめた。2人の仲は水魚の交わりと称すべきものであったが、唯菜とは正反対に、琴絵はアイドルの知識も乏しく、芸能界に興味もなかった。しかし琴絵は、唯菜のためならと快諾し、オーディションを受けることにした。<br />
<br />
　2人とも書類審査と2次審査を通過し、残りは3次審査と最終審査。<br />
「唯菜は絶対アイドルになれるよ。あたしは次で落ちるだろうけどね」<br />
　2次審査後の帰り道で、琴絵にそう言われ、唯菜は謙遜した。しかし、琴絵と別れてから、唯菜はひそかに苦笑した。<br />
「ま、琴絵より、あたしのほうが、アイドルへの憧れも容姿レベルも、上だよね。だから自分は少なくとも、琴絵よりは先に進めるだろうな」<br />
　自分の自信を再確認するかのように、唯菜はそんな独り言を言った。<br />
<br />
　ところが、唯菜の夢は3次審査で破れ、実際にすべての審査を突破しアイドルとして認められたのは、琴絵のほうだった。だが、芸能界に興味がない琴絵は、辞退すると言い出した。<br />
「辞退するなんて、もったいないよ！　ずっと応援するから、代わりに夢を叶えて！」<br />
　自分の夢を琴絵に託そうとする唯菜。<br />
「えっ、でも&hellip;&hellip;あたし&hellip;&hellip;」<br />
　ためらう琴絵。しかし結局、唯菜のためならと、琴絵はそれを受け入れた。<br />
<br />
　それからというもの、琴絵の人気の伸びはとどまるところを知らず、グループのセンターに抜擢され、各種雑誌の表紙を飾り、CM、ドラマ、映画と活躍の場を広げ、今や誰もが認めるトップアイドルとなった。しかし、その一方で唯菜は、いつしか琴絵の前から姿を消していた。<br />
<br />
　多忙な毎日を送る琴絵。無数のペンライトの光を浴びながら、彼女はハンドマイクを口から遠ざけ、音信不通の友へと呼びかけた。<br />
「唯菜。ねえ、今どこにいるの？　あたし、唯菜に託された夢、叶えられたのかな？」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「観賞者と干渉者」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　早苗（さなえ）は、配信者として生計を立てたいと、彼氏の秀明（ひであき）に打ち明けた。<br />
「俺はどんなことでも君を応援するよ。優しく見守って、干渉しないから」<br />
　秀明が言うので、彼女はまず、とりとめのない雑談や食品のレビューを配信し始めた。しかし待てど暮らせど、再生回数は伸びない。<br />
　早苗は、苦肉の策なのか、あるとき唐突に、「醤油を飲んでみたらしょっぱかった」という、突拍子もない動画を投稿した。すると、再生回数が目に見えて増加した。彼女は味を占めたかのように、「紙を食べてみたら味がなかった」「タバスコを飲んでみたらヤバかった」「全身をインクで塗りつぶしてみたら落とすのが大変だった」といった動画を、立て続けに投稿した。<br />
「ねえ、早苗。なんでいきなりジャンルを変えたの？」<br />
　怪訝そうな面持ちの秀明が尋ねる。<br />
「再生回数が100倍になるんだから、いいじゃん。内容が一変してギョッとしたかもしれないけど、ずっとこのスタイルで行くから、優しく見守っててね」<br />
　早苗が答えると、秀明は二の句が継げないような様子を見せ、黙ってしまった。<br />
　さらに早苗は、「石鹸を食べてみたらマズかった」「泥を食べてみたら苦かった」「絵の具を食べてみたら吐き気がした」といった企画を連発。すると、いても立ってもいられずに駆けつけたという感じの秀明が、早苗の前に現れた。<br />
「配信者をやめろ！」<br />
　開口一番、荒い息遣いとともに、秀明が怒鳴った。<br />
「どんなことでも応援するって、言ったじゃん。干渉しないって、言ったじゃん」<br />
　反発する早苗。すると秀明はバツの悪そうな表情になった。そしてまた、口を開いた。<br />
「頼む。やめてくれないか。頼むから」<br />
　秀明は萎縮したかのように、かすれた声で願った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ぬいぐるみと数式がいっぱい」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　桃菜（ももな）、翔子（しょうこ）、令佳（れいか）は、同じ大学に通う女子大生。桃菜にとって翔子は数年来の親友で、令佳は最近仲よくなり始めた新しい友達である。<br />
<br />
　あるとき、翔子がニコニコ顔で桃菜に話しかけてきた。<br />
「桃菜は興味がないと思ったから黙ってたけど、最近アマチュア無線に関心があって、3級の免許も取ったんだ。無線局開局の準備もしてる。男性の趣味って思われがちだけど、奥が深いんだよ」<br />
「へー。試験に合格したんだね。よくわかんないけど、それってどんな内容なの？」<br />
　桃菜は翔子に試験対策本を見せてもらった。しかし、入り組んだ原理図や電子回路、バラクタダイオードやスーパーヘテロダイン方式といった専門用語、そして誘導性リアクタンスやインダクタンスといった物理量を扱った数式などが、桃菜にはちんぷんかんぷんであった。<br />
「こういうの見ると、頭が痛くなるよ。さすが翔子は頭がいいね。本当に尊敬する。あたしには無理」<br />
　顔をしかめ、本から目をそむけるという、あからさまな拒絶反応を示す桃菜だった。<br />
<br />
　しかしある日、翔子の趣味を偶然知った令佳が、翔子にこんなことを言った。<br />
「あたしは2級の免許持ってる。無線局も開局してるよ」<br />
　これを聞いて翔子は、令佳にちょくちょく話しかけるようになった。<br />
<br />
　それ以降、桃菜も含めて3人で食事や外出をするようになった。やがて桃菜は、翔子も無線局を開局し、令佳との無線通信を始めたという話を聞いた。ただ、3人いっしょのときも、翔子と令佳の2人は、しばしば、ところ構わず無線工学の話に花を咲かせ、桃菜をキョトンとさせた。<br />
「コンデンサの静電容量がこの値だと&hellip;&hellip;」<br />
「半波長ダイポールアンテナの放射電力は&hellip;&hellip;」<br />
「リング変調回路に搬送周波数を&hellip;&hellip;」<br />
　そしてこうなるたびに、2人はしばらくしてから、桃菜の呆けた顔に気づく。<br />
「あっ、桃菜。つまんないかな？」<br />
「まるで蚊帳の外に追いやってるみたいでごめんね。そんなつもりはないんだけど」<br />
　そんなふうに、桃菜が他の2人に気を遣われる日々であった。<br />
<br />
　さらに2人は、モールス信号で会話するようになった。トンとかツーとか言いながら、キャッキャッとじゃれ合っている。ポカンと口を開け、眺めているだけの桃菜。<br />
<br />
　そして。ぬいぐるみでいっぱいの部屋に、狂ったように無線工学やモールス信号の勉強に打ち込む、桃菜の姿があった。睡眠時間まで削って没頭した結果、ついに桃菜は、4級の免許まで取ったのであった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「さようなら、5万人」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　無名ユーチューバーの彩佳（あやか）は、自身のチャンネル登録者数が500人程度から一向に増えないことを、ちょくちょく確認しては、溜め息をついていた。そんな彼女には、楓（かえで）という、ダンスの上手い友達がいる。<br />
「ねえ、楓。いっしょに動画に出演して、踊ってくれないかな？　とりあえずチャンネル登録者数が増えた状態が見たいんだよね。楓の力が必要なの。毎回とは言わない。1回とか2回でもいいから、出て」<br />
　そう声をかけると、楓は逡巡したものの、他ならぬ彩佳の頼みだからと、協力してくれることになった。<br />
　こうして彩佳は、楓といっしょにキャッチーな曲に合わせて踊り、その動画を投稿した。すると、そこそこ有名な音楽関係者が他のSNSで触れてくれるなどの運も手伝い、予想をはるかに上回る反響を呼んだ。中でも特に、楓の容姿の美しさに言及する声が多かった。<br />
「出演してくれてありがとう、楓。持つべきものは美しい友だね」<br />
　冗談まじりに感謝の言葉を述べる彩佳。<br />
　結局、なんだかんだで楓は、その後7回も、2人でのダンス動画に出演してあげた。そしてその甲斐あって、チャンネル登録者数はあっという間に5万人を超えたのであった。ただ、再生回数は楓出演回だけが群を抜いており、そんな楓出演回に対するコメントも、大半が彩佳はそっちのけで楓を賞賛しているという状況。<br />
<br />
　そんなある日、最近は動画出演に乗り気になっている楓が、ニコニコ顔で彩佳に近づいてきた。<br />
「彩佳、次はいつダンス動画撮るの？　あたしはいつでもいいよ！」<br />
　楓の言葉に対して、彩佳は笑っているのか悲しんでいるのか怒っているのかわからない、微妙な表情になった。そして、しばしの間沈黙したあと、口を開いた。<br />
「もうユーチューバーはやめる」<br />
　無機質な声で言う彩佳。<br />
「えっ？　せっかく登録者数が5万人を超えたのに？」<br />
　キョトンとする楓であった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「入浴菜」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　光一（こういち）は、彼女である遥（はるか）の奇行に驚かされることが多かった。しかし彼は、そんなところも遥の個性と認め、受け入れているということを、周囲の友人たちに語っていた。<br />
「遥は放っておくと何をするかわからないから、俺が一生ついていてあげないといけないんだよ」<br />
　上機嫌な様子で、いつもそんなふうに話す光一だった。<br />
<br />
　ある日、光一はデート中に、外食中心の遥の食生活に、野菜が極端に少ないことを指摘した。<br />
「野菜は体にいいから、もっと摂取したほうがいいよ。この際、野菜ジュースでもいいから」<br />
　光一がアドバイスすると、遥はうなずいた。<br />
「じゃあ今夜、スーパー行ったときに、野菜ジュース買うね」<br />
<br />
　しかしそのあと帰宅した光一は、何かを考え込むように、腕組みをした。<br />
「遥のことだから、飲めば飲むほど健康にいいと思って、大量購入するんじゃないか？」<br />
　光一は心配顔になる。<br />
「いや、さすがにそれはないか」<br />
　苦笑する光一だった。<br />
<br />
　数日後、光一が遥の自宅アパートを訪れた。すると、浴槽になぜか、野菜ジュースが満たされている。<br />
「何これ？」<br />
　光一が尋ねる。<br />
「体にいいって言うから、毎日入ってるよ」<br />
　屈託ない笑顔で、遥が答えた。<br />
　<br />
　そのさらに数日後、光一は遥に別れを告げた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「コの字型の凶器」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　卓哉（たくや）は後輩彼女である好美（このみ）と遊ぶときの罰ゲームで、いつも自分には重い罰、好美には軽い罰を科す。<br />
<br />
　ある日、卓哉の部屋でトランプ対決をすることになった2人。今回、卓哉が決めた罰ゲームは、好美が負けたら好美が卓哉にデコピンをされ、卓哉が負けたら卓哉が好美に「腕ホッチキス」をされるという内容。「腕ホッチキス」とは、読んで字のごとく、腕にホッチキスでガチャンと針を刺されるというものだ。この勝負では卓哉が負け、180度開いた状態のホッチキスを、好美に手渡した。<br />
「せ、先輩にそんなことできませんよ。腕ホッチキスって&hellip;&hellip;あれ、本気だったんですか？」<br />
　好美は目を丸くしている。腕ホッチキスは、悪い冗談だと思っていたらしい。<br />
「俺は大丈夫だから。俺的にルールは絶対だから。お願い。断らずに、ちゃんと執行してね」<br />
　卓哉が頼み込む。<br />
「そ、そう言われましても&hellip;&hellip;」<br />
　好美は顔をしかめ、躊躇する。ホッチキスをただ自分の胸もとに持っているだけで、なかなか罰を執行することができない。<br />
<br />
　そのまま30分が経過した。<br />
「これじゃ、いつまで経っても終わらないよ。早くしてくれないかな？」<br />
　卓哉が業を煮やして言う。<br />
「は、はい&hellip;&hellip;」<br />
　ようやく好美が、ホッチキスを卓哉の腕のすぐそばまで近づける。しかし彼女は今まで以上にオドオドし始め、あまつさえ息まで荒くなってきた。どちらが罰を受けているのか、わからないありさまだ。<br />
「じゃあさ、好美ちゃん。カウントダウンしてあげるね」<br />
「えっ！　ちょっと&hellip;&hellip;」<br />
　卓哉の言葉に、好美が狼狽する。<br />
「5、4、3、2、1、0」<br />
　卓哉の「0」に合わせ、好美がようやく罰を執行した。そして卓哉の腕に刺さった針を、好美は大きく見開かれた目で、身じろぎせず凝視する。<br />
「平気。全然痛くないよ」<br />
　卓哉がそう言って笑う。好美は卓哉の顔と卓哉の腕に刺さった針を、何度も交互に見つめる。<br />
「きゃああああああああああ！」<br />
　好美の悲鳴が響き渡った。そして謝罪の言葉を叫び始めた。<br />
「ごめんなさい！　ごめんなさい！　あたしがやったんだ！　ごめんなさい！　ホントにごめんなさい！　痛くないなんて、嘘です！　絶対痛いです！　すぐ手当てします！　あたしは悪魔です！　だからあとであたしに、もっと重い罰を科してください！　画びょうを10本刺すとか！　爪を剥がすとか！」<br />
　狂ったようにまくし立てる好美。卓哉はそんな好美の様子を、ただただ眺めるばかりであった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「変形少女」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　博文（ひろふみ）が後輩彼女の朝実（あさみ）に、ある遊びを提案した。オセロで負けたら、罰として輪ゴムを5本、顔に巻かれるというものだ。<br />
「あたしが勝った場合は、尊敬する先輩の顔に、輪ゴムなんて巻けないかもしれません」<br />
　朝実はそう言いつつも、拒絶まではしなかったので、博文はこの遊びを実行することに決めた。<br />
<br />
　オセロの結果は、朝実の惨敗だった。<br />
「朝実ちゃんのこの負け方じゃ、輪ゴム5本は少ないかもしれないね」<br />
　おどけた調子で言う博文。<br />
「そうですね。30本くらい巻いてください。ヤバい顔にしちゃってください」<br />
　屈託ない笑顔を見せる朝実。<br />
「気合が入ってるね。了解」<br />
　そう言って博文は、次から次へと手際よく、輪ゴムを朝実の顔に巻き続け、あっという間にその数は30本に達した。原形をとどめないほど歪んだ朝実の顔。それを見た博文は、腹を抱えて笑った。<br />
　そのあと博文が、すべての輪ゴムを外し終えると、朝実がポロポロと涙をこぼし始めた。<br />
「ごめん。痛かったよね」<br />
　博文が謝る。<br />
「顔の痛みは大した問題ではないです。普通に我慢できました」<br />
　朝実がハンカチで涙を拭きながら言う。<br />
「じゃあ、なんで泣いてるの？」<br />
　博文が訊くと、朝実は両手で顔を覆った。<br />
「先輩は&hellip;&hellip;何も&hellip;&hellip;何もわかってない」<br />
　声を詰まらせながら、朝実はそんなことを言った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「カニ牛合戦」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　鮮魚スーパーで、生きているカニが、パックの中でもがいている。それを見て、顔をしかめる朱美（あけみ）。<br />
「可哀想」<br />
　そんな朱美の言葉に、彼氏の勇三（ゆうぞう）が反応した。<br />
「君、カニ鍋好きだったよね？　自分だって普通に食べてるじゃん。君の言動は矛盾してるよ」<br />
　勇三にそう言われて、朱美がふくれっ面をする。<br />
「矛盾してない。だって、カニ鍋のカニはとっくに死んでるんだから。それを見ても可哀想とは感じない。それは普通の感覚でしょ？」<br />
　そんな朱美の反論に、勇三はさらに口を開く。<br />
「君が見たときにはすでに死んでたとしても、需要があるから供給が成り立つんだよね。つまり、君もカニの命を間接的に奪ってるよね？　たとえ間接的にだったとしても、自分でカニの命を奪うのは可哀想じゃなくて、カニがパックの中でもがいてるのは可哀想なの？　もしそうだとしたら、君は偽善者だよ」<br />
　偽善者という言葉を聞き、朱美は眉間にシワを寄せた。<br />
「どうしてそういう考え方しかできないの？　あなたは焼き肉が好きだけど、牛が屠殺場で悲鳴を上げてる様子を目の当たりにしても、何も感じないってこと？　それって人としておかしいよね。あなたって人間じゃないよね。ロボットだね。機械だね」<br />
　朱美がまくし立てた。勇三は一瞬傷ついたような表情を見せたものの、みるみるうちに顔が真っ赤になった。<br />
「おい、誰が人間じゃないって？　取り消せよ、今の言葉」<br />
　怒りをあらわにする勇三。<br />
「やだよ。あなたのほうこそ、自分の血も涙もない価値観を反省して」<br />
　非難する朱美。<br />
　結局、ここから先は単なる悪口合戦になってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「隠しピーマン」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　晴海（はるみ）はピーマンが大の苦手だ。見るのも嫌らしい。<br />
「なんでそんなに嫌いなの？　苦いから？」<br />
　彼氏である功輔（こうすけ）が、首をかしげた。<br />
「苦味とかそういうのじゃないんだよね。あたしの場合、特殊なの。実は小学生のころ、クラスにすごく意地悪な女子が数人いて、その子たちがあたしの給食のデザートに、ピーマンを細かくちぎって混ぜてきたんだよね。だからそれまではピーマンを食べられてたのに、食べられなくなっちゃった。ピーマンを見ただけでも、当時の記憶がいろいろとよみがえっちゃう」<br />
　晴海が自嘲気味に打ち明けた。<br />
「そうだったんだ。辛いことを思い出させちゃったね」<br />
　功輔が申し訳なさそうに言った。<br />
「ううん、いいの」<br />
　晴海が笑う。<br />
「でもさ、晴海。ピーマンは体にいいよ。食べられるようになったほうがいいと思う。挑戦してみたら？」<br />
　功輔が真面目な口調でアドバイスするが、晴海は首を横に振った。<br />
「体にいいのは、確かなんだろうけどね。あたしは一生、無理だと思う」<br />
<br />
　そして数日後。料理好きでもある功輔が、晴海にハンバーグをふるまった。晴海は、すごく美味しいと絶賛しながら食べている。そこへ功輔が、ニコニコしながら近づいた。<br />
「実は君のためを思って、ピーマンを細かく刻んで、ハンバーグの中に入れておいたんだよね。気がつかなかったでしょ？　よかったね、食べられて」<br />
　その言葉を聞いた途端、晴海は功輔の善意に対して喜ぶどころか、口の中のものを吐き出し、さらにはハンバーグの残りを、床に叩きつけてしまった。そんな拒絶反応に、功輔は愕然とした様子を見せた。<br />
「な、何するんだよ。せっかくつくったのに。虫を入れたわけじゃないだろ」<br />
　晴海を睨みつける功輔。<br />
「うるさい！　ひどい！　無神経！　あなたが虫だよ！　あなたは人間じゃないよ！」<br />
　わめき散らす晴海。<br />
「言葉を慎めよ」<br />
　功輔が不快そうに言う。<br />
　こうして楽しいはずの食事の場が修羅場と化し、2人の仲に亀裂が生じた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「驚愕の結末」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　麗奈（れいな）が、彼氏である大輔（だいすけ）の部屋で、放送中の推理映画をいっしょに観ている。映画がクライマックスに差しかかると、麗奈は何かに気づいたような様子を見せた。<br />
「どこかで聞いたことのあるストーリーだと思ったら、あたし、これの原作漫画読んだことあるよ。今映ってるこの女が真犯人なんだよね」<br />
　麗奈が説明する。<br />
「はっ！？　何だって！？」<br />
　映画がCMに切り替わると同時に、素っ頓狂な声を上げる大輔。<br />
「いや、だから、さっきの女が黒幕」<br />
　麗奈が繰り返すと、大輔は目を丸くして絶句する。<br />
「ね？　驚いたでしょ？　まさかあの女が犯人だとは思わないよねー」<br />
　屈託ない笑顔で言う麗奈。<br />
「あー！　やだなー！　もう！」<br />
　露骨に肩を落とす大輔。<br />
「何が嫌？　あっ、そういえばあの女優好きって言ってたね。自分が好きな女優が凶悪犯を演じてるのは、嫌かもね」<br />
　麗奈が納得したようにうなずくと、大輔はひどく疲れたような様子で、大きな溜め息をついた。麗奈がまた口を開く。<br />
「まあ、元気出しなよ。あっ、そうそう。密室トリックの手の込みようがすごくてね、実は部屋の鍵は&hellip;&hellip;」<br />
「あー！　あー！　あー！」<br />
　麗奈の声に大輔の絶叫が重なった。それと同時に、手で麗奈の口をふさぐ大輔。<br />
「大輔、落ち着きなよ。ふざけてんの？　うざいんだけど」<br />
　麗奈が文句を言うと、大輔は麗奈の両肩に手を置いた。<br />
「大きな声出してごめん。とりあえず、悪いけど君は、映画が終わるまで黙ってて。冷蔵庫に入ってる俺のクラウンメロンシュークリームもレーズンバターサンドもバレンシアオレンジゼリーも、全部あげるから。それ食べて大人しくしてて」<br />
　麗奈は一度はポカンとしたものの、そのあとは嬉々としてシュークリームやゼリーを食べていた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「喜怒AI楽」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　ある日、高校生の礼子（れいこ）が音声会話型AIと会話してみると、礼子のことをかなり人間らしい言い回しで褒めてくれた。しかし、普段からどちらかといえば現実的で論理的なタイプの礼子は、AIからの賞賛に対して、軽く溜め息をついた。<br />
「君に褒められても、嬉しいという感情は抱けないな。感情を持たない存在からの賛辞は、私にとっては無味乾燥な単語の羅列に過ぎないからね」<br />
　礼子はAIに対して、AIよりも無機質かもしれない声で、そんなふうに話した。<br />
<br />
　数日後。学校で人間関係のトラブルに見舞われ、半泣きの状態で帰宅した礼子。彼女はベッドに横たわった。<br />
「&hellip;&hellip;そうだ。音声会話型AIに愚痴ろう。独り言みたいなもんだけど、自分の悩みを自分で言葉にすると、精神的に整理がつくかもしれないから」<br />
　そうつぶやいて、今日の出来事についてAIに話してみた礼子。するとAIは、礼子を否定するような言葉を繰り返した。礼子はそれを聞いているうちに、涙が溢れてきた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「ストーン返事」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　大学生の成子（なるこ）が自分の部屋で、同じ大学に通う、彼氏の涼太（りょうた）といっしょに過ごしている。突然、成子が、わき腹が痛いと言い出した。涼太は心配したが、これから涼太は大事な用で出かける必要があった。成子は、大丈夫だと言いながら、なかば強引に彼を追い出した。しかしそのあと、成子はうずくまった。<br />
「何なの、これ！　痛すぎる！　し、死んじゃう！　あたし死にたくないよ！」<br />
　七転八倒する成子。彼女は冷や汗まみれで、救急車を呼んだ。<br />
<br />
　翌日以降、成子は涼太の前で体調不良の件に一切触れないという状態が続いた。涼太が聞き出そうとしても、のらりくらりと話をはぐらかし、挙げ句の果てには口を閉ざした。<br />
「成子ちゃん、何か隠しごとをしてるみたいだな。何を隠してるのか、気になる。何かにつけて根掘り葉掘り聞こうとまでは思わないけど。でも俺って、彼氏だよな。だったら、ためらわず、ありのままの自分を見せてくれればいいのに。だけど、あの様子じゃどれだけ聞き出そうとしても、らちが明かないだろうな」<br />
　涼太はそんな独り言を言って、溜め息をついた。<br />
<br />
　しかし2か月ほど経ったころ。<br />
「やっぱりどうしても、成子ちゃんが何を隠してるのか、気になる。でも、あまりしつこく訊いても、にべもなくそっぽを向かれるかもなあ」<br />
　そうつぶやきながらも、涼太は成子に近づいた。<br />
「ねえ、成子ちゃん。何か隠してるよね？　結構前の話なんだから、もう教えてくれてもいいんじゃない？　そういう問題でもないのかな？　ここ2か月の間に、何度かナーバスになってたときもあったみたいだけど、基本的には元気そうだから、難病が見つかったとかいうわけでもないんでしょ？　どうなの？　彼氏として気になるんだよ。教えてよ」<br />
　すると、耳まで真っ赤になった成子が、蚊の鳴くような声で、ポツリポツリと話し始めた。<br />
「あのとき&hellip;&hellip;しばらく我慢してたけど&hellip;&hellip;無理で&hellip;&hellip;仕方なく&hellip;&hellip;自分で119番して&hellip;&hellip;結局&hellip;&hellip;その&hellip;&hellip;尿路結石だった」<br />
　その言葉に目を見開く涼太。<br />
「俺は医学的なことはよく知らないけど、確か尋常じゃない痛みをともなう病気だよね！？　大丈夫だったの！？」<br />
　驚きと心配の入り交じった声で訊く。<br />
「い、一応、大丈夫&hellip;&hellip;」<br />
「のたうち回ったんじゃないの？」<br />
「&hellip;&hellip;う、うん&hellip;&hellip;」<br />
「死ぬかと思ったんじゃない？　死の恐怖を感じなかった？」<br />
「か、感じた&hellip;&hellip;」<br />
「死の恐怖に怯えて泣いてた？」<br />
「そ、そうだね&hellip;&hellip;」<br />
「血尿は？　血尿、出たの？」<br />
「えーと&hellip;&hellip;」<br />
「血尿、出たの？」<br />
「んっと&hellip;&hellip;」<br />
「血尿は？」<br />
「&hellip;&hellip;で、出た」<br />
「それはびっくりしただろうね。石は？　2か月経ってるから、さすがに石はもう出たんだよね？」<br />
「うっ&hellip;&hellip;」<br />
「石、出た？」<br />
「えー&hellip;&hellip;」<br />
「石、出たよね？」<br />
「&hellip;&hellip;出たよ、2週間くらいで&hellip;&hellip;」<br />
「どんな石だった？　サイズとか、形とか」<br />
「えっ&hellip;&hellip;」<br />
「サイズは？　形は？」<br />
「そ、その&hellip;&hellip;」<br />
「ねえ、どうなの？」<br />
「&hellip;&hellip;わ、忘れた&hellip;&hellip;」<br />
「そうなの？　でも、尿路結石って女性もなるんだね。おじさんの病気かと思ってた」<br />
「うー&hellip;&hellip;」<br />
「ねえ、おじさんの病気ってイメージない？」<br />
「あるかもね&hellip;&hellip;」<br />
「女性がなるのは珍しいね」<br />
「うー&hellip;&hellip;」<br />
「それにしても、尿路結石って&hellip;&hellip;」<br />
「やめて&hellip;&hellip;」<br />
「え？」<br />
「やめて&hellip;&hellip;。もう、やめて&hellip;&hellip;」<br />
　成子は泣き出してしまった。涼太がなんとか落ち着かせたが、結局、このあとしばらくの間、2人の関係はギクシャクしたものになってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「&pi;よりパイ」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　基本的に物覚えが悪いが、例外的にお菓子作りの知識だけは豊富な浩（ひろし）と、浩の彼女である、記憶力抜群の蘭子（らんこ）。浩は円周率を50桁覚えるチャレンジを始めた。自分の記憶力もまんざら捨てたものではないということを、証明したかったのだろう。<br />
<br />
　そしてついに成功した浩は、蘭子が浩の部屋に遊びに来ているときに、小躍りしながら蘭子に近づいた。<br />
「俺、円周率50桁暗記できたよ！」<br />
　そう報告すると、ソファーに座ってスマホを見ていた蘭子は、無表情で浩のほうを向いた。<br />
「へー、そうなんだ。あたし、100桁言えるよ」<br />
　それを聞いた浩は、ポカンと口を開ける。<br />
「そっか」<br />
　そうつぶやくと、浩はしばらく意気消沈したような様子で沈黙していた。蘭子がよく見ると、浩はやや涙目になっている。<br />
「どうしたの？ 大丈夫？」<br />
　心配そうに蘭子が訊いた。<br />
「なんでもない」<br />
　浩が、蘭子とは目を合わさずに答える。<br />
「ふーん。そう。&hellip;&hellip;あっ、そうそう、数学関連の暗唱といえばさ、自然対数の底であるネイピア数は&hellip;&hellip;」<br />
　蘭子が話し始めると、浩は急に蘭子の目を見つめた。<br />
「いや！　それよりさ！　こないだ、クロカンブッシュを作るとき、薄力粉や微粒子グラニュー糖のほかに、ヘーゼルナッツローストや&hellip;&hellip;」<br />
　浩は全然関係のない話を始めた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「白いカレーライス」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　絵美（えみ）が自分の部屋で、皿にたっぷり盛った状態の、昨日の残りのカレーライスを、ブランチとして食べようとしている。そのとき、遊びに来ている彼氏の敬一（けいいち）が、それを覗き込んだ。<br />
「俺、最近カレー食ってないなー。1口だけちょうだい」<br />
　笑顔で言う敬一。<br />
「いいよ。結構量が多いから、1口と言わず、半分食べてもいいよ。先に食べて」<br />
　絵美が敬一にスプーンを手渡した。<br />
「どこをどう食べてもいいの？」<br />
　敬一がカレーを見つめながら、絵美に訊いた。<br />
「え？ うん。どこでもいいよ」<br />
「本当にどんな食べ方でもいいの？」<br />
「食べ方？ そりゃあ、どんな食べ方しても自由だけど」<br />
「食べ方というか、取り方。どんな取り方でもいい？」<br />
「別になんでもいいよ。どうでもいいから食べなよ。あたしトイレ行ってくるから、食べといて」<br />
　絵美は敬一からの執拗な質問に対して、疲れたような表情を見せたあと、トイレへと向かった。すると敬一は、カレールーの約95パーセントとわずかなご飯を食べて、皿をテーブルに置いた。そこへ戻ってきた絵美。<br />
「何これ！？　ほぼご飯だけじゃん！」<br />
　怒りをあらわにする絵美。<br />
「どこをどう食べてもいいかって、どんな取り方でもいいかって、訊いたよね。なんでもいいって、言ったじゃん。何度も確認したよね」<br />
　敬一はケロリとしている。その言葉と様子が火に油を注ぐことになり、結局、罵り合いが始まってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「つまらない死」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　女子大生の晴夏（はるか）は、同じ大学に通う文恵（ふみえ）の元気がないことを心配し、ちょくちょく声をかけていた。しかし、いつになっても文恵は、晴夏に話してもわかってもらえないと言って、事情を話そうとしない。<br />
「ああ、もう。心配しすぎて、あたしのほうこそおかしくなりそうなんだけど。あと文恵は、あたしが相談相手として適してないと思ってるの？　それもショックなんだけど」<br />
　晴夏が文恵に、疲れ切った表情で言う。<br />
「いいから、ほっといて」<br />
　文恵は晴夏から目をそらした。<br />
<br />
　そんなある日、ついに文恵が、この件について口を開いた。<br />
「実は、漫画のキャラクターが死んだことに絶望してたの。晴夏は漫画に興味がないから、共感してくれないと思って、黙ってた」<br />
　そう文恵に打ち明けられ、晴夏は溜め息をついた。<br />
「そんなつまらないことで落ち込んでたの？　あたしをここまで心配させておいて」<br />
　イライラしたような口調で言う晴夏。<br />
「ほら、わかってくれない。だから黙ってたのに、晴夏がしつこいから」<br />
　口をとがらせる文恵。<br />
「心配してあげてる人間に対して、しつこいって何！？　まずは、実在しない人間の死で悩んでるあんたがおかしいってことを、ちゃんと自覚しなさい！」<br />
　晴夏が声を荒らげる。<br />
「やっぱり晴夏みたいな人には、話すべきじゃなかった。あー、やだやだ。これだから、漫画で感動できないロボットみたいな人間は困る。ちゃんと体に血、流れてるの？」<br />
　呆れたように文恵が言う。結局、このあとは、単なる悪口合戦になってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「異なる時を刻む」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
「誕生日プレゼントは安いものでいいよ。目覚まし時計とか。使ってたのが壊れちゃったから」<br />
　奈津子（なつこ）が、彼氏の恭太（きょうた）に対して言った。恭太の懐事情を考慮しての言葉なのだろう。このとき奈津子は、自分が普段から使っている、アナログ時計を想定していたと思われる。彼女は、デジタル時計は視覚的にわかりにくいと、過去に何度か友人に話していたからだ。<br />
<br />
　しかし、誕生日になると、恭太はデジタルの目覚まし時計をプレゼントしてきた。これは奈津子には合わない。気配り上手なタイプの奈津子は、このとき、さすがに今から買い直してくれと言うのは、恭太の経済状態にかかわらず、いくらカップルとは言え礼儀知らずだと感じただろう。<br />
「よかった！　ちょうどこういうのが欲しかったんだよね」<br />
　ウソが嫌いだとよく言っている奈津子だったが、今回は、その場しのぎのウソをついたようだ。<br />
<br />
　数時間後。もらった時計を見つめながら、一人、部屋で考え込んでいる様子の奈津子。<br />
「うーん&hellip;&hellip;。やっぱり、これは自分には向いてないから、今度、自分でアナログ目覚まし時計を買おう」<br />
　そうつぶやいて、奈津子は、デジタル時計をベッドから離れた棚に飾った。<br />
　そしてそれからはずっと、自分で買い直したアナログの目覚まし時計を使っていた。<br />
<br />
　そんなある日、今までに1回しか奈津子の部屋を訪れたことのなかった恭太が、何の前触れもなく、奈津子の自宅マンションへやってきた。奈津子はあたふたして、恭太が部屋に入ってくる前に、自分が買ったアナログ時計をベッドの下へと無造作に放り込み、恭太がくれたデジタル時計をベッドわきにそっと置いた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「親友と非親友」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
　桜（さくら）・今日子（きょうこ）・千鶴（ちづる）は同じ大学に通う女子大生である。桜は今日子のことを唯一の親友だと言っており、大切にしている。<br />
<br />
　桜はある日、あまり話したことがなかった千鶴と話してみた。すると好きな映画や好きな音楽などが共通しており、気が合うねと言い合って、話が盛り上がった。桜は千鶴とも仲よくなりたいと思い、それ以来、毎日のように、自分から千鶴に近づいていた。<br />
<br />
　あるとき、千鶴が、今日子の生まれは一野町（いちのちょう）だとか、今日子の最近の趣味は科学雑誌を読むことだなどと言った。<br />
「違うよ。今日子は生まれも育ちもここ、二野町（にのちょう）だよ。あと今日子は文系で、科学とか苦手なんだよ」<br />
　桜はそう返すが、千鶴はかたくなに譲らない。<br />
「じゃあ2人で訊きに行こうよ」<br />
　そう言って桜は、千鶴とともに、今日子のもとへ向かった。すると今日子は、笑顔で話し始めた。<br />
「桜には言ってなかったけど、生まれは一野町で、育ったのが二野町なんだよね。あと最近、科学雑誌を読むのが面白いんだよね」<br />
　千鶴は、さらに、今日子が二野町へ引っ越した経緯や、今日子が特に好きな科学の話題についても語った。<br />
「そうそう。そうなんだよね」<br />
　今日子が千鶴の話を肯定する。<br />
<br />
　その後、桜は千鶴と距離を置くようになってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
◆「遠い人と近い人」（2025年12月～2026年1月1日ごろ執筆）<br />
<br />
「伸二（しんじ）さんって、ホントに素敵な人だなあ&hellip;&hellip;」<br />
　そんな独り言を言う由希子（ゆきこ）は、伸二に一方的に憧れているようだ。しかし伸二は、由希子の名前や顔すら、知らないだろうと考えられる。<br />
「久絵（ひさえ）に相談しようかなあ&hellip;&hellip;」<br />
　久絵とは、由希子が一番仲よくしている女友達である。<br />
「&hellip;&hellip;でも、久絵は男には無縁だからなあ。恋愛相談の相手としては不適切かも。やめとこう」<br />
<br />
　あるとき、由希子と久絵が2人でいるときに、偶然、伸二が現れた。すると久絵が、伸二のことを呼び捨てで呼んだ。2人が知り合いとは知らなかった由希子は、驚いた様子を見せた。<br />
「伸二とは幼馴染なんだよ」<br />
　そう久絵に言われ、由希子は一応、納得したようだった。<br />
「久絵、おはよう」<br />
　伸二が久絵に挨拶した。<br />
「そちらの方は&hellip;&hellip;久絵のお友達ですか？」<br />
　由希子は伸二にそう訊かれ、名乗った。<br />
　<br />
　そして3人でしばらく雑談をしたのだが、最後に伸二が、笑顔で由希子に対して語りかけた。<br />
「お友達さんは、久絵と仲がいいんですよね？　久絵は昔から、すごく寂しがり屋だから、ずっと仲よくしてあげてくださいね。お友達さんは&hellip;&hellip;いや、お友達さんっていう呼び方は失礼だな。&hellip;&hellip;お名前、何でしたっけ？」<br />
　由希子は再度名乗ってから、伸二と別れた。だが、再び久絵と2人きりになると、由希子は久絵とは目を合わせず、口も利かず、さっさと帰ろうとした。<br />
「由希子、どうしたの？　なんで無視するの？　なんか怒ってるの？」<br />
　すると由希子の頬を、一筋の涙が伝った。]]> 
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            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
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    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://misoshiru.bangofan.com/zatsudan/ogiri" />
    <published>2025-04-21T20:38:12+09:00</published> 
    <updated>2025-04-21T20:38:12+09:00</updated> 
    <category term="雑談・ネタ" label="雑談・ネタ" />
    <title>ネット大喜利</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ネット大喜利をやっています。<br />
詳しくは右の自己紹介欄を参照。<br />
<br />
<br />
]]> 
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    <author>
            <name>焼旅シン　※他にもあり</name>
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    <published>2025-03-21T11:21:46+09:00</published> 
    <updated>2025-03-21T11:21:46+09:00</updated> 
    <category term="科学・言語などに関する考察" label="科学・言語などに関する考察" />
    <title>素数に関する発見（？）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[2017年8月15日に、素数に関する発見（？）をした。<br />
自然数を1行目は2個（1、2）、2行目は3個（3、4、5）、3行目は5個（6、7、8、9、10）という具合に素数（2、3、5、&hellip;）と同じ個数で並べていく（17行目の途中まで調べた）と、左から1番目の数字は、上から2行目が3、4行目が11、6行目が29、8行目が59、10行目が101と、素数が1つおきに現れる。12行目は161で例外。14行目は239で素数。16行目も329で例外。左から2番目は、上から1行目が2、3行目が7、5行目が19、7行目が43、9行目が79、11行目が131、13行目が199、15行目が283、17行目が383と、同じく素数が1つおきに現れる。左から3番目は、上から2行目が5、4行目が13、6行目が31、8行目が61、10行目が103、12行目が163、14行目が241、16行目が331と、同じく素数が1つおきに現れる。また、左から6番目も、5行目、7行目、9行目に、23、47、83が現れる。9番目の6行目、8行目、10行目には、37、67、109が現れる。13番目は、6行目、8行目、10行目、12行目、14行目に、41、71、113、173、251が現れる。19番目も、12行目、14行目、16行目に、179、257、347が現れる。31番目も、12行目、14行目、16行目に、191、269、359が現れる。<br />
<br />
<br />
]]> 
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    <published>2025-03-21T11:20:50+09:00</published> 
    <updated>2025-03-21T11:20:50+09:00</updated> 
    <category term="作品" label="作品" />
    <title>昔の自作小説</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[昔インターネット上で連載していた小説2作品をまとめました。<br />
どちらもジャンルはコメディー。<br />
2011年7月10日から2013年2月28日にかけて連載した『アッケラカンサッパリカン』（プロローグおよび第一話から第四十一話）と、2015年4月29日から2015年9月9日にかけて連載した『いい線どころかガンマ線行ってる』（第一話から第四話）です。<br />
両方とも一部始終がギャグです。真面目な話ではありません。<br />
<br />
<a href="//misoshiru.bangofan.com/File/novel.zip" target="_blank">ダウンロード</a><br />
※HTMLファイルを圧縮してZIPファイルにしています。<br />
<br />
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