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まあまあ明るいところ

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AIへの質問 4

AIに短い自作の物語文を読ませ、登場人物の心理などについて質問すると、かなり的確な回答が返ってくることが多いので驚きます。以下は今までに質問に使った自作の物語文。
※物語文と質問は掲載しますが、回答は掲載しません。




◆「今は強い」(2026年1月11日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


 誠実な性格の穂波(ほなみ)という若い女性と、その彼氏である、楽天的な性格の啓児(けいじ)という同い年の男性がいた。2人は仲睦まじく過ごしていたが、啓児は交際数年目にベーチェット病という難病が見つかり、その数年後にはさらに、その病のせいで失明してしまった。しかし啓児の難病発見後、ずっと穂波は、啓児を献身的に支え続けていた。また、視力を失ったとき、啓児は初めのうちこそ、何度か弱音を吐いたこともあったものの、クヨクヨしていても仕方ないと、すぐに元気になった。穂波は、そんな啓児に対して、ちょくちょく尊敬の言葉を口にしていた。

 しかし、そんなある日、啓児が真剣な面持ちで、別れ話を切り出したのである。
「他に好きな人ができたんだ。だから別れてほしい」
 それを聞いて、穂波は怪訝そうな顔をした。
「啓児が難病と診断されてから、あたしたちずっと同棲してるよね。客観的には一心同体と言っても過言ではないくらい、ほとんどずっといっしょにいたよね。あたしはそれまで勤めてた職場を辞めて、家でできる仕事に切り替えたし。あなた、よそで恋愛なんてしてる暇あった? いつ好きな人ができたの?」
「俺、1人で出かけたこともあっただろ」
「それは、あったけど……。でも、いつも、すぐに帰ってきたよね」
「そのときに好きになって、ひそかに電話とかかけてたんだよ」
 ありえない話ではないが、それでも穂波は信じられない様子だ。
「……ねえ、それ、ウソだよね?」
 穂波は溜め息をついてから、そう言った。
「い、いや、その、えっと、その、ウソじゃ……」
 啓児がしどろもどろになる。
「ウソだよね?」
「…………」
「そんなウソ、つかなくていいんだよ」
 そう言っている穂波の頬を、一筋の涙が伝った。そして穂波は、啓児を抱きしめた。
「あなたは大丈夫なんだと思う。強いから。でも、あたしだって、大丈夫なんだからね。今は、強いから」
 その言葉を聞いて、光を失った啓児の目にも、涙が光った。


質問:2人の涙の意味を、AIはどのように説明できるでしょうか?




◆「土下座対決」(2026年1月16日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


 和久(かずひさ)は、彼女の亜里沙(ありさ)の誕生日に、大金を払って、ヘリコプター遊覧飛行をプレゼントすることにした。和久は亜里沙には内緒で、彼女をヘリコプターの前まで連れてきた。亜里沙は喜びや感謝の言葉を口にしたものの、遊覧中、なんだか様子がおかしい。景色を楽しむどころか、うつむいたり、目を閉じたりしている。そしてとうとう亜里沙は震え出した。
「お、降ろして! やだ! やだ! いやああああああああああ!!」
 急に堰を切ったように、絶叫し始めた亜里沙。機内で暴れ、どう見ても異常な状態である。
「もうすぐで着陸ですから」
 操縦士がそう言い、和久も必死に落ち着かせようとするが、亜里沙は叫び続ける。

 そして着陸後。2人でベンチに腰かけて休憩している。和久のおかげで、亜里沙は落ち着きを取り戻すことができた。亜里沙は気まずそうに、ポツリポツリと語り始めた。
「ごめんね……。じ、実は、極度の高所恐怖症で……でもせっかく大金を払って、あたしのために用意してくれたプレゼントなんだもん……。それに、あなたの笑顔を見てたら……言い出せなくて……高いところにいるってことを、なるべく考えないようにして……頑張ってたんだけど……やっぱり無理だった……。本当にごめん……」
 すると和久は、突然立ち上がり、ベンチから数歩離れたかと思うと、亜里沙に向かって土下座をした。
「君が謝るのはおかしい! 俺のほうこそごめん! 君の心を傷つけるつもりじゃなかったのに……俺は最低なことを……」
 頭を地面につけたままの和久を見て、亜里沙はオロオロする。
「あ、頭上げてよ! それに、何を言ってるの? 最低なことだなんて。誕生日をお祝いしてくれたんでしょ? あたしはもう、大丈夫だから!」
 亜里沙はそう言うが、和久は泣き出した。
「大丈夫なんかじゃないよ……俺が君の誕生日を台なしにしたんだ……。ごめん……。許さなくていいし、気を遣わなくていい……。遠慮せずに、気が済むまで、罵倒してくれていいから……」
「や、やめて! 罵倒なんかするわけないでしょ!? あたしはあなたに感謝してるんだから! それに台なしにしたのは、あたしのほうなんだよ! あたしが土下座しなきゃいけないんだから!」
 そう言って亜里沙も泣き出し、和久の前で土下座を始めた。こうして、男女が向かい合って泣きながら土下座をするという、周りから見れば異様な光景が完成してしまった。


質問:悪いのは和久でしょうか? それとも亜里沙でしょうか?




◆「オススメ禁止」(2026年1月21日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


 女子大生の結衣(ゆい)は、男友達の礼太郎(れいたろう)に、自分の好きな全20巻の漫画作品を、しょっちゅう貸してあげようとしている。感動を分かち合いたようだ。しかし、いかんせん礼太郎は、漫画に興味がない。どんなに作品のよさを熱弁しても、結衣の一人相撲のような状態になってしまっていた。それでも結衣は、絶対感動するから、絶対気に入るからと、執拗に勧めた。

 そんなある日、努力の甲斐あって、ついに結衣は、礼太郎に漫画全巻をとりあえず受け取ってもらうことに成功した。
「読むかどうかわからないよ。もし一瞬でも気が向いたら、すぐに読めるように部屋に置いておくだけ」
 礼太郎が苦笑しながら言った。
「うん。それでもいいよ。読んだと報告してくれる日を、感想を教えてくれる日を、一日千秋の思いで待つよ」
 結衣は笑顔で言った。

 するとついに、漫画を貸してから1か月後、礼太郎が語り出した。
「読んだよ。結構、感動したよ。14巻のラストは、特にグッときたよ。君が勧めてくれる意味がわかったよ」
「でしょ! 感動したでしょ!」
 結衣はこの作品の魅力を共有できたことに、小躍りして喜んだ。しかし、この作品の中で一番と言われる、肝心の19巻の名場面について、礼太郎はひどい思い違いをしていた。この作品への愛が深い結衣にとって、それは看過できることではないどころか、「一大事」だったらしい。結衣は感情をむき出しにした。
「あんた、それ、どういうこと!? そんな勘違いしてるなら、どうせ他の名場面も全部勘違いしてるでしょ! もう一度、今すぐ、最初から全巻読み直しなさい! 今日中に! 何が感動しただ! 知ったような口を利くな! あんたはこの作品を微塵も理解できてない! あんたは作者を愚弄してるも同然だよ!」
 そう言って結衣は、礼太郎の二の腕を、げんこつで何度も殴った。
「ゆ、結衣! 痛い! 痛いって! やめて!」
「アホ! ボケ! カス! 無能!」
 結衣は礼太郎を殴り続け、そして罵倒し続けた。

 これ以降、礼太郎は、結衣が何かを勧めてきたとき、それが漫画であろうとなかろうと、にべもなく突っぱねるようになってしまった。


質問:礼太郎は、結衣から何かを勧められると、素っ気ない態度をとるようになってしまったわけですが、以下のうち、結衣のどこがいけなかったと、AIは考えますか?
1.「そんな勘違いしてるなら、どうせ他の名場面も全部勘違いしてるでしょ!」という発言
2.「もう一度、今すぐ、最初から全巻読み直しなさい! 今日中に!」という発言
3.「何が感動しただ! 知ったような口を利くな!」という発言
4.「あんたはこの作品を微塵も理解できてない!」という発言
5.「あんたは作者を愚弄してるも同然だよ!」という発言
6.礼太郎の二の腕をげんこつで何度も殴るという暴力
7.「アホ! ボケ! カス! 無能!」という罵倒




◆「続 オススメ禁止」(2026年1月22日に質問)


以下に上記の物語文の続編を記します。それに関して、最後に質問をします。


 結衣は、ことあるごとに謝罪の言葉を口にするようにした。その甲斐あって、なんとか礼太郎も、結衣の「オススメ話」を聞いてくれるようになってきた。

 あるとき礼太郎は、結衣に勧められて、今度は全30巻の漫画作品を読破した。しかし結衣が感想を求めても、礼太郎は、たった一言、よかったと言うだけで、深いコメントを述べることはなかった。それに対して結衣は、あからさまに不満げな表情をした。
「ねえ、ちょっと、礼太郎。よかっただけじゃなくて、もうちょっと掘り下げてよ。なんだか拍子抜けしたよ」
「ハハハ……。前回のことがあるから、言葉選びに慎重になっちゃってるかも」
 礼太郎が苦笑する。
「あのときはごめん。でも、今回は、忌憚のない意見を聞かせてよ。ざっくばらんにいこうよ」
「うーん、だけど……」
 礼太郎はなおも逡巡している様子だ。
「じゃあ、好きなキャラは?」
 結衣が溜め息交じりに訊いた。
「えっと、好きなキャラは、皐月(さつき)かな」
「さ、皐月? えっと、冗談だよね?」
 結衣はしかめっ面をし、声のトーンも変わった。
「えっ? い、いや……皐月が好きなんだけど……。何か問題でもあるの……?」
 礼太郎の声が小さくなる。
「よくも、いけしゃあしゃあと……一度ならず二度までも……」
 結衣が歯ぎしりをする。
「な、何が……?」
「何がじゃないよ! あたしの好きなキャラは直也(なおや)だって、前に言ったよね!? 皐月のせいで直也は長い間、葛藤したんでしょうが! あんな薄情者を好きってどういうこと!?」
 結衣の怒りが爆発したようだ。
「いやいや! 皐月には悪気はなかったし、それに皐月にもいろいろ、いいところがあるじゃん! そりゃ欠点もあるけど、あばたもえくぼってやつだよ。皐月は物腰が柔らかいし、頭脳明晰だし……」
「あばたもえくぼで済むか! あんなトラブルメーカーのどこがいいの!? 正気の沙汰じゃないよ!」
「ど、どこがいいって……だから、物腰が柔らかくて、頭脳明晰で、言葉の端々に知性が感じられて、才色兼備で……。あと、シンプルにキャラクターデザインが好きなんだ」
「そのプラスをゼロにするほどのマイナスがあるでしょうが! あの子は諸悪の根源でしょうが! 疫病神でしょうが!」
「言いすぎだよ……。そんな、血も涙もない極悪人みたいに言わなくてもいいじゃん」
「極悪人でしょうが! あの子は死刑にすべきだよ! 情状酌量の余地なし!」
「でも……」
「でもじゃない! もういい! この話はやめよう! あんたがいつか目を覚ましてくれることを願うばかりだよ!」
「…………」


質問:皐月が原因で直也が思い悩むことになったのは事実だとして、礼太郎と結衣のどちらが悪いでしょうか? これについて、AIはどのように説明できるでしょうか?




◆「色白のメモ帳」(2026年2月7日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


 女子大生の芽依(めい)は、普段から手や腕に、ボールペンやマジックで大量にメモをすることが多い。

 ある日、芽依は、同じ大学に通う彼氏である利彦(としひこ)の部屋で、ベッドに腰かけて、くつろいでいた。そのとき、利彦にバイト先から電話がかかってきた。
「もしもし。……はい。はい。ええ。はい」
 返事をしながら、利彦はローテーブルの上にあったボールペンを取る。しかし、見たところ、インクが残っていない。すぐにボールペンを投げ出して、今度は机の引き出しから、細字の黒マジックを取り出した。そして、さらにバタバタと、ものを捜している。
「メモ用紙を捜してるの?」
 芽依が小声で訊いた。すると利彦は、電話に応対しながら、コクコクと芽依に向かってうなずく。利彦はメモに関しては、デジタル派ではなくアナログ派なのだ。
「ごめん、あたしも、今は持ってないや」
 芽依が申し訳なさそうに言う。すると利彦は突然、芽依に近寄って中腰になり、電話を耳と肩の間にはさむと、芽依の左腕を自分の左手でつかんだ。そして、右手に持ったさっきのマジックで、芽依の左腕に文字を書き始めた。
「……はい。はい。わかりました」
 返事をしながら、芽依の腕にマジックを走らせる利彦。かなり、大量にメモをしている。芽依は、呆気にとられたのか、フリーズしている。
「……はい。はい。では、失礼します」
 利彦の電話が終わると、芽依が怒りをあらわにした。
「ちょっと! 利彦君!」
「いや、大丈夫! これ、油性じゃないから!」
「ねえ! なんで!?」
「なんでって、君、いつも、腕にメモしてるじゃん!」
「ダメでしょ! これ!」
「いや、落ちるって! マジでちゃんと落ちるから、それ! 君がいつも使ってるマジックより、落ちやすいんじゃないかな!?」
「ああ! もう! 信じらんない!」
「いや、落ちやすいって言ってるじゃん! いつもメモしてるじゃん! いつもマジックで腕にいっぱい書いてるじゃん! あとさ、俺、メモはアナログ派なんだよね!」
「バカ! バカ! 利彦君のバカ!」
「いや、バカはないだろ? ひどいなあ」
 2人はしばらく言い争った。


質問:利彦は正論ですか? それとも芽依の怒りが正当ですか?

追加質問:さらに利彦が芽依に対して、「この前、俺のたこ焼きを、芽依ちゃんと2人で、4個ずつに分けて食べたじゃないか。芽依ちゃんのアイスクリームを、2人で半分ずつに分けて食べたこともあったよね? 芽依ちゃんの西洋哲学概論のノートを、俺が借りたこともあった。俺の持ってる電子辞書を、芽依ちゃんが借りたこともあった。なのに、腕へのメモに関しては、共同で使っちゃダメなの!? メモ帳がないときに、芽依ちゃんの腕にメモしちゃダメなの!? 芽依ちゃんの足の裏にメモしちゃダメなの!? 芽依ちゃんのお腹にメモしちゃダメなの!? 顔にメモしたら外を歩けないってのは、分かるよ。だけど、服や靴下で隠せる場所ならいいじゃん!」と言ったら、芽依はどう感じると考えますか?

追加質問:さらに利彦が芽依に対して、「芽依ちゃんは、めったいに怒らない、心優しい女性じゃん。今日は、どうしちゃったの? 俺が芽衣ちゃんの日本思想史のノートに麦茶をこぼしちゃったときも、許してくれたじゃん。俺の目覚まし時計が故障して、デートに30分遅刻したときも、笑顔で許してくれたじゃん。俺が誕生日プレゼントとして買ったゲームソフトが、すでに芽依ちゃんが持ってたやつだったときも、俺があとからそのことに気づくまで、気を遣って黙っててくれたじゃん。俺がちょっと腕を借りたくらいで、何をそんなにプリプリしてんの?」と言ったら、芽依はどう感じると考えますか?

追加質問:さらに利彦が芽依に対して、「わかった、わかった。じゃあ、次に芽依ちゃんがメモをするときは、俺の腕にすればいいじゃん。あっ、でも、自分の腕のほうが、書き慣れてて使いやすいかな? でも、不公平だってことでしょ? 芽依ちゃんは、俺の腕には何も書いたことがないから。じゃあ、今度、俺の腕に落書きする? まあ、今からでもいいか。マジック渡すから、しなよ、落書き。ほら。したいんでしょ? それで公平ってことだよね? プラスマイナスゼロだよね? 一件落着だよね? 円満解決だよね? もう怒らないよね? 根に持たないよね?」と言ったら、芽依はどう感じると考えますか?




◆「続 色白のメモ帳」(2026年2月21日に質問)


以下に上記の物語文の続編を記します。それに関して、最後に質問をします。


 1週間後。利彦の部屋のベッドで芽依が寝そべっていたところ、そのまま寝てしまった。すると利彦のスマホの着信音が鳴った。またバイト先からの電話だ。電話に応対する利彦。利彦は、キョロキョロする。どうやら、ボールペンやメモ帳を、結局、買い忘れていたということに気づいたようだ。利彦はまたマジックを取り出し、芽依の腕を見た。しかし芽依は今日、長袖を着ている。手は、走り書きをするには、スペースが狭い。脚には、タイツを穿いている。利彦は、芽依の顔に、マジックで大量にメモをした。そして電話が終わったあと、しばらく腕組みをし、結局、大学で使っているノートのページを1枚、手で切り離した。
「ノートのページは全部そのままにしておきたいっていうこだわりがあるんだけど、やむを得ないな」
 利彦はそんな独り言を言い、芽依の顔を見ながら、落ち着いてゆっくりとメモの内容を、切り離したノートの紙に書き移した。

 数分後に起きた芽依が、トイレに立った。そして、鏡のある洗面所に移動した途端、悲鳴を上げた。ドタバタと芽依が、利彦のもとに戻ってきた。
「コラアアアアアアアアアア!」
 鬼の形相で大声を上げる芽依。
「もう書き移したから、洗っていいよ」
 利彦がケロリとした顔で答える。
「ねえ! 利彦君! なんで!? ダメでしょ!」
「長袖で、タイツだったから、仕方ないじゃん。服に書いたら、落ちないかもしれないし。手は、走り書きをするには、スペースが狭いし」
「いや! だから! ああ! もう!」
 地団駄を踏む芽依。
「洗面所で顔を洗えばいいじゃん。前も言ったけど、それ、水性で、落ちやすいよ。油性だったら、帰り道で恥ずかしい思いをしたかもしれないけど、水性なら落ちるから、人に見られないじゃん」
「書かれること自体が、嫌なの!」
「じゃあ、寝る前に、顔を真っ黒に塗りつぶしておけば、よかったんじゃない? それなら書けないからさ。そういう対策を怠ったのは、君だよね?」
「ええっ!? 何言ってんの!?」
「まあ、さすがにそこまでするのは、億劫か。でもさ、寝るってことは、自ら無防備になってるよね? そりゃ、書かれるよね? 君、ひったくり多発地域に行って、そのへんにバッグを放置するの? しないでしょ?」
「関係ないでしょ! もう! もう! ひどい! 腕よりひどい! たとえ人に見られなかったとしても、腕よりひどい!」
「なんで人に見られなかったとしても、腕より顔のほうがひどいの? 腕も顔も同じ皮膚じゃん。顔だけ金属製なの? プラスチック製なの? 同じだよね?」
「いやいや! 普通に考えて、一般的に考えて、顔は腕よりもっと書いちゃいけない場所でしょ! 腕もダメだけどね!」
「顔洗ったら化粧が落ちるから、困るってこと? 別にすっぴんでもいいじゃん。君のマンション、ここから数分でしょ。しかももう暗いし。大丈夫だよ」
「そういう問題じゃない! ああ! ああ! 信じらんない!」


質問:利彦の理屈には、どれほどの正当性が認められますか?

追加質問:利彦が芽依の体にメモをする上での言い訳として、以下を述べた場合、それぞれ、AIはどう評価しますか?
1.芽依は肌が強い
2.芽依は彼女である
3.芽依は怒っても怖くない
4.芽依は色白であり、紙のようである
5.最近、芽依の部屋の家具の移動を手伝ったら、深く感謝され、「そのうちお礼がしたい」と言われた
6.(作中でも述べられているように)俺はメモに関しては、デジタル派ではなくアナログ派である
7.芽依は一度眠ると、ちょっとやそっとの刺激では起きない
8.顔にメモをする行為は、化粧と変わらない
9.今度、クレンジングオイルや洗顔料をプレゼントしてあげる
10.今度、俺の顔に落書きできる時間を作ってあげる
11.芽依は交際初期のころに、「自分以外の人には腕や顔にメモされたくない」と伝えていなかった




◆「月下美人+月下氷人=氷上美人」(2026年2月14日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


「オリンピック、たまには見てみたら?」
 スポーツやオリンピックにまったく関心のない学(まなぶ)に、彼女である心羽(ここは)がそう言った。
「オリンピックねえ……。心羽は興味あるんだろうけど、それって面白いの?」
 学は、いかにも気が乗らないという感じの口調だ。
「面白いかどうかは人によるけど、ちょっとくらい見てみたら? 別に真面目に応援したりしなくてもいい。どんなスポーツが存在するのかとか、どんなふうに観客が盛り上がってるのかとか、自分なりの視点で見てみなよ。何か発見があるかもしれないよ。まあ、無理にとは言わないけどね」

 数日後。心羽の部屋で2人が過ごしていると、学がおもむろに立ち上がり、オリンピックを放送しているテレビの前に陣取った。そして、真剣な眼差しで観賞し始めた。心羽は顔をほころばせた。
「あれ? オリンピックに興味が出てきたんだ?」
「うん! 千賀(ちか)ちゃんを待ってるんだ!」
 学は視線を画面に釘づけにされたままだ。
「へ? チカちゃん?」
「千賀ちゃんのこと、知らないの? 多分、もうすぐ画面に映るよ」
 心羽には一瞥もくれず、学が言う。
「チカ……。……ああ、カーリングの栄田(さかえだ)選手のことね」
 ようやく心羽は思い当たったようだ。
「そう! だって、めっちゃ美人だし! 彼女が映る時間帯なら、見るよ! 自分なりの視点で、いいんだよね!」
 すると心羽は顔をしかめた。そして次の瞬間、栄田選手が画面に映った。
「ほら! 千賀ちゃん! めっちゃ美人!」
 小躍りする学。
「……この人、あたしより、美人だと思う?」
 心羽が無機質な声で訊く。
「当たり前だろ!? 画面見ろよ! どこをどう見ても、お前より美人だろ!?」
 このとき、ようやく学が一瞬だけ、心羽のほうに視線を向けた。しかしまた画面に向き直る。
「……そう?」
 心羽の声が低くなる。
「えっ!? お前、もしかして、自分が勝ってると思ってる!? 自分が勝ってると思ってる!? 自分が勝ってると思ってる!? ねえ! 自分が勝ってると思ってる!?」
 学はニヤニヤしながらも、画面から目は離さない。
 心羽はリモコンを手に取り、テレビの電源を切った。
「おい! 何すんだよ!?」
 学は激怒した。


質問:学にオリンピック観賞を勧めていた心羽が、興味を持って観賞している学の邪魔をしたのは、なぜだと考えられますか?
 



◆「顔面、盤面、バカでごめん」(2026年2月19日に質問)


以下に物語文を記します。それに関して、最後に質問をします。


 高校生の百合音(ゆりね)と椎奈(しいな)が、「オセロ対決をして、負けたほうは罰ゲームとして、勝ったほうの石と同じ色の絵の具で、顔を塗りつぶされる」という遊びをすることにした。
「でも、ちょっと待って、椎奈」
 百合音が、ハッとしたように言った。
「どうしたの? 百合音」
「いや、オセロって、緑の盤面に石を置くじゃん。じゃあ、せっかくだから、そのイメージを顔にも適用しようよ。そのほうが本格的でしょ。顔面が、盤面なわけ」
「えっと、つまり……?」
「対戦前に2人とも、顔を緑色の絵の具で塗りつぶしておくんだよ。で、負けたほうは、緑の上から、黒もしくは白を塗られるわけ」
「ああ、なるほどね。了解」
 こうして百合音と椎奈は、互いの顔を絵の具で緑色に塗りつぶし、それからオセロをプレイし始めたのだった。

 2人の共通の友達である美雪(みゆき)は、この話をあとで2人から聞いて、しばらくポカンとした。
「……え? ……あんたら……バカなの?」


質問:なぜ美雪は、2人に、「バカなの?」と言ったのでしょうか?
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プロフィール

HN:
焼旅シン ※他にもあり
性別:
男性
趣味:
パズル、科学、独自考察、絵、鼻歌作曲、プチDIY
自己紹介:
逆説的に納豆が好きな関西人です。
大喜利サイトの「Laughteria」で、
「隕石0419」という名前で大喜利をやっています。
以前は別の大喜利サイトである
「大喜利総合サイト」や「大喜利たろう」で、
「隕石を思い浮かべる男」という名前でやっていました。

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