特に深い意味はない自作の物語文や思考実験。作中には、パワハラ・失礼な発言・罵倒・乱暴な行為など、不適切な行為をする人物たちが登場しますが、それらの行為を推奨するものではありません。作者はそのような行為には強く反対します。
◆「敬太」 第10話(2026年4月1日執筆)
数日後。
敬太郎「実は、俺たち……」
七絵美「あたしたち……」
敬太郎&七絵美「……結婚することになりました!」
敬太&七絵「……ええええええええええええええええええええっ!?」
◆「誠治」 第11話(2026年4月4日執筆)
誠治の部屋に咲織が訪れた。
咲織「すごい本の量だね」
誠治「何か気になるものはある?」
咲織「その分厚い本……図鑑?」
誠治「うん、微生物の図鑑なんだ。広辞苑並みに分厚いだろ」
誠治はその図鑑を、箱ごと本棚から抜き取った。
咲織「あ、そう言えば、昨日さ」
誠治「何?」
誠治がクルリと咲織のほうを向いた瞬間、図鑑が箱ごと手から滑り落ちた。そしてその角が、咲織の足の甲を直撃した。
咲織「いっぎゃああああああああああ!! いだいよおおおおおおおおおお!! だずげでええええええええええ!!」
誠治「いだい? だずげで? ちゃんと発音しろよ」
◆「裕亜」 第1話(2026年4月5日執筆)
タレント・孝尋(たかひろ)「今回のゲストは歌手の津島裕亜(つしまゆあ)さんです。よろしくお願いします」
裕亜「よろしくお願いします」
孝尋「裕亜さんって、歌ばかり歌ってるよね?」
裕亜「え? まあ、そうですね……」
孝尋「仕事はしないの?」
裕亜「…………」
◆「裕亜」 第2話(2026年4月5日執筆)
裕亜「確かに私の歌なんて、まだまだお遊びみたいなものだと思います。いつか皆さんに、『これが津島裕亜の仕事だ』と認めてもらえるよう、これからも歌い続けます」
番組放送後。
孝尋「クッソ。なんでSNS、炎上してんだよ。ムカつくぜ。津島のせいだよなあ……」
2週間後。
孝尋「いよいよ今週から、俺と裕亜さんによるラジオの新番組が始まるね」
裕亜「はい。よろしくお願いします。いい番組にしましょうね」
ラジオ番組収録後。
裕亜「孝尋さん、あたし、ちゃんと喋れてましたか?」
孝尋「喋れてない。つまらん。次回からは俺が喋るから、あんたは小声でずっと歌ってて。BGM役に徹してくれ。ハハハハハ!」
裕亜「…………」
翌日。裕亜が駅の階段で転落し、腕を骨折した。
そのまた次の日。テレビ局の廊下で、孝尋が、ギプス姿の裕亜に遭遇。
孝尋「神様はキチンと見てるんだねえ。俺を炎上させたり、ラジオでちゃんと喋れなかったりするから、そういうことになるんだ。反省しなよ。まあ、首さえ骨折しなきゃ、歌えるんだからいいでしょ。むしろラッキーでしょ。ハハハハハ!」
裕亜「……頑張ります」
所属事務所オフィス。
同じ事務所の歌手・夢子(ゆめこ)「駅の階段から落ちたの?」
裕亜「はい……」
夢子「ドジだねー。せめてそのドジであたしには迷惑かけないでよね」
裕亜「は、はい……」
夢子「でも、転落のショックで少しは歌が上手くなってたりして? キャハハハハハ!」
裕亜「…………」
数分後。
マネージャー・三絵(みつえ)「忙しいときに、骨折なんてしないでよね」
裕亜「ごめんなさい……」
三絵「でもあなた、個性がないから、ギプス姿っていう個性ができてよかったね! アハハハハハ! もっとすごい大ケガしたほうがよかったかもね! アハハハハハ!」
裕亜「…………」
数分後。
裕亜「社長、おはようございます」
事務所社長・壮一(そういち)「うるさい! 今、忙しいんだよ! 骨折なんかしやがって! 面倒臭いんだよ、お前は! ま、骨折したのが首じゃなくてよかったな! 一応、歌えるもんな! むしろラッキーだったな! むしろ、転落のショックで少しは歌が上手くなってたりしてな! それに、ギプス姿っていう個性ができてよかったかもな! ガハハハハハ!」
裕亜「…………」
◆「裕亜」 第3話(2026年4月5日執筆)
泰輔(たいすけ)は裕亜の大ファンだった。
しかし裕亜は引退してしまった。
あるとき泰輔は、裕亜がコンビニ「オンプマート舞久(まいく)店」でアルバイトをしているという噂を聞いた。
泰輔は「噂なんてほとんど嘘っぱちだ」と思いながらも、近くを通りかかったとき、そのコンビニを覗いてみた。
店内には、泰輔以外に、学校帰りと思われる騒がしい女子高生が3人。
そして、死んだ魚のような目で商品を陳列している店員の姿があった。
店員は裕亜だった。
そのあと裕亜は、女子高生たちに対してレジ接客を始めた。
が、うるさい女子高生たちとは対照的に、蚊の鳴くような声で応対している。
泰輔はそんな裕亜の様子を見て、声をかけることもためらわれ、結局、黙ってその場をあとにした。
◆「裕亜」 第4話(2026年4月5日執筆)
半年後のある夜。
再び泰輔は、オンプマート舞久店の前を通りかかった。
入り口前に、裕亜と思われる店員が見える。
泰輔がそっと近づくと、裕亜はゴミ箱のゴミを片づけながら、小声で歌を歌っている。
耳を澄ませてみると、それは彼女のデビュー曲だった。
裕亜は泰輔には気づかないまま、歌いながら作業を終わらせ、さらに袖で涙をぬぐうような動作を見せた。
泰輔は何とも言えない気持ちになり、思わず叫んだ。
泰輔「大ファンです! またステージで歌ってください!」
すると裕亜は涙目のまま、泰輔を呆然とした様子で見つめたかと思うと、にっこりと微笑んだ。しかしそのあと、静かに首を左右に振った。
そして仕事のために、店内へと戻ってしまった。
さいわい、周囲にも店内にも、他に人影はないようだ。泰輔は店の中に向かって、(裕亜にだけ聞こえる程度の声で)何を叫ぶべきだろうか? 以下のうち、最も不適切な選択肢はどれだろうか?
1.「じゃあユーチューブで歌ってくださいよ!」
2.「歌謡界に復帰するのを、俺は待ってますから!」
3.「今の仕事は向いてないよ!」
4.「あなたの歌声が好きです!」
5.「大して上手くもない歌を歌ってまとまった金を稼ぐほうが、今より楽だろうが! お前程度の歌手を応援してやってるんだから、ありがたく思えよ! クソが!」
6.「またステージに立ってくれないのなら、今、コンビニの前でうんこします!」
7.「うわああああああああああああああああああああん!!」(大号泣)
8.「キスしてください!」
9.「歌わなくてもいいから、ユーチューブやってよ! 見たいよ! 声が聞きたいよ!」
10.「裕亜さんが今の歌謡界を変えてよ!」
11.「コンビニ店員なんて、何の輝きもない仕事だよ!」
12.「ピギャッポギャップギョッペギェポギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
13.「歌の才能も中途半端! 今の職場適性も中途半端! 中途半端の女王!」
14.「このシュークリームください!」と言って購入し、その直後に裕亜の顔にシュークリームをぶつけ、「目が覚めたか!?」と問う
15.「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」と叫んで抱きつき、キスをする
◆「履歴書」(2026年4月5日執筆)
履歴書の文字を青と黒の2色で交互に書いたら、どうなるだろうか?
◆「投函」(2026年4月5日執筆)
以下は切手を直接貼ってポストに投函できるものだろうか?
1.レシート
2.アルミホイル
3.サンドペーパー
4.ティッシュペーパー
5.段ボール紙
6.裏面に宛て名や文章を書いたチラシ
7.まんじゅうの箱(広げた状態)
8.賞状
9.半紙
10.リンゴの皮
11.紙幣
12.紙袋(畳んだ状態)
13.Tシャツ
14.下敷き(プラスチック製)
15.コンビニ袋
16.ゴキブリホイホイ(ゴキブリなし)
17.ゴキブリホイホイ(ゴキブリあり)
18.人間の皮膚
19.一反木綿
20.ペチャパイ
◆「大会」(2026年4月6日執筆)
すすりもち初チャレンジ大会 VS おにぎり丸飲み大会
どちらが危険だろうか?
◆「夏海」 第4話(2026年4月6日執筆)
夏海が油性マジックで自分の足に靴を描いて、啓介に見せた。
そのあと、風呂場で「落ちないよお!」と騒いでいる。
啓介「なんとかしてあげるから、目をつむって」
啓介が夏海の両足を、肌色の絵の具で塗りつぶした。夏海は困惑した。
その後、夏海が絵の具を落とした。しかしまだ油性マジックで描いた靴が残っている。
啓介「目をつむって。今度は本当に落としてあげる」
啓介は夏海の足を、サンドペーパーでこすり始めた。
夏海「いだいいいいいいいいいい!!」
啓介「いだい? 俺が偉大ってこと? コラ! 動くな! 30分待て!! 30分!!」
◆「夏海」 第5話(2026年4月6日執筆)
夏海が自分の腹部に宛て名と本文を書き、さらにひたいに切手を貼り、大晦日の真夜中に家を出て、元旦に啓介の家に着いた。
◆「夏海」 第6話(2026年4月7日執筆)
夏海「目が疲れた」
啓介「目薬をさしてあげよう」
夏海の目に対してレモン汁を絞る啓介。
夏海「ぐぎゃああああああああああああああああああああ!! いだいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
啓介「相当、疲れてるな、こりゃ。目を大事にしなよ」
◆「大智」 第1話(2026年4月9日執筆)
20歳の大智(だいち)は、自分で調理した夕食を、デジタルカメラで撮影してから食べた。あとで画像を確認すると、料理にゴキブリの脚が混入している。
大智「ヤバい。俺、死ぬのかな?」
大智は3か月後、腹痛を起こした。
大智「うう……。死にそうだ……。あのときのゴキブリの脚のせいだ……」
◆「大智」 第2話(2026年4月9日執筆)
実は大智は、腹痛の数時間前に、ゴキブリの脚を撮影したときのSDカードを、「忌まわしいゴキブリの記憶め。こうしてやる!」と、飲み込んでいた。
大智の腹痛の原因は、もとを正せばゴキブリの脚である。ゴキブリの脚が料理に混入していなかったら、SDカードを飲み込むこともなかったのだから。
◆「大智」 第3話(2026年4月9日執筆)
大智「俺は何てバカなことをしてしまったんだ。後先考えない性格のせいで、死んでしまいそうだ。享年20歳か……。うう……」
結局大智は、90年後、110歳で死亡した。
110歳の大智の死因が、20歳のときのゴキブリの脚の寄生虫である確率は何パーセントくらいだろうか?
◆「博武」 第1話(2026年4月9日執筆)
博武(ひろたけ)が今日の仕事を終えてデスク上の書類を揃えていると、先輩の太一(たいち)が、「うちに高級なお菓子がたくさんあるんだ。少しもらってくれ」と、床に置いた紙袋を指差した。博武は礼を述べた。
博武が書類を片づけてから床を見ると、紙袋が1つ増えており、2つになっている。「2つもらっていいんだな」と考え、持ち帰った。
翌日から3連休であり、博武はその間に菓子をすべて食べた。
しかし連休最終日に、2つの紙袋の端に、それぞれ「ヒロタケ」「アツヤ」と記されているのを見つけた。片方は博武の友人でもある敦哉(あつや)のための紙袋だったらしい。
◆「博武」 第2話(2026年4月9日執筆)
連休明け。昼休み。
博武「太一先輩、何も言ってこないな。おかしいな。俺が紙袋を手にしたのが、太一先輩が敦哉に菓子を譲ると言う前だったなら、太一先輩が自分で紙袋の消失に気づいたはずだ。敦哉に菓子を譲ると言ったあとだったなら、敦哉が太一先輩に『俺の分がなかった』と報告したはずだ。太一先輩はあの日は少し遅くまで残業をする予定だったから、敦哉より先に帰ったということもなかっただろう。いや、仮に先に帰ったとしても、連休中に電話で、もしくは今日の午前中に直接、敦哉が太一先輩に報告してるはずだ。つまり、いずれにしても太一先輩は気づいてるはずなんだが。なぜ太一先輩は、俺に何も言ってこないんだ?」
◆「博武」 第3話(2026年4月9日執筆)
少し時をさかのぼり、博武が2つの紙袋を持って退社した直後。
太一「あれ? 紙袋が2つともない。博武が間違えて両方持って帰ったのか。敦哉にはまだ菓子の件を伝えていないから、敦哉が損をしたと感じることもない。じゃあ、別にいいか。最初から博武に2つあげるつもりだったと思えばいいさ」
連休明けの終業時刻。
太一「おい、博武」
博武「は、はい」
太一「菓子、美味かったか?」
博武「え!? ああ、そりゃもう!」
太一「いろいろ入ってただろ」
博武「はい! 全部いただきました! どうもありがとうございました!」
太一「どういたしまして」
博武「……あれ? 太一先輩、行っちゃったぞ。俺を問いたださないのか?」
3か月後。
博武「あ、あのー……太一先輩、3か月前の菓子の件なんですけど」
太一「おう。どうした? また食いたくなったのか? でも、もうないぞ」
博武「い、いや、俺、紙袋2つとも持って帰っちゃったんですけど、気づいてなかったんですか?」
太一「何だよ。いや、気づいてたよ、俺は。お前こそ、片方が敦哉の分だって気づいてたのか?」
博武「は、はい。すみません」
太一「いつだ? いつ、気づいた?」
博武「3か月前の連休最終日です。すみません」
太一「何だそりゃ。俺はてっきり、お前は何も気づいてないと思ってたぞ。敦哉に菓子の件を伝える前だったから、もう別にいいやと考えたんだ。しかし、お前、連休最終日に気づいてたなら、なぜもっと早く謝らなかったんだ?」
博武「…………」
◆「蒼依」 第14話(2026年4月12日執筆)
映画出演などによって蒼依の人気は徐々に高まり、まだまだトップアイドルとは言えないものの、現在所属している18人組グループ「イロリガールズ」の中では人気トップに躍り出た。
ある日。
タコ型宇宙人がアイドルグループ「イロリガールズ」の握手会に来て、感動のあまり、墨をアイドルにぶっかけた。
浩司「今後、タコ型宇宙人は全員、入場禁止とする」
蒼依「待ってください。あの宇宙人さんは反省しています。もう心配はいりません」
浩司「他の来場客が恐怖したり、アイドルの身を案じたりしてる。これ以上宇宙人の入場を許すのは、得策じゃない」
蒼依「でもそれは差別です! そういう判断から社会問題が生じるんです!」
浩司「彼らは異質な存在だ! 俺たちとは違う!」
蒼依「だから、それこそが差別の本質なんです! 地球人は差別主義者だと思われたいのですか!? あたしは宇宙人さんたちとも、握手をしたい! 宇宙人さんたちにも、ファンになってもらいたい! 宇宙人さんたちといっしょに、ライブを盛り上げたい!」
浩司「うるさい! 口答えするな! もう決めたことだ! お前らはただのコマなんだ! こっちのやり方にはキチンと従ってもらう!」
蒼依「…………」
◆「蒼依」 第15話(2026年4月12日執筆)
蒼依「だったら、あたし、卒業します」
浩司「はあ!? 何だって!?」
蒼依「卒業して、差別を肯定する環境から離れて、SNSで差別反対を訴えるインフルエンサーになります」
浩司「おい!」
蒼依「今までお世話になりました」
浩司「待て! お前はグループ内人気トップの稼ぎ頭なんだ! そうはさせん!」
蒼依「あたしはもう決心しました」
浩司「許さん! お前は敷かれたレールの上を歩いていれば、それでいいんだ! 何も考えるな! 何も思うな! ただ浩司の指示に従って、やるべきことをやれ!」
蒼依「ごめんなさい。さようなら」
浩司「お前がその気なら、こっちにも考えがあるぞ」
蒼依「何をする気ですか?」
浩司「もしお前が卒業したら、お前の親友でもある一華(いちか)と沙良(さら)を、解雇……いや、脱退させる」
蒼依「ちょ、ちょっと待ってください! 彼女たちは無関係でしょ!?」
浩司「あいつらはお前と違って不人気だからな。いなくなっても困らん。むしろ脱退させれば、リストラとして機能する側面さえある」
蒼依「…………」
浩司「で、どうなんだ? 卒業するのか? しないのか?」
蒼依「……負けました」
◆「邪馬台国」(2026年4月16日執筆)
魏志倭人伝で語られているルートは、地球内部を進むものだった。
邪馬台国は、ブラジルにある。
この仮説にはどれくらい可能性があるだろうか?
◆「のんびり屋」(2026年4月17日執筆)
のんびり屋「宇宙の全ブラックホールが蒸発するのを、のんびりと待とう」
◆「崩壊」(2026年4月17日執筆)
陽子崩壊 VS 多頭飼育崩壊
どちらが悲惨だろうか?
◆「恭一」(2026年4月17日執筆)
父・恭一(きょういち)「カマキリの脚を1本ずつ、もぎ取っていくぞ!」
息子・光太(こうた)「嫌だああああああああああ!!」
母・栄子(えいこ)「ちゃんと見なさい! 男の子でしょ!」
光太「うわああああああああああん!!」
恭一「これは命の教育なんだ! こうして命の儚さ、ひいては尊さを知れるんだ! ほら!」
光太「ああああああああああ!!」
栄子「じっとしなさい! 直視しなさい! 強い人間になりなさい!」
◆「信隆」 第1話(2026年4月17日執筆)
西暦2100年。
科学者・信隆(のぶたか)「ついにタイムマシンを完成させたぞ」
女助手・怜美(れいみ)「さすがですね。天才!」
信隆「さっそく、乗り込もう」
怜美「はい!」
信隆「……さてと。まずはいつの時代に行こうかな?」
怜美「じゃあ、あたしが時代を入力してもいいですか? ずっと昔に行ってみたいんです」
信隆「どうぞ。じゃあ、入力したら、赤いボタンを押してね」
怜美「はい。……300億年前、と。ポチ!」
信隆「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
◆「信隆」 第2話(2026年4月17日執筆)
信隆「うわああああああああああ!! 300億年前には、宇宙はまだ誕生してないんだぞ!!」
怜美「あ、でも見てください。ゼロの入力が全然足りなかったみたいです。300万年前になってます」
信隆「よ、よかった! でもこのタイムマシン、使用後はしばらく待機しないと、再運転不可能なんだ。300万年も移動しちゃったから、1か月は帰れないぞ」
怜美「ええっ!? そういうことは先に言っといてくださいよ!」
信隆「いきなりこんな大昔に来るとは思ってなかったんだよ! 数十年の移動なら、1分程度の待機時間だからさ……」
怜美「……とりあえず外の様子を見てみましょうか」
2人がドアを開けると、巨大なマンモスが、こちらを睨んでいた。
◆「裕亜」 第5話(2026年4月18日執筆)
コンビニ店内へと裕亜が戻ったあと、泰輔はしばらく立ち尽くしていた。
泰輔はキスがしたいと思ったが、実際にするわけにもいかない。
そこで泰輔は、コンビニの窓ガラスに唇を思い切り押しつけ、必死のキス顔を店内に向けた。
裕亜「…………」
裕亜が泰輔の「ガラスキス」に気づいた。泰輔はさらに、ガラスをベロベロと、なめ回した。
泰輔「ベロベロベロ……。よし。これで、俺は裕亜さんの脳裏に焼きついただろう」
裕亜が店外に出てきた。
裕亜「あの……やめてください」
泰輔「あとでちゃんと拭きますよ。アルコール消毒もします」
裕亜は泰輔に注意をした。
泰輔「裕亜さん。注意だけ? 君にチュー意は、ないの? なんてね!」
◆「裕亜」 第6話(2026年4月18日執筆)
裕亜は冷静に注意を続け、泰輔も猛省した。
泰輔「あ、あの、すみません。客としてなら、またこのコンビニに来ても、いいですか?」
裕亜「ええ、どうぞ」
裕亜は弱々しく微笑んだ。
数週間後の深夜1時半。オンプマート舞久店。
店内に客の姿はない。店員は現在、裕亜のみ。
裕亜が雑誌棚の前に立ち、雑誌を整理している。
すると誰かが店内に入ってきた。
裕亜「いらっしゃいませー」
裕亜はドアのほうへと目を向けたが、客は足早にレジ前を通って奥へと消えたため、顔などはよく分からなかった。
雑誌の整理を続ける裕亜。
十数秒後、裕亜は背後に妙な気配を感じた。おそるおそる、ゆっくりと、振り返る裕亜。
いつの間にか、裕亜からわずか10センチほど後ろに、張りついた笑顔で直立不動の泰輔がいた。
裕亜「な、な、な、何ですか」
泰輔「いや、客として来たんですよ」
裕亜「なぜ無言でそこにいたんですか」
泰輔「雑誌を見ようとしただけですよ」
裕亜「真後ろにいましたよね」
泰輔「人の真後ろにいてはいけないというルールがあるんですか?」
裕亜「こ、怖いので、やめてください」
泰輔「そうですか……」
裕亜はレジのほうへと戻った。
数分後。
泰輔は雑誌棚からゴシップ誌を手に取った。そして、裕亜がコンビニで働いているという記事のページを開き、その状態でレジカウンターに置いた。
裕亜「こ、怖いです」
泰輔「そうですか……。そうですよね……。すみません……」
裕亜「これ以上変なことをしたら、出禁ということにさせていただきます」
泰輔「しかし、アルバイト従業員の立場では、そんなことは……できん!」
泰輔はそのあと、謝罪をした。
裕亜「もう変なことはしないと約束してくださるなら、来店してもいいです。ただし、あくまで普通のお客さんとしてです」
泰輔「分かりました。信用してくれるんですね?」
裕亜「いえ、信用はしていません。まだ疑っています。また何かするんじゃないかと」
泰輔「ええっ!? 信じてくださいよ!」
◆「裕亜」 第7話(2026年4月18日執筆)
泰輔はある日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「杏仁豆腐ヨーグルト」だけを持っていき、購入した。
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「いちご濃厚グミキャンディー」だけを持っていき、購入した。
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「シーフード贅沢ラーメン」だけを持っていき、購入した。
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「天かすたっぷりおにぎり」だけを持っていき、購入した。
その次の日、笑顔で裕亜のいるレジカウンターに、「ルイボスティーノンカフェイン」だけを持っていき、購入した。
◆「裕亜」 第8話(2026年4月18日執筆)
オンプマート舞久店から、裕亜の姿はなくなった。
泰輔「辞めたのかな……」
半年後。電車内。
乗客・育夫(いくお)「土礼見(どれみ)駅前に、食品メーカーがあるでしょ? 俺の伯母さんがそこで働いてるんだけどさ、歌手を引退した津島裕亜も、そこで働いてるらしいよ」
乗客・啓介(けいすけ)「へー」
泰輔「……!!」
育夫と啓介は降りていった。
泰輔「……ホントにそこで働いてるのかな? ……そうだ! 俺、大学をしばらく休んで、平日は一日中、その会社の前に立っていよう! でもその前に、とりあえず今日、1回、会社の外観だけでも見てみるか」
泰輔は土礼見駅で電車を降り、その会社の前に立った。するとちょうど、会社のガレージの自動販売機で、飲み物を購入している裕亜の姿が見えた。裕亜はそのあと、泰輔には気づかないまま、すぐに社内へと戻った。そのとき泰輔は、裕亜が閉めたドアに、貼り紙が貼られているのに気づいた。少し近づいてみると、アルバイト募集の貼り紙だ。
泰輔「……あっ! そうか! 俺もここでバイトすればいいんだ! ……何も問題はないよな?」
◆「裕亜」 第9話(2026年4月18日執筆)
結局、泰輔が裕亜の職場で働くことはなかった。自分のこれまでの行動を反省し、考え直したのだ。
数週間後。
泰輔が電車のロングシートに座っていると、向かい側に裕亜がいることに気づいた。裕亜は泰輔に気づいていない。
泰輔(もう彼女と関わるのはやめよう。気づいていないふりをしよう。別の車両に行こう。これが彼女のためなんだ。しかし、モヤモヤする。このモヤモヤは何だろう。このモヤモヤを、どう解消すればいいのだろう)
泰輔はそんなことを考えながら、3つ先の車両へ移った。そして貫通扉の窓に唇を思い切り押しつけ、必死のキス顔を、その先の車両の中の乗客たちに見せつけた。
泰輔(この代償行動で、モヤモヤを鎮めよう。あとでガラスをアルコール入りウェットティッシュで拭いて、消毒しておけば大丈夫だろう。……ふー。久しぶりに奇抜なことやって、スッキリしたぜ)
◆「裕亜」 第10話(2026年4月18日執筆)
裕亜は、新しい職場でいじめられていた。
裕亜「思えばあたしの人生で、あたしのことを愛してくれていたのは、泰輔さんだけかもしれない。彼、まだこの町に住んでるみたいだし、捜してみようかな……」
◆「育夫」 第1話(2026年4月18日執筆)
読書好きのカップル、育夫と鳴江(なるえ)。
彼氏・育夫「推理小説を書いてみた。大作だよ」
彼女・鳴江「あたし、残酷な描写がある小説は苦手なんだよね」
育夫「大丈夫だよ。表現はマイルドだから。ただ、難易度は高い。犯人もトリックも、絶対分からないと思う」
鳴江「ふーん。じゃあ、読ませて」
数日後。
鳴江「これ、途中で終わってるんだけど。結局、犯人は誰なの? どうやって密室を作ったの?」
育夫「さあ? 俺にも分かんない」
鳴江「…………」
育夫「…………」
鳴江「ぬああああああああああああああああああああっ!! ぐああああああああああああああああああああっ!! のああああああああああああああああああああっ!! ぎああああああああああああああああああああっ!!」
◆「育夫」 第2話(2026年4月18日執筆)
鳴江「ほら、これ」
育夫「何? その紙の束」
鳴江「あなたの作品の続き、AIに書かせてみた」
育夫「その手があったか!」
◆「育夫」 第3話(2026年4月18日執筆)
育夫「これ、推理クイズの本。いっしょに考えて、間違えたら罰ゲームね」
鳴江「いいよ」
鳴江が負けた。
育夫「俺が推理小説を書く」
鳴江「え? 勝ったほうが書くの?」
育夫「負けたほうの全身に書くんだ」
鳴江「…………」
◆「睡眠」(2026年4月18日執筆)
10の100乗年寝太郎「しまった。寝すぎた。宇宙の全ブラックホールが、蒸発してしまった」
◆「ネコ好き」(2026年4月18日執筆)
ネコ好き「将来の夢は多頭飼育崩壊です」
◆「遣隋使」(2026年4月18日執筆)
聖徳太子「小野妹子殿が風邪をひいてしまった。代役として、そなたを遣隋使に任命する。国書を煬帝殿に届けてくれ」
ヤギさんゆうびんのヤギ「メエエエエエ!」
◆「啓介」 第1話(2026年4月21日執筆)
啓介の友人に、博覧強記の一成(かずなり)がいた。一成の周囲の人々は啓介を含めて、一成の豊富かつ正確な知識をいつも頼りにしていた。一成に知らないことはないとさえ噂されていた。
ある日、啓介が分からないことを一成に訊いたら、一成は風邪で声が出なかった。
啓介「何だよ。壊れてるのか。なるべく早めに修理しとけよ」
◆「啓介」 第2話(2026年4月21日執筆)
啓介「故障中かー」
一成「その……言い方は……ゲホゲホ……失礼では?」
啓介「故障って、身体の調子がよくないことにも使う言葉だろ? 語彙力の高いお前なら知ってるはずだ。だから俺は悪くない」
一成「…………」
◆「面接」 その1(2026年4月24日執筆)
面接官の質問に対して、就活生が尻文字で返した。
面接官は笑うだろうか? 怒るだろうか? 呆れるだろうか? 退室を命じるだろうか? 真剣に読み取ろうとするだろうか?
◆「博武」 第4話(2026年4月25日執筆)
ある夜。
博武「うわー! 家の中にセアカゴケグモがいるー!」
2時間後。
博武「結局、見失ってしまった。しょうがない。寝るか」
早朝。
博武「グーグー。……いってええええええええええ!!」
数分後。
博武「もしもし! 出ていただけてよかったです! 朝っぱらから電話してすみません。今日、病院へ行くので、会社には遅れていきます。昨日、家の中でセアカゴケグモが現れて、見失って、寝たんですが、さっき咬まれたんです」
上司・恭一「そのくらいで病院へ行くな! すぐ会社へ来い!」
博武「勘弁してくださいよ。病院へ行かせてください」
恭一「ダメだ!」
昼すぎ。
博武「遅れてすみません。病院へ行ってきました」
恭一「お前の席はもうなくなってるぞ。残念だったな!! ギャハハハハハ!!」
博武「そんな……」
恭一「まあ、いいか。許してやろう。ただ、ペナルティーがある」
博武「残業ですか? いいですよ」
恭一「1か月間、トイレ使用禁止だ」
博武「ええっ!? 何ですか、それは!?」
恭一「もよおしたら、ここから10分のコンビニまで行ってこい! ギャハハハハハ!!」
博武「その対応はおかしいのでは……」
恭一「何を言ってんだ? ここは社員数十人の有限会社だぞ。大企業じゃないんだぞ」
博武「ううううう……」
恭一「何を悩んでるんだ。オムツを着ければいいことだろう」
博武「……仕事中にオムツですか?」
恭一「宇宙飛行士は仕事中にオムツを着けてるぞ」
博武「え?」
恭一「ホントだぞ! ウソだと思うなら調べろ!」
その後。
女性社員・鳴江「おはようございます」
博武「お、おはよう」
鳴江「ちょっと。なんで股間を押さえてるんですか? セクハラですか?」
博武「違う! トイレに行きたいんだ!」
鳴江「行けばいいじゃないですか」
博武「上司に禁じられてるんだよ! 病院へ行って遅れたペナルティーとして!」
鳴江「ええっ!? そんなの無視していいですよ! 早くトイレに行ってください!」
数分後。
恭一「お、トイレ行ったか?」
博武「い、行きました」
恭一「ハハハ! 少なくとも約2時間半、我慢できたんだな!!」
博武「…………」
恭一「まあ、病院へ行くなとかトイレへ行くなってのは、揶揄しただけさ。本当にお前が病院へ行かないって言い出したら、そのときは病院へ行けって言ったさ。ところで、体調は大丈夫か? クモに咬まれたんだろ?」
博武「……は、はい」
恭一「あとこれ、高級な羊かんだ。お前、好きなんだろ? 羊かん」
博武「だ、大好物です!」
恭一「見舞いとしてこれをやろう」
博武「ありがとうございます!」
数分後。
博武「……あれ? あの人、理想の上司なんじゃないか?」
◆「博武」 第5話(2026年4月25日執筆)
博武「いろいろあったけど、なんとか今日も仕事を終えられたな」
恭一「よし、お前、もう帰っていいぞ」
博武「あっ、はい。お疲れ様です。失礼します……」
30分後。
博武「家のクモをまだ退治できてないから、激安ネットカフェに泊まりに来てしまった。今日は疲れてて、帰って退治する気にはならんからな」
翌晩。
博武「はあ、はあ……。やっとクモを退治できた……。……ん? 何だ、あれは!? ……ウソだ!! ウソだあああああ!! なんであんなものが、俺の部屋の中に!? 野生か!? いや、ここは沖縄でも小笠原諸島でもないぞ! そもそも何という種類だ!? 輸入木材に紛れて日本に運ばれて来たのか!? ……そんな……そんな……そんな……サソリだなんて!! ……と、とりあえず落ち着こう。さっき入れた、コーヒーを飲もう。アチチチ……」
ピンポーン。
博武「誰だよ!? こんなときに!? ……はいはい!」
隣人・大智「……こんにちは」
博武「ああ、隣の兄ちゃん。どしたの? 何の用? 今、忙しいんだわ」
大智「うちのペットのヤエヤマサソリちゃんが、逃げ出しちゃって。どこかで、見かけ……」
博武は、隣人の顔面に熱いコーヒーを浴びせた。
◆「博武」 第6話(2026年4月25日執筆)
大智「捕まえました」
博武「か、顔は大丈夫か? ヤケドは?」
大智「大丈夫です。ヤケドもしてないようです。まあ、こっちも悪かったので……」
博武「すまんね」
大智「大丈夫です。では、これで」
バタン。
博武「…………」
シーン。
博武「……まだ何かいる気がする!! 何も見えないけど、いる気がする!!」
◆「鳥居」(2026年4月25日執筆)
鳥居をくぐるときに、頭に上部中央の額が落ちてくる確率は何パーセントくらいだろうか?
◆「アサガオ」(2026年4月25日執筆)
アサガオとヒルガオとユウガオとヨルガオが同時に開花している状況というのは、ありうるだろうか?
◆「オトシブミ」 その1(2026年4月25日執筆)
オトシブミの揺りかごづくりを邪魔したら、どうなるだろうか?
◆「育夫」 第4話(2026年4月25日執筆)
九州旅行中のカップル、育夫と鳴江。
レストラン。
育夫「俺、ムツゴロウ定食」
鳴江「あたしもそれで」
15分後。料理が到着。
鳴江「ムツゴロウ定食って、ホントにムツゴロウがメインなの!? そういう名前がついてるだけじゃないの!?」
育夫「ホントにムツゴロウだよ」
鳴江「どうしよう。食べられないよ……」
育夫「は? なんで?」
鳴江「苦手だから」
育夫「ムツゴロウ食べたことあるの?」
鳴江「ないよ……」
育夫「食べたことないのに苦手とか、意味分からん。さっさと食べなよ」
数分後。
鳴江「意外と食べられる。もぐもぐ」
30分後。
育夫「レストランの隣にある土産物屋で、おやつ買った。美味いよ。1個どう?」
鳴江「うん! ちょうだい!」
育夫「ほい」
鳴江「な、な、な、何これえええええ!?」
育夫「ワラスボっていう魚の干物だな」
鳴江「食べられない! 怖い!」
育夫「食品に対して怖いって、頭おかしいの?」
◆「オトシブミ」 その2(2026年4月27日執筆)
オトシブミが揺りかごをつくるのと、日本文化を知らない20代アメリカ人が作り方を見ながら折り鶴を作るのとでは、どちらが早く完成するだろうか?
◆「SFファンタジー」(2026年4月29日執筆)
女子高生「今日からよろしくお願いします!」
高校に入学した彼女は、勉強も遊びも頑張ろうと思った。
しかし成績は上がらず、また、毎日がつまらないと感じていた。
女子高生「いつになったら賢くなれるんだろう? いつになったら毎日が面白くなるんだろう? 優秀な頭脳が欲しい。永遠の時間が欲しい」
そして女子高生は、神社で願いごとをした。
女子高生「天才に、そして不老不死になりたい」
そこへ神が現れた。
神「いいよ。グギャンポリャッピャラピョンギャリッピョ!!」
神が呪文を唱えると、その願いが叶い、女子高生は不老不死の天才となった。
彼女は人類が滅亡しても、生き続けた。
女子高生「みんな死んじゃった……。こんな世界で生きてても、仕方がない……」
彼女は朽ち果てた神社で、また願った。
女子高生「あたしの体をもとに戻してください」
神「もとに戻す呪文を忘れちゃった」
すべての星が燃え尽きても、陽子が崩壊しても、すべてのブラックホールが蒸発しても、女子高生は生き続けた。
女子高生は、その間、延々と泣き続けていた。
さらに無限とも思える時間が流れた。
女子高生「天才化したあたしには、どれだけの時間が経過したかも、ちゃんと分かる。神社で神様にお願いをしたあの日から……10の500乗年経ってる。……あれ? 天才化したあたしには、認識できる。新しい宇宙が……始まる……!」
再び、ビッグバンが起き、新しい宇宙が誕生した。不死身の女子高生は、ビッグバンの中でも生き続けた。
地球に似たような惑星が誕生し、さらにそこに知的生命体が生まれ、文明が築かれた。彼女はそこに舞い降りた。
彼女は天才的スキルを用いて、その星の言語をすぐさまマスターした。
そんなとき、再び神が現れた。
神「もとに戻す呪文を思い出した。ガニャンピャラミッピョゴニョリャッピャ!!」
女子高生は、普通の女子高生へと戻った。
そして再び、「転校生」として、この星の高校へと入った。
女子高生「今日からよろしくお願いします!」